• 239月

    制振合金M2052のインシュレーターがなかなか効果的だったので、ワッシャーもデッドストックを入手してみました。

    オーディオ用のものはセイシンから発売されていましたが、今回のものは親和産業というPCパーツを出しているところから出ていたものです。
    今も制振ワッシャーは同社から出ていますが、高性能ウレタンフォームのものになっています。

    本来は3.5インチのHDDやCDドライブ固定用に用意されたものでしょうから、M4で厚み0.5mmのものが1袋に4つ入っています。
    本家セイシンからは以前はスプリングワッシャーまで用意されていたのですが、現在はもうどれも入手困難になっているはずです。

    サイズ的にピッタリだったのはターンテーブルのシャフト部分でした。
    元々もスプリングワッシャーが付けてありましたが、これを交換しました。
    また、サイズ的にはちょっと大きい(本来はたぶんM3)のですが、モーター固定部にも装着しました。
    こちらは元々はワッシャーは未使用でした。

    以前と比べてみると、まずターンテーブルの回転音が少し静かになっています。
    音は重心が下がって中高域の付帯音が減った印象があります。
    埋もれがちだった楽器の音色がしっかり安定した自然な音色で引き出されてきたようにも感じられます。

    いわゆるアナログレコードっぽい音色からすると若干CDっぽくなった気もしますが、S/N向上の成果によるものだと思います。
    緩くなりがちな最低域も引き締まりつつ量感もしっかりしていて、雰囲気としてはカセットデッキのワウフラッター(特にフラッター成分)が減ったような変化の方向性です。
    ハイスピードで現代的な方向になったと思いますし、純粋な回転系ですから、ワッシャーの効果はかなり大きい部位だろうと思われます。

    CDプレーヤーの「DCD-1650AR」のほうもドライブの上クランパー基部に装着しました。
    本来はドライブ全体を本体底に固定するところに装着するのが良いのかなぁという気もしましたが、わりと装着しづらいですので…。
    元々が丈夫に銅製のカバーを装着してあったりしますが、異種金属を組み合わせたこともあってか、余韻がしっかり聴き取れるようになっていて、明らかに上品な質感になっています。
    それ以前は押し出しは強いものの、やや雑な描写なところがあったのですが、そこに繊細さも適度に付加されて見通しの良い音になりました。

    若干、ドライブ部の質に弱い部分があると感じていたので効果が大きいところもあるかもしれません。
    基板等、各所のネジもケチってあるので、本来はそこにもセイシンのネジを追加装着したらだいぶ違うのかも。
    ちなみに上位モデルは銅製のワッシャーやネジが多用されているので、チタンネジなどを使ってみるのも面白いのかもしれませんね。
    個人的にはあまり純正の本体そのものを弄るのは好きではないのですけれど、ワッシャーくらいだとわりと手軽に試せますし、M2052の復活は無理としてもその類いの製品は登場しても面白いのかなと思います。

    Filed under: Audio
    2021/09/23 4:00 pm | No Comments

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