288月
先日寝室に導入したAirMac Expressですが、音楽再生にとても重宝しています。
どうせなら動画再生時にもこれに音声を飛ばせたらなぁと、対応の動画プレーヤーを探してみたのですが、どうも見つかりません。
Apple TV対応なら、iTunesやQuickTime PlayerでもOKなんですけどね。
結論から言うと、こういうプレーヤーはない、というか、作れないようです。
というのも、AirPlayは原理上、音声や動画を無線LANで送る時点で遅延が発生し、これを個別に同期、いわゆるリップシンクさせる仕組みが用意されていないんですね。
ですから、仮にそういうプレーヤーを作ったとしても、音声だけの転送では映像と全く合わないという状態になるわけです。
音声と映像をいっしょに転送するApple TVなら問題ないんですけどね。
それではと、AirPlayで動画ごと、Macに送れないかと調べてみたところ、こちらはAirServerなどが対応してるようです。
体験版で試してみましたが、こちらはばっちり別のMacやiPadなどから転送可能です。
ただし、iTunes StoreなどでレンタルしたDRM付きの動画は再生できませんでした。
今回、これを試してみたかったのは、まさにそのレンタルした映画だったので、結局は役に立たなかったわけですけどね。
レンタルした映画自体はiPadに移動させ、そっちで観てしまいました。
これも音楽同様、別のiTunesからリモート再生できたり、別のMacに移動させられれば楽なんだけどなぁ。
そういう意味ではやっぱりベストな解決方法はApple TVを導入することなのかも。
わが家は相変わらずHDMIのないテレビですが、そもそもDVI接続対応の地デジチューナーがありますし、今のMac miniのディスプレイをテレビ代わりにしてApple TVを導入しちゃうのもアリかもしれませんね。
198月
先日導入したUSBハブでポート不足が一気に解決したので、Mac miniのUSBポートを整理してみることにしました。
Mac miniには4つのUSB端子がありますが、これまでは以下の機器がつながっていました。
USBハブA(4ポート)
USBハブB(4ポート)
キーボード
画像用HDD
USBハブAは10ポートハブに入れ替えましたから、あと3つの扱いですね。
希望としてはUSB-DACは直結したいですし、HDDはできれば速度重視で同じハブには繋ぎたくないといったくらいでしょうか。
有線キーボードはいざという時の操作重視で直接つないでいましたが、これはどうもハブ経由でも問題ないかなぁと。
Bluetoothのキーボードのみでも問題ないわけですしね。
というわけで、キーボードを10ポートハブ経由にして、空いたところにUSB-DACという構成に変えました。
もう一つの4ポートハブは他のHDDやDockケーブルなどの取り回しもありますし、とりあえずそのままにしておくことにします。
ちなみにこの整理をしたもう一つの理由がHiViの今月号に付属のUSBケーブルなんですよね。
付録のケーブルは20cm程度と非常に短いのですが、UD-H01とMac miniは設置面積がほぼ同じということで二段重ね(冷却用にウッドブロックをかませてありますが)してあるので、短いケーブルでも大丈夫そうです。
先日から書店をチェックしてたのですが、こちらは雑誌の発売が2日くらい遅れるんですよねぇ。
で、そんなこんなしていたら、某所よりうれしい連絡が。
ということで、HiViが入手できたら、付録のケーブルで直結して使いたいと思っています。
148月
リサイクルショップでエレコムのiPod touch用ケース「AVA-T10LC」を見つけたので、ゲットしてきました。
ずいぶん前にiPod touchをゲットしたものの、ずっと素のままで使ってたんですよね。
今さらという感じもしますが、AirMac Expressの導入でND-S1の出番がめっきり減ったので、Dockに挿す必要がなくなったから、ケースに入れておいても良いかなぁと。
ただ、2010だからてっきり第3世代だとばかり思ってたら、現状最新の第4世代用で、電源ボタンが逆だったり、カメラ用の穴が開いてたりしたんですけどね。
そういえば、iPhone 5の噂とともに、新しいiPod touchの噂もちらほら出始めているようです。
さすがにもうだいぶ発売から時間が経ちましたし、そろそろiPhoneに追いつく必要がありそうです。
個人的には機能面よりも本来のDAPとしての音質の部分を強化してほしいなぁ。
ハイレゾ対応とかデジタル出力対応とか…。
実際にはiTunes側の対応も必要ですし、iTunes Storeでの配信がロスレスにすらなっていない現状では難しいかと思いますが、多少でも音質方面の進化に期待したいところです。
138月
Apple謹製の無線LANルーター「AirMac Express」を中古ショップで見つけたので、ゲットしてきました。
どうやら未開封品だったようで、備品等はもちろん、保護シールなどもまったくそのままでした。
出張用のモバイルルーターとしてなら従来モデルでも良かったんですが、私の購入目的は本来のルーター機能ではなく、AirPlayのほうなんですよね。
従来モデルもAirPlayに対応していますが、内蔵のDACなどの進化もあるだろう、ということで最新モデルにしておきました。
背面右下のステレオミニジャックが音声出力ですが、イヤホンには対応してなくて、あくまでもライン出力です。
また、丸型の光デジタル音声出力とも兼用になってるので、DACを外付けできるのも導入の大きなポイントになりました。
ルータはすでにありますから、AirMac Expressはクライアントモードでの利用になります。
設定はMacのAirMacユーティリティから実施しました。
設定自体は非常に簡単で、Appleにある説明にしたがっていけば、すぐに終わりました。
ポイントとしては、AirMacユーティリティを立ちあげてから、無線でAirMac Expressのアクセスポイントにつなぐところくらいでしょうか。
あとは「既存のネットワークに追加」を選択すれば、設定はすぐに終わります。
そして早速、iPhoneやiPad、MacBook Airからつないでみますが、やっぱりAirPlayは快適ですね。
以前、NA7004をお借りした際にも試しましたが、AirPlay専用でAirMac Express側には切り替えもなにもないだけに、手軽さはNA7004以上という感じです。
音質はアナログ接続でも想像よりは良くて、ND-S1でつないだ時とあまり変わらないくらいかと。
少なくともMacBook Airのヘッドホン端子を使うよりは断然良いですね。
デジタル接続してしまえば、USB-DACすら要らないかも、と思えるほどです。
もちろん、AirPlayはハイレゾ音源には今のところ対応していないので、あくまでもiTunesで再生する上では、という前提ですが。
今のAirMac Express自体のDACはハイレゾ対応らしいので、今後の進化で対応してくれれば、さらにうれしいですけどね。
音質よりなにより、その使い勝手にはほんとに感激します。
手元のiPhoneやiPadがリモコン感覚で音源になってくれるわけですからね。
気になっていた音切れについても、他のアプリを使用している状況であってもそうした症状は今のところないようです。
現状は寝室用なのでアナログ接続ですが、そのうち、DACの導入も考えてみようかな。
MicromegaのMyDACが海外では発売されたっぽいので、これがいちばん気になっていますが、ARCAMやMusical Fidelityあたりも良いかも。
あと、Olasonicも開発中のようですし、また楽しい検討ができそうです。
128月
拙作のフリーソフト「MBBInf」ですが、ちょっと気分が乗ったので、通知センター対応をしてみました。
とりあえず実験のつもりで、まずは通知センターにアプリからメッセージを投げるところから調べましたが、iOSの情報は多いものの、Macのほうはまだ少ないんですね。
ベースとしては、こちらのコードを参考にさせていただきましたが、deliverNotificationだと警告パネルが出ないようです。
そこで、scheduleNotificationを使ったら、こちらはOKでした。
ただ、それでも出る時と出ない時があって、なんでだろう?と、ここにいちばん悩みました。
するとどうやらアプリがバックグラウンドにないと警告パネルは出ないようなんですよね。
通知センターの一覧には出るので、アプリがフォアグラウンドなら、アプリ側で出してね、ということなんでしょうか。
これを変更する方法も検討してみましたが、特に見当たらなかったし、そもそもこのアプリがアクティブになってるのは環境設定を変更してる時くらいですから、このままにしておきました。
なお、これまで通り、Growlにも対応していて、どちらか、あるいは両方を有効にすることも可能なので、環境次第で使い分けていただければと。
Magic Mouseをお使いの方にしか役立たないソフトではありますけどね。
なお、肝心のGateKeeper対応はまだMac Developer Programに登録していないので、次回以降に持ち越しです。
MuteConも含め、意外と海外からの利用もあるようなので、マニュアルも含めた多言語対応とかもしないといけませんねぇ。
App Storeでの配信もしたいと思いますが、いずれにしても既存のソフトはフリーのままでいこうと思っていますので、ご安心くださいませ。
128月
このところ、ポータブルHDDやプリンタなどをUSBハブに抜き差しすると、他のHDDやUSB-DACなどがアンマウントされてしまうなどの症状が出始めたので、USBハブを新調してみました。
せっかくならばたくさんポートがあるものを、ということで、エレコムの10ポートのセルフパワー「U2H-Z10S」にしました。
上面には9個しか並んでませんが、横に1つあって合計10個のポートはさすがにタップリです。
なお横のポートも他と仕様的には同じで、直挿しなど、ちょっと幅が広いUSB機器を使う時用といったイメージみたいです。
マグネットも入ってるので、LAN用のハブみたいに机の横にペッタリくっつけて使うのも良いんでしょうね。
ACアダプタもポート数に合わせて巨大で、5V5Aのものが付属しています。
ここを秋月電子通商のものとかに交換すれば、USB-DACなどで音質改善もできるかなぁという感じですが、最大のものでも5V4Aのようです。
以前買った3Aのもハムノイズが結構出てたので、そのままのほうが安心かな。
肝心の抜き差しでの問題ですが、今のところはそうした症状もなく、安定して動作しているようです。
ただ、いくら10ポートとはいえ、元のバス幅は1ポート分ですから、以前からのUSBハブも2ついっぺんに破棄せず、古くて症状があったほうだけを交換しておきました。
主に帯域を使うであろうUSB-HDDを分散しておけば、外付けどうしのコピーでも速度低下が少なくなるでしょうし。
あと、USB-DACでの音質変化ですが、これはさすがに一聴してわかるような差はありませんでした。
ただ、Audirvana Plusのダイレクトモードでさきほどのような抜き差しの問題が起こると、単純に音が鳴らなくなるだけでなく、カーネルパニックも起きちゃうんですよね。
そういう意味では安心して聴けるというだけでも十分な効果といえそうです。
あとはバスパワーを使うhiFaceを復活させてみたら、差がもっとはっきりわかるかもしれませんし、後で試してみようかと思います。