以前、Public Betaの時にも紹介したMac用の音楽再生ソフト「VOX」が少し前に正式版になって登場しています。
通常の再生画面は相変わらずシンプルでPublic Betaの時とほとんど変わってないですが、プレイリストの保存アイコンが微妙に増えていたりしますし、初回起動時にチュートリアルが用意されるなど、細かい部分が充実しています。
FLACにも対応しているので、試しにハイレゾ音源を再生してみましたが、X-DDCの表示を見ると当初、44.1kHzのままで「あれ?」という感じに。
その後、PreferencesのAudioで「Synchronize sample rate with application」をチェックして再起動すると、曲に合わせてサンプルレートが変化するようになりました。
ちょっと表記が分かりづらいですし、前回も書いたとおりアップサンプリング機能もないのはオーディオ的な視点から見ると寂しいかな。
そもそも、これでbitperfectなのかも不明ですし。
元々そういう観点のプレーヤーソフトではないのでしょうけどね。
ただ、iTunesとの親和性も高く、メインウィンドウを閉じてしまってメニューバーのみで操作可能など、軽量なプレーヤーを探してる方には結構オススメかと。
オーディオ的な発想ではないものの、音質的にもなかなか良い感じですしね。
逆にAudirvana PlusもUIのデザインについては見習ってほしい部分もあるくらいです。
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