116月
ずいぶん前に発表になったものの、なかなか発売が決まらなかったシグマのデジタル一眼レフ「SIGMA SD15」ですが、ついに6/25の発売が決定したそうで。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100611_373346.html
撮像素子はもちろんFOVEONですが、基本的にはSD14のものを踏襲していると思われます。
ただ、DPシリーズの開発ノウハウの蓄積でファームウェアや画像処理エンジン「TRUE II」も改善されたので、とりわけ高感度の画質は向上したのではないかと予想していますが、さてどうかな?
気になるお値段はレンズ「18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM」が付いて12万円台のスタートになるようです。
他社の中級機クラスの価格ですし、FOVEONの魅力にハマった人には、うれしいところかと。
ただ、以前に比べれば改善されているとはいえ、かなりクセのある機種であるのも間違いないはずなんですよねぇ。
普通のデジカメでは満足できない、こだわり派(?)の方にはオススメです。
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106月
先日、手持ちのレンズのマウント金具で自作したα-M42のマウントアダプタですが、なかなか楽しかったので、まともな製品を注文しちゃいました。
先日のものは金具の厚さの関係で無限遠が出なかったので、それはそれで近接域が拡大されて便利ではありますが、やっぱり精度面などでも製品にはかないませんしね。
以前紹介した時よりもちょっぴり価格も下がったようで、これならかなりお買い得でしょう。
ほかにもEOS-PENTAXの電子マウントアダプタなんかもあって、EOSを持ってたらまとめ買いしただろうなぁ。
すでに発送もされたようですから、来週には試せそうです。
せっかくだから、M42レンズも新しいのを見つけたいところですね。
フレクトゴンあたりが気になるところですが結構高いからなぁ。
海外にOEMで出ていたりする富岡光学製のものも良いですし、FUJINONの初期のものも良いかも。
M42のアダプトールでタムロンのレンズを付けるのも良いかも。
とりあえず、しばらくM42レンズを研究してみたいと思います。
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096月
フィルムスキャン環境がメーカー付属ソフトからVueScanに変わったのもあって、スキャン品質がかなり向上したのは先日も書いたとおりです。
それなら、過去のネガもスキャンしなおせば、かなり良くなるのでは?というわけで、古いネガで試してみました。
Nikon F4で撮ったフィルムですが、当時はキヤノンのフラットベッドスキャナでスキャンしてるので、ソフトだけでなく、ハードにも差がありますね。
以前スキャンしたものも保存してあったので比べてみると、一目瞭然です。
以前のものは画質の悪さをコントラストだけで誤魔化してありますねぇ。
今回のスキャンはかなりラフにスキャンし、その後、Photoshop CS5でゴミ取り、色調整とNik Dfineを軽くかけた程度ですが、それでも十分すぎる差です。
同じテクニックはJPEGで撮影した写真でも使えるのでは?と、こちらも試してみました。
FUJIFILMのFinePix F60fdで撮った写真をLightroom 3で現像したものです。
そして、JPEG撮って出しがこちら。
不自然になるほどには操作していないので、差はフィルムほどではありませんが、RAWでなくても現像することで、かなりコントロールできますね。
とりわけ、ネガフィルムに関してはラチチュードが広いこともあり、16bitでスキャンした後で画像処理する価値は十分あるかと。
Adobe謹製のソフトのアップデートがこのところ目白押しですが、その活用方法の一つとしてもオススメできると思います。
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096月
オリンパスの防水デジカメ「μTOUGH-6010」の一部にウイルスが混入したというニュースが流れています。
もちろん、デジカメ自体がウィルスに感染したわけではなく、本体メモリ内にウィルスが混入したわけですね。
さきほどのUSBメモリと同様、最近はデジカメやスマートフォンも立派なストレージですから、注意が必要なんですよねぇ。
感染していると予想されるのは1709台だけですので、出荷テストの一部あるいは特定の日に製造されたものだけなのかな。
それほど大きな心配はないようですが、所有されていらっしゃる方は念のためにチェックされたほうがよろしいかと。
ちなみに、その少し前の機種、μTOUGH-6000は先日からジャンクコーナーに転がっていました。
水深3mまでの防水なんですが、完璧なほどに冠水しておりました。
使い方を誤ったのかもしれませんが、浸水してしまったら防水とはいっても保証期間でも有償ですからねぇ。
うちにあるμ720SWも浸水こそしてなかったものの、液晶のフラットケーブルが断線してましたし、このシリーズもサイズを小さくするのにちょっと無理してるところがあるのかもしれません。
ウィルス混入のような製造段階のミスも困りますが、製造上のミスで同じ故障を起こしている機種を良く見かけます。
別にオリンパスに限った話ではないですが、こうした部分でも最近のコンデジの価格競争や開発ペースの異常な速さが災いしている部分があるような気もしています。
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096月
Photoshop CS5より前からベータ版が出ていたLightroom 3ですが、製品版の発売日が6/25に決定したようで。
iPhone 4も似た時期の発売ですが、カメラ好きとしては悩ましいところですねぇ。
早速、体験版も配布開始されていたので、まずはこれを試してみることにしました。
使い勝手はBeta 2と全くいっしょといっても良いんじゃないかな。
新鮮味がないのがちょっぴりさびしいですけど、それだけBeta 2の完成度が高かったといえるのかも。
ただ、Beta 2の時にあったRAWファイルをLightroom 3に直接ドラッグ&ドロップした時の挙動もそのままのようです。
このやり方だと、ドロップしたファイルがうまく開けないことが多いんですよねぇ。
リムーバブルメディアが挿してあったり、RAWファイルと同じフォルダに沢山のファイルが置いてあるのが悪いのかと思いましたが、どうやらそれが原因ではないようです。
まぁそれほど大きな問題ではないですし、すでに定番の現像フローになっている気もしますが、とりあえず30日間試用できますので、それまではじっくり試してみようかなぁと思っています。
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056月
先日ゲットしたミノルタのデジタルカメラ「DiMAGE 7i」を持ち出し、お散歩がてら、ちらっと撮ってきました。
すべてRAWで撮りましたが、時代を感じる保存の遅さで、ちょっと撮影のテンポが取りづらかったです。
とはいえ、写りはデジタル一眼レフにも負けない感じで、手持ちのミノルタの一眼レフ用レンズに似ていますね。
感度はオートだと200までしか上がらないのも、やはり次回を感じますが、持ちやすいのとEVFで撮るので、手ぶれしづらかったです。
マクロもワイド端とテレ端で使えて、なかなか便利でした。
ただ、手動ズームはズームリングが故障上がりということもあって、操作感はイマイチで、このサイズだと電子ズームの方が便利なのかも。
それにしても500〜600万画素クラスあたりの時代のものって、解像感がしっかりあるんですよね。
ベイヤーがうんぬんなどと言われることも多いんですが、別にこの時代のものも同じなんですけどねぇ。
時代ごとにシャープネスや彩度の設定には流行みたいなものがあるのかもしれませんね。
ともあれ、十分満足な写りだったので、これからもしっかり愛用していきたいと思います。
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