• 1711月

    スピーカーケーブルの見直しが良い感じに展開したので、調子に乗ってプリ-パワー間のXLRケーブルも見直してみることにしました。
    これまではAccuphase ASLC-30でしたが、これをQED Reference Audio 40 XLRにしてみたわけです。

    スピーカー間にパワーアンプを置く配置にしてる都合上、XLRケーブルがどうしても長くなっていて、選択肢はそう多くはありません。
    スピーカーケーブルを長くしたほうが良いケースもあるようですが、雰囲気的にもこのほうが好みかなぁと。

    それはともかく、QEDは元々お気に入りのブランドではあるのですけども、どうも最近出たものは好みとはやや違って、表現は悪いですけどもCHORDやAtlasに近い毛色になってきた感があります。
    それはそれで悪いわけではないのですが、その方向性なら「本家」を選んだほうが良いとも感じてしまうところです。

    今回の実験でもやはりその方向性で、優しいことは優しい音なのですが、パワーアンプの駆動力が弱まってしまい、スピーカーまで一回り小さくなった印象になってしまいます。
    聴きやすいし帯域バランスも良く、そつのない鳴り方ですし、ボーカルの艶もほどほどにあり、穏やかに聴けるのですけど、やっぱり何か少し物足りない感覚が拭えません。
    客観的に評価してみると、「ケーブルが長いです」というのが分かるような音になっているようです。
    簡単に言えば鮮度が落ちているのでしょうし、楽器の直接音がやや強めになり、立体感がやや失われています。

    そこで従来までのAccuphase ASLC-30に戻すと、定位の精度が高い点にまず気づきました。
    QED Genesisに変更して音場の精度が高まって定位にシビアな傾向となっていましたから、それが同じQEDでNGを食らうというのも面白いものです。
    鮮度が高いがゆえに、ややキツさが出る場合もありますが、それはむしろスピーカーケーブルの特色でしょう。
    さらに低域の沈み込みにかなりの違いを感じますし、こうなるとASLC-30しかないなと。
    全般に音源そのものの特質をそのまま再現してくれているようですし、長さによる劣化が少ないだけでも、やはりASLCシリーズは長尺XLRケーブルとしてはオススメできるものだなと感じています。

    Filed under: Audio
    2017/11/17 12:00 pm | XLRケーブルを見直し はコメントを受け付けていません。

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