039月
ハイレゾ音源について色々調べていて、「Open Goldberg Variations」というサイトを見つけました。
サイトの名前通り、バッハのゴールドベルク変奏曲をオープンソースで配布してくれているんですよね。
ちゃんとベルリンのテルデックスタディオでベーゼンドルファーで録音されたもので、MP3だけでなく、ハイレゾのFLACでも配布されているというのがすごいです。
MP3は普通にダウンロード可能ですが、FLACはtorrentを使ってのダウンロードとなるので、何らかのtorrentクライアントが必要なのがちょっと面倒でしたが、MacにTransmissionを入れてダウンロードしました。
音質も演奏もなかなかのもので、ピアニストはKimiko Ishizakaさんというドイツ在住の方とのこと。
同じサイトで配布されている楽譜の教材用としては十分すぎる出来です。
なお、楽譜自体もオープンソースで、ノーテーションソフトにもオープンソースのMuseScoreが使われているという徹底ぶりです。
他にもiPadアプリ
もあったりと、積極的な取り組みが面白いですね。
できれば他の楽曲にもこの活動を広げて欲しいですが、当然コストも必要なわけで、その辺りはAmazon.comでのCD販売もされているようで、そういう販促方法も今後は広まってくるかもしれません。
318月
土岐麻子さんがJPOPカバーアルバム「CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~」を10/10にリリースされるそうで。
これまでもジャズや海外の名曲などをカバーしたアルバムはありましたが、今回のようにJPOPのみをカバーしたものは初めてとのこと。
そもそも、最近かなりハイペースにリリースされている印象があるので、ちょっと意外でした。
タイトルの通り、カセットテープ時代をイメージした選曲で、曲数もちょっと少なめですから、C-46あたりに収まりそうな雰囲気です。
収録曲は以下の通りとのこと。
01. イージュー★ライダー(オリジナル:奥田民生/1996年)
02. シーズン・イン・ザ・サン(オリジナル:TUBE/1986年)
03. カルアミルク(オリジナル:岡村靖幸/1990年)
04. 愛について(オリジナル:スガ シカオ/1997年)
05. くちびるヌード(オリジナル:高見知佳/1984年)
06. メイン・テーマ(オリジナル:薬師丸ひろ子/1984年)
07. I LOVE YOU(オリジナル:オフコース/1981年)
08. Hello, my friend(オリジナル:松任谷由実/1994年)
もうちょっとボリュームがあっても良いかなぁという気もしますが、これまでに入ってたものとの重複がほぼなさそうですし、そういう意味では良さげですね。
なんとなく土岐さんが唄ってるのがイメージできそうな選曲で、リリースが楽しみです。
ちなみにオムニバスなどにも以前同様、積極的に参加されていて、「TOKYO CAF FREAK -Jazz Flavor-」では「Over The Rainbow」
を、「劇場版 東京スカイツリー 世界一のひみつ」のサントラでは主題歌の「つながる未来」のボーカルバージョン
を唄われていたり。
この辺りの楽曲はアルバムでの購入ももちろん良いですが、iTSでの配信がされている場合もあるので、そちらも要チェックです。

078月
ASKAさんが久しぶりのニューアルバム「SCRAMBLE」を10/17にリリース予定だそうで。
まだだいぶ先なのであまり詳しい情報がないのですが、「新曲にご期待ください」との記載はあるので、オリジナルアルバムになるのかな?
最近はカバー曲が多いので、それらに加えてちょっとだけ新曲なんてパターンも考えられますが。
SCRAMBLEという単語自体、ごちゃまぜにする、という意味もありますしねぇ。
なお、初回限定盤だけなのかわかりませんが、CDだけでなく、Blu-rayも付いてくるんだとか。
他にも歌詞カード、ブックレットも付いて、音と映像、写真がセットになってるようです。
DVDではなく、あえてBlu-rayにしてるということは、それなりの収録内容になるということかな?
ただ、お値段は4500円とのことで、そうなるとBlu-rayの中身次第といったところでしょうか。
そこがイマイチならiTunes Storeの配信で、という感じになるかもしれません。
068月
FM世田谷の武部さんの番組「家でよければ」を聴いていたら、以前もちょっと紹介したことのある「東京カフェスタイル」の第2弾、「#2 メモリー」が9/19に発売されるそうで。
前回は荒井由実時代の楽曲をなかなか通な情勢アーティストがカバーしていましたが、今回は松任谷由実になってからの楽曲をカバーしているとのこと。
さきほどの番組のゲスト、松本英子さんは今回も参加されていますし、他にも池田綾子さん、長谷川久美子さん、拝郷メイコさん、諫山実生さん、そして特別参加でmoumoonのYUKAさんが参加されているとのことです。
ちなみに前作に参加していた手嶌葵さんは今回は外れたようですね。
収録曲はまだ曲順が未定のようですが、以下の通りとのこと。
1.埠頭を渡る風/諫山実生
2.守ってあげたい/YUKA(moumoon)
3.DESTINY/長谷川久美子
4.カンナ8号線/松本英子
5.シンデレラ・エクスプレス/松本英子
6.恋人がサンタクロース/池田綾子+YUKA(moumoon)
7.Hello My FRIENDS/池田綾子
8.まぶしい草野球/拝郷メイコ
9.ダンデライオン/拝郷メイコ
10.心ほどいて/長谷川久美子
11.ANNIVERSARY/池田綾子
12.A HAPPY NEW YEAR/諫山実生
実は紹介しておきながら#1もゲットできていないのですが、#2といっしょに注文しちゃうのも良いかもしれませんね。
ほんとはこういうオムニバスこそ、iTSあたりで配信してもらえるとうれしいんですけどねぇ。
018月
なんとなくAmazonを眺めていたら、キース・ジャレットが「ヨーロピアン・クァルテット」というグループで行った中野サンプラザでのライブ盤「Sleeper: Tokyo, April 16, 1979」が発売されるんだそうで。
もちろん最近の録音のはずもなく、公演は1979年4月とのこと。
これをリマスターしての収録みたいですね。
音質は時代なりではあるかと思われますが、海外のAmazonではもうMP3での販売もされていて試聴もできますが、特に気になるほどの悪さではなく、ライブで躍動感のある演奏が楽しめそう。
ただ、キース・ジャレットのソロ作品とは違い、少しクセのあるジャズ色の強い雰囲気ではありますが、「Rio」あたりがOKなら大丈夫じゃないかな。
インポート盤は海外ではすでに出ていて、Amazon.co.jpでの取り扱いでは8/7、国内盤は8/8とのことです。
収録曲に違いはないようなので、ここはImportにして、廉価に出ている復刻盤といっしょにゲットするのが吉かもしれませんね。
267月
土岐麻子さんがカバーアルバムからの先行で「シーズン・イン・ザ・サン」を配信開始されたそうで。

私と同じくらいの世代ならお分かりの通り、あのTUBEの曲ですね。
1986年発売だそうで、もう30年近く前の曲になるんですねぇ。
TUBEというとデビュー曲の「ベストセラー・サマー」は武部聡志さんの編曲だったんですが、今年の5月に出た「いつも、いつまでも」もまた武部さんがアレンジされていました。
それはさておき、カバーバージョンのほうをiTSで試聴してみましたが、夏らしい爽やかさはそのままに、土岐さん風味のおしゃれな感じのアレンジになっています。
10月にはまた新しいカバーアルバムがリリース予定だそうで、その先行とのこと。
10月になったらさすがにちょっと季節外れですから、夏にはこれを聴いておきつつ、アルバムを待つという感じかな。
ちなみに少し前に出たベスト盤もノーチェックだったんですが、新曲も入ってたんですね。
iTSで扱ってればいっしょにゲットしたかったんですけど、ベスト盤はないみたい。
最近、全般的に、新しい曲とかアルバムを意図的なのか、iTSに載せないというケースが増えたような…。
ディスクのほうが利幅が大きいのでしょうけど、欲しい人はやっぱりCDで買うと思いますし、選択肢の幅を減らさないでほしいなぁという気もしますけどね。