• 179月

    LeicaからM型ライカ60周年記念限定モデルの「Leica M EDITION 60」が発表されたそうで。

    ライカの記念モデル、限定モデルは通常モデルよりも多いんじゃないか、というくらいに珍しくないんですけど、今回のは背面液晶を廃したという点でちょっと新しい試みかなと。
    機種こそ違えど、DMC-G1で撮る時は液晶を裏返しにしたまま撮ることも多くて、そのほうが意外に撮影に集中できるという経験はしているので、ここは賞賛に値するかなと思っています。
    液晶が無くなったからといってお値段が画期的に安くなるわけではないでしょうし、それこそG1みたいに裏返すなり、昔のM型ライカのフィルム圧板のところを交換して液晶の有無を選べる構造にするとかのほうがより良い気もしますけど。
    あと、Wi-Fiでリモート撮影できちゃう、という手もありますね。

    しかしそんな「逃げ手」を作らず、ストイックに液晶をなくし、画像はRAWデータでの記録のみだとか。
    そこはリバーサル気分でJPEG…という意見もあるでしょうが、個人的にはJPEGはMP3みたいなものというイメージを持っているので、それならPNGかなと。
    いずれにしてもラフにとってRAWで救出するような撮り方を考えている方は使わないでしょう。

    なお、最近のモデル同様、Audiとのコラボレーションデザインだそうで、600台限定だとか。
    液晶画面がなくなっても実際のお値段はきっと通常モデルよりも高そうです…。
    そのデザイン面でやや気になったのはファインダー枠表示用の明かり取り窓が伝統のデザインとちょっと違う点です。
    以前もLEDライトでファインダー枠表示するモデルがあって、あれはあれでスッキリした完成されたデザインでしたけど、今回のは小窓が上のほうにあるし、本来あるであろうあたりには灰色の蓋のようなものが見られます。
    それぞれに意味があるのなら仕方ないですけど、高価なモデルだけにそういうところにも拘ってほしいなと思います。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2014/09/17 7:00 pm | Leica M EDITION 60 はコメントを受け付けていません

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