• 2510月

    Zonotoneから銅線素材「HiFC」を使ったスピーカーケーブル「7NSP-Neo Grandio 07Hi」とインターコネクトケーブル「7NAC-Neo Grandio10Hi」が11月に登場するそうで。

    少し前にPCOCCの製造終了が発表されて、オーディオケーブル業界には動揺が走ったようですけど、それを継ぐ素材としてピックアップしたようです。
    内容的には銅に極微量のチタンを添加してやわらかさと耐屈曲・疲労寿命の両立したものだとか。
    実際のケーブルはこれを単独で使っているのではなくて、4〜5種類の異種線材、異種線径をハイブリッドにした構成になっているそうです。
    それぞれの組み合わせも微妙に違っていて、スピーカーケーブルでは7NCu、高純度銅の特殊合金線、 純銀コートOFC、高純度無酸素銅、そしてHiFCという5種類を、インターコネクトケーブルでは7NCu、高純度銅の特殊合金線、 純銀コートOFC、それにHiFCの4種類で、さらにそのそれぞれに絶縁体を被せているという、かなり凝った作りです。

    ケーブルで音が変わるのか?というのはいろんなところで議論されていて、私自身としては使う人が好きに判断すれば良いと思っていますが、こういうこだわりは趣味の品としては楽しいですよね。
    お値段はそれだけにそれなりになりまして、スピーカーケーブルが切り売りで1mあたり9,000円ほど、インターコネクトケーブルはRCAの1mで83,000円だとか。
    スピーカーケーブルならなんとか手も出せそうな価格帯でしょうか。

    そういえばケーブル絡みでは、ステレオ誌別冊の「自作でオーディオアクセサリーpart.2」の付録が自作できるRCAケーブルで、これがなかなか好評のようです。
    評論家さん曰く4万円のケーブルクラスなんていう話もあるそうですが、PCOCC-Aを使ってるというだけでも今だからこその企画と言えそうです。
    ケーブル自体はPCOCCA単線、シールドレス構造という、かなりクセのあるチョイスかな、とも感じますけど、RCAプラグだけでも結構なお値段になりますし、ドライバーくらいがあれば作れる気楽さもありますから、あとでオヤイデあたりから別のケーブルを調達してみるのにも良いかもしれません。
    Zonotoneつながりでは、初代の「自作でオーディオアクセサリー」に付いている電源ケーブルもオススメで、在庫がないお店が多かったのですが、これを書いている時点では楽天ブックスで在庫復活しているようです。

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    Filed under: Audio
    2013/10/25 12:00 pm | ZonotoneからHiFCケーブル はコメントを受け付けていません

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