028月
HARIOの珈琲王を導入してだいぶ経ちまして、フィルタも結局HARIO純正のを使うことが多かったのですが、やっぱりペーパーフィルタはもったいないかなぁと。

それに器具はそのままにハンドドリップすることも増えてきたので、ネルドリップも試してみようかと思い立ちました。

本来はドリップポットも含めて導入するのですが、まずはお試しなので布製のフィルタのみを購入してみました。
ちょっと大きめにしておけば円錐形コーヒードリッパーにそのままセットできないかなぁという魂胆です。
実際はこれでもまだちょっと小さい感じでしたけどね。
ちなみにネルドリップは日本だけみたいで、完全な和製英語のようです。
あえて言えばフランス式っぽいお味になる感じですけど、紙とはずいぶん違いますね。
お手入れはかなり大変で、本来は使った後に水に浸して冷蔵庫(!)に入れておけということらしいのですけど、正直それはかなり厳しいですね。
今のところは感覚的に言うと「ふきん」みたいに干しておいて、使う前に水洗いして使ってますが、ジップロックに入れて冷凍という手もあるらしいです。
基本的にはハンドドリップで使ってますが、珈琲王でもギリギリ使えないことはありません。
お味は好みがあるでしょうけれども、紙よりも柔らかい味になるような気がします。
元々、ビアレッティのモカエキスプレスでいれたのも好きですから、コーヒーオイルが多めに入る感じが好きなのかも。
コーヒーは凝りだせばキリがないのですけど、自分なりに楽しい気分になるようなコーヒーが紗羅といっしょに飲めるのがいちばんでして、そういう意味でもネルドリップは穏やかな気分になれるお味かなと思っています。
2010月
長く使ってきたナショナルのコーヒーメーカーがだいぶ古くなってきたのと、saecoのエスプレッソマシンももう圧力が低くなってきたので、何か代替のコーヒをいれるものを調達したいなと思い立ちました。
冬場は主にBIALETTIのモカエキスプレス(とその類似品の小さめのもの)を使うことが圧倒的に多いのですけど、今年の夏はコーヒーメーカーでいれておいてアイスにするのが大活躍したんですよね。
そう考えるとやっぱり普通のコーヒーメーカーが良いだろうなと。
たしかビアレッティにもコーヒーメーカーがあった気がしたのですが、すでにあまり売られておらず、デロンギが次の候補になりましたけども、デロンギの特色でもあるペーパーレスのフィルタも安いモデルだとプラスチックなんですね。
ちょうどポイントも入ったところだったので、ある程度はそれで賄えるようなものにしたかったのもあり、フォロワーさんがお使いのドリッパーとか、金属製のものとか、いろいろ候補は挙がったのですが、それならやっぱり定番はHARIOのV60でしょうと。
手でいれるのは楽しいし美味しいでしょうけども、長続きする意味ではそのV60を使った、これまた定番中の定番のV60珈琲王を選ぶのが順当だなということになりました。

お値段があまりに安くてちょっと不安になるくらいでしたが、定番だからこそ、というのとたぶん旧モデルだったからでしょう。
本体はかなり大柄ですけど、ドリッパーやサーバーが大きいからでして、本体は見た目以上に軽いです。

難点としてはペーパーフィルターが円錐形のちょっと入手しづらいものだというところでしょうか。
購入時点ではヨドバシ・ドット・コムで売っていたので安心していたのですが、届いた時点では販売終了となっていました。
近くで売っていればお値段はそんなに気にならない程度(40枚で400円弱くらいのはず)ですが、これが売ってないんですねぇ。
ただ、そこはHARIOさんも対策は打ってあって、公式サイトから送料無料で買える(4個セットでメール便ですが)ようにもなっていますし、普通のコーヒーメーカー用に売っている台形のペーパーを折って使うやり方(PDF)も公開してくれている親切ぶりです。

使い始めてもう1週間以上経ちますが、やっぱりお味はずいぶん違います。
ウチの好みよりはもうちょっと透き通った感じの味わいですけども、それでもこれまでのコーヒーメーカーとは香りが全く違いますね。
ペーパーもやっぱり純正のほうが美味しいですが、台形ペーパーの代用でもそれなりに美味しくはいります。

最大で5カップ分をいれることが可能ですけども、本体右側のスイッチで選ぶことで1〜5杯の分量を選べるのが地味に便利です。
やや多めに出る傾向はありますけどね。
季節的に徐々にまたモカエキスプレスを使う頻度が増えてきそうな気もしますが、これからも大活躍してくれそうです。
そのうち手動でドリップしてみるのにも挑戦してみたら面白いかなぁなんて思っていますが、プジョーのコーヒーミルも面倒くさいくらいですから、さてどうなるかな?
062月
ちょいとネタが枯渇気味なのとバレンタインも近いということで、完全に個人的思い入れでオススメのチョコレートブランドを紹介してみようかなと。
早速、いちばんのオススメですが、Blondelです。
銀座勤務の頃の事務所に近い(といっても当時はまだなかったはず)こともあって、最初は偶然見つけたんですが、スイスはローザンヌのブランドです。
最近はお店に行かずオンラインショップを使ってますが、店舗に入るとマルトーの欠片を試食させてくれる(たぶん今もやってるはず)んですけど、この小さな欠片を口に入れた瞬間、こんなに香るのか!というくらいカカオの香りが。
ただしお値段はちょっと覚悟してお店に入らないと出づらい、という事態に陥りますし、銀座の他のチョコレートのお店とはちょっと離れているので寄りづらいのが欠点かな。
個人的にはコンフィズリーとトリュフアンシエンヌが一押しです。

もうちょっとお手軽に…という場合ですと、わりとポピュラーかもしれませんがベルアメールが気に入っています。
パレショコラとか種類も多くて見た目もキレイですし、お値段もそんなに高くない(?)です。
ショコラウィッチも一押しなんですけど、これは要冷蔵なのがやや難点かなぁ。
デパートにも結構売り場がありますから、バレンタインでなくてもちょっとしたお土産に良いと思います。

他にもたくさん有名どころはあって、ノイハウスも免税店とはまた違った雰囲気で買える銀座の店舗はお気に入りです。
カカオサンパカも最近注目されていて食べてみたいなぁ…と思いつつ、「ん?でもなんか買ったような記憶が…」と思ったら、やっぱり買ってるやん!

この時期はデパートに特設コーナーもできますし、行ってみたいところですけど近所にあまりデパート自体がないんですよねぇ。
郡山には別件で行かなくてはいけないですから、その時にチラッと覗けたら良いなと思っています。
162月
引っ越しも間近ということで、地元でいちばん寄っておかないと悔いが残るお店にと、Pan Virgoさんに行ってきました。

考えてみると最近は自分の買い物や新製品ネタばかりで、お店の紹介をしていなかったかも。
地元のパン屋さんムック「おおいたの美味しいパンの本」にも紹介されるくらい有名になる前にご紹介しておけばよかったなと反省。
でもホントにお気に入りのお店って、ついナイショにしておきたくなる、ってところもありますよね。
#SNSではずっと紹介してましたけれど。

そんなわけで、今回も新作やリニューアルがいくつか出ていたので、その中からリニューアルされたチーズトマトパンを、まずはいただきました。
チーズ度がグッとアップしていますが、Virgoさんらしい、それぞれの素材の香りを大切にしたところもちゃんと残っていて、やっぱり美味しい!

