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    SHUREから新しいカナル型イヤホン「AONIC 5」をはじめとする3モデルが4/25発売だそうで。

    AONICというと先日、SE215をワイヤレス化する形でAONIC215というのが登場したばかりですが、今回の3モデルは普通に有線です。
    AONICという単語自体がBluetoothアダプタ側を指し示す名前かと勘違いしていましたけど…。
    またAONIC3/AONIC4/AONIC5は名称からSE315/425/535を連想させます。

    AONIC 5はその中でも上位モデルで、ウーファーに2基、トゥイーターに1基のBAドライバーを搭載2ウェイ3BA型イヤホンです。
    構成としてはやっぱりSE535に近いですが、SE846に採用の着脱式ノズルでバランス、ウォーム、ブライトの3種類のサウンドチューニングができるなど、よりカスタマイズしやすいイヤホンへと進化しています。
    お値段も5万円台後半(税抜ベース)ですから、だいたい似たような位置づけですね。
    インピーダンスは同じ36Ω、周波数帯域も18Hz〜19.5kHzとほぼ変わらず、感度が117dB SPL/mWと少し高まった感じです。
    当然ながらMMCXのSHURE掛けタイプなので、AONICのBluetoothアダプタでも使いやすいと思われますけど、あえてBluetoothモデルはAONIC 3/4/5ともに出してないのはこの辺りではやっぱり音質重視というポリシーからでしょうか。

    ちなみにAONIC 3は形状も異なり、やや筒状に近いかたちでE4を連想させるようなものです。
    シングルBAですし、一応はSE315の構成ということで良いのでしょう。

    AONIC4は1DD+1BA(SE425は2BA)のハイブリッド型です。
    インピーダンスが7Ωとかなり低めなのが気になりますが、チャレンジングさでいえば3や4のほうが斬新ではありそうです。
    SHUREに求めるものは安定具合かもしれないですから、ここではあえてAONIC 5主体に取り上げてみましたけどね。
    これまでは偽物対策にも苦慮していた印象がありますので、今回はその辺りもしっかり対策してほしいところです。

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    Filed under: Audio
    2020/04/25 3:00 pm | SHURE AONIC 5 はコメントを受け付けていません

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