• 227月

    MHaudioから新しいポータブルヘッドフォンアンプ「HA-11」が8/10に発売となるそうで。

    以前からのHA-1と同様、006P電池を使ったシンプルなヘッドフォンアンプですが、色んなところがスペシャルな造りになっていますね。
    高級モデルだからといって、付加価値と称してコテコテに機能ばかりを積みこむのではなく、細部をしっかり作りこむというのは良い方向だと思います。
    006Pを2本使うというのは使い勝手としては良くないですけど、そこも含めてストイックな製品かと。
    リチウムイオンバッテリーだと3.7Vのものが多いので電圧がどうしても低くなