• 174月

    思ったよりお気に入りになったTara LabsのRCAケーブル「TL-101」をまた見つけたのでゲットしてみました。

    今回は箱がありませんけど、ケーブルとしては全く同じものです。
    前回のもそうでしたが、プラグ付近に型番の記載がありましたので、TL-101で間違いないようです。

    前回、LINN AKURATE DSでシャープな描写表現を聴かせてくれましたし、ちょうどC-280Lがオーバーホールに出てXLR入力がなくなってますから、DP-77で試すことにしました。
    その前につないでたCHORD COMPANYのClearway RCAを再確認します。
    それまで使っていたAnthem Reference XLRに近い雰囲気でフワッとした広がりはありますが、やや雑然と押し付け気味な鳴り方のところがあります。
    ちょっと聴く分には「これも意外と悪くないやん」となるのですが、長く聴いているとガヤガヤして混沌とした部分があるせいか、耳障りに感じてくるところがあります。
    価格を考えればかなり良質なものなんですけどね。

    そこでTL-101に交換してみました。
    開封してあったとはいえ、どうやらこちらも新品に近い感じでエージングが必要そうではありますが、当初から明らかに音像がシャープになっています。
    Linnで使った時のインプレッションと同じで、定位が非常に明瞭で強調されたところがなく、ナチュラルです。
    ただ、Accuphaseだと機材側の傾向を受けてか、やや分析的になり過ぎなところも多少顔を出します。
    プレーヤー側の特質としてはLinnのほうが相互に補完するという意味で相性が良い部分はあるようにも思われました。
    それでもClearway RCAよりは全体的に高品位と言えそうです。

    こうなると他のTara Labsのケーブルも気になりますが、現状は正規代理店がないと思われます。
    中古もニセモノが混じっているのでなかなか手を出しづらいところです。
    TL-101でも十分に高品質ですし、C-280Lが戻ってくるとXLRが主体になるでしょうから、それまではDP-77でエージングを進めておいて、その後はカセットデッキもしくはDACで使おうかなと思っています。

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    Filed under: Audio
    2018/04/17 12:00 pm | Tara Labs TL-101、再び はコメントを受け付けていません

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