もう一つは夫婦でお気に入りになっていたチョコ入りのコッペパンを。
お気に入りのくせに名前をちゃんと覚えてないわけですけれども。(^^;
見たところは普通のチョコクリームが挟んであるコッペパンなんですけれど、これが絶妙にコーヒーと合うのですよ。
素朴に見えて、実はとても繊細に計算された完成度、それこそがPan Virgoさんの魅力かなと。
そして忘れてはいけないのが、オーナーさんのお人柄でして。
パンに限らず、モノってやっぱり作り手の人となりが出てくるものなんだなと、つくづく感じながら、いつもパクパクと味わっておりました。
これまで美味しいパンを提供してくださった感謝を伝えに行ったのに、逆にこちらがお礼をいただいてしまいました。
遠くに引っ越してしまいますから、もう簡単に口にすることはできなくなりますが、きっとこれからも季節の素材と香ばしいパンの香りで満たされたお店が、ずっとずっと続いていくことでしょう。
もしお立ち寄りできる機会がおありの方は、ぜひ、そんな素敵なお店と美味なるパンたちに会いに行かれてみてはいかがでしょうか。
なお、店休日は基本的に水曜日と日曜日ですので、ご注意を。
151月
先日、プジョーのコーヒーミルを買って、地元の美味しいコーヒー豆も買ってきたことですし、次は…ということで、デロンギのタンパーを購入しました。

タンパーというのはエスプレッソマシンやモカエキスプレスに粉を詰める時に上から均等に押し込むための道具です。
当然ながら器具ごとに大きさが違って、デロンギのは自社のエスプレッソマシンに合わせて50.5mmになっています。

Saecoのエスプレッソマシンとはポルターフィルターをデロンギので代用できるらしい、という話もありますから当然かも。
ちなみにビアレッティ6杯用には明らかに小さくて使えないです。
普段使ってるLagostinaのモカエキスプレスにはやや小さい程度で、しっかり使えます。
ずっしりと思いタンパーで、持ってみるだけでなんだか美味しいコーヒーが入りそうな気分です。

実際にこれでいれてみると、味がぜんぜん違ってきます。
味は濃くなりがちなのですけど、苦味よりも香りや酸味などが目立ち、粉の良さが引き立つ印象です。
まだタンピングの腕が上がれば、さらに味も変わることでしょう。
091月
ずっと念願だったプジョーのコーヒーミルをようやく購入しました。

為替レート的には少し前だとかなり安く買えたんですが、こういうものはなかなかきっかけがないと、いざ購入!という風にならないものです。
今回も店頭にはペッパーミルだけでコーヒーミルは在庫がなく、取り寄せてもらいました。

購入したのはシンプルなスタイルのBRESILです。
そもそもプジョーがコーヒーミルを作ってること自体、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1840年から生産が続いているものです。
自動車を最初に作ったのは1889年らしいですから、それより歴史があるわけです。
ちなみに自転車も早くから手掛けていましたが、現在はプジョー本体が生産しているわけではないようです。

BRESILは普通に上から豆を入れるタイプですが、この型のものだと豆が跳ねたり、ミルの回転が引っかかったり空回りしたりと、結構色々トラブルがあるのですけど、さすがプジョーではそういうことはほとんどありません。
回転もスムーズですし、どんどん豆を挽いてくれます。
まぁそれなりに力は必要ですけどね。

作りは基本的な部分はしっかりしているものの、挽いた粉を収める引き出し部分の前板が少し緩んでいて、トルクスレンチで締めなおしました。
トルクスネジを使ってるのだから、しっかり締めておいてもらいたいですけど、そこはまぁラテンな感じでしょうか。

肝心のお味はどうしても主観的な評価になってしまいますけど、少なくとも電動ミルとは比べ物にならないかと。
香りも引き立ちますし、粉の粒立ちも良く揃っています。
挽く時間もそんなにかかりませんし、なによりその所作自体を楽しめるというのが魅力かと。
ちなみに今回買う気になった理由の一つは「バリスタ」というコミックの存在です。
偶然、本屋さんで見つけて、まずは紗羅がハマり、その後、珍しく私も読破したという…。
ちなみに次はタンパーが欲しいなと思っているところです。