• 175月

    SONYの高級コンデジ、RX100シリーズ(そんなシリーズ名はないでしょうけど)の後継モデル「DSC-RX100M3」が発表されました。

    型番のとおり、3世代目になりますが前回よりも大きく手を入れてきました。
    まずはやはりポップアップ式の「OLED Tru-Finder」を内蔵したのが新しいでしょう。
    ポップアップというとストロボが定番ですが、それはそれで本体上部真ん中にポップアップ式で存在し、さらに正面から見て右側にEVFをポップアップで内蔵してるわけです。
    一眼レフだと左眼で覗く方が多いかと思いますが、このサイズだと左眼はちょっと窮屈になりそうですね。
    製品サイトでもモデルさんは右眼で覗いてますが、そんな感じでさらに左眼も開いておいて昔のレンジファインダーっぽく使うのが良いのかも。

    もう一つ、大きな変更点はレンズでしょう。
    RX100M2までの28-100mm相当から広角寄りに変更され、24-70mm相当となりました。
    どちらが良いかは好みがありますが、24mm相当は当然広角で自撮りなどに便利という側面もありますけどわりと扱いにくい画角とも言われています。
    ズームなので嫌なら28mmまでズームすれば良いんですけど、コンデジって意外とワイド端、テレ端で使う機会が多くなりがちですからね。
    そういう場合は思いきって画面比1:1の正方形で撮るのも面白いかも。
    この場合だと左右端がカットされますから、画角にすると30.5-89mm相当となってまた違うカメラ感覚で撮れるのではないかと。

    当然ただ広角寄りにしただけではなく、ツァイスを名乗るレンズとしてさらに上を目指したという部分もあるようです。
    ガラス非球面レンズを2枚接合したものを世界で初めて採用したんだそうで、交換レンズにも負けない内容です。
    明るさもF1.8-2.8とテレ側がより明るくなり、MTFで見てもテレ端は特に優秀そうに見えます。

    逆に気になるのは価格とモデルチェンジの早さでしょうか。
    RX100が2012年6月、RX100M2が2013年7月とおよそ1年周期でモデルチェンジしてるのはコンデジとしてはそう短くもないのですけど、価格推移も当然それに準じていきますから、買い時が難しいところです。
    私などはいつものように今頃になって初代RX100も良いなぁ、なんて思う時代遅れですのであんまり関係ないんですけども。

    なお、価格は8万円台中盤からのスタートのようです。
    対するRX100M2は現在5万円台中盤ですから、ファインダー内蔵というのを考えると意外と差がないなぁとも思いますから、ファインダーはやっぱり欲しいという方は最新のM3のほうがお得なのではないでしょうか。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2014/05/17 12:00 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • kam Says:

    記事中の眼の左右逆じゃないですか?

  • MacBS Says:

    kamさん、コメントありがとうございます。

    左右の記述が逆でしたので、修正いたしました。
    ご指摘ありがとうございます。