• 108月

    SENNHEISERの密閉型ヘッドホン「HD7 DJ」をゲットしてみました。

    名前からしてDJの雰囲気漂うわけですが、調べてみるとそこまで強烈にそっちに振ったモデルというわけでもなく、やや低域強めという程度のようです。
    いろんなモデルに挟まれて人気がないためか、安めだったというのも購入理由ではありますけどね。

    届いて動作確認した時はまずiPhoneで鳴らしたのですが、さすがにそれはやや厳しかったようで、だいぶもんやりした音の風合いでした。
    95Ωはそれほどハイインピーダンスでもありませんが、それなりにアンプの駆動力は求められるように感じました。
    Pono Playerでも実力は半分程度垣間見せてくれる程度で、このヘッドホンに関してはLUXMAN P-1のパワーを再認識しました。
    DigiFi付録アンプもガツンとならせますが、ややドンシャリ傾向が強まる印象があります。
    電源がUSBバスパワーでお気楽に取ってるせいもあるでしょうし、上流のDACもP-1はHD-7A、DigiFiはALO audio The Keyなのでその差が如実に表れているところもあるでしょう。

    全般的な印象としてはHD25-1 IIを現代的にアレンジしてHi-Fiにした感じです。
    HD25の正式な後継者としてはHD 26 Proがあるようで、そっちを聴いたことは残念ながらないのですが、おそらくわりと近い音傾向ではないかと予想します。
    低域番長な傾向はそこまでではなく、高域もしっかり伸びているのでゼンハイザーの中ではわりとワイドレンジ志向なほうではないでしょうか。
    もちろん、私は元々、HD25-1 IIが好きですから、その前提での主観が入っている点は差し引いて考えてもらったほうが良いかもしれませんが。

    欠点はHD598ともまた微妙に違う片出しのケーブルでしょうか。
    付属するのはカールコードと長いストレートケーブルで、リケーブルもほとんど発売されていないのが難点です。
    ちなみに片出しですが、左右のどちらにも接続できるようになっていて、両方に繋げば違う音も出せる、という意味不明(?)な機能もあります。
    右出しできるのは携帯に便利なのは分かりますし、せっかく折りたたみもできるのですから、短いストレートケーブルは欲しいところですね。

    面白いのは他のゼンハイザーのヘッドホンだと作業中に聴くのはちょっと面倒になるのですが、HD7 DJだとわりと音楽を楽しみながら何かをこなすこともできます。
    Pono Playerにつながる音楽を楽しむ音傾向でありつつ、PCM-D100で録音したデータの確認などのモニタ用途にも使える懐の深さがなかなか魅力的です。
    空間的な広がりも密閉型の中ではそこそこあるほうかと。

    エージングがほぼ仕上がってくるとPono Playerでも駆動力は別にしても帯域はわりとフラットな感じになってきましたし、意外と万能なヘッドホンです。
    ゼンハイザーの密閉型は意外と人気がない傾向ですが、もし置いてあるお店があれば試聴してみる価値はあるかも。

    まぁHD25-1 IIも含めてゼンハイザーばかり所有している(B&W P7も持ってますが)人間の言うことですから、話半分で聞いておいたほうが良いでしょうけれども、個人的には予想以上に良いものを手に入れたなと喜んでいます。

    Filed under: Audio
    2018/08/10 3:00 pm | SENNHEISER HD7 DJ はコメントを受け付けていません。

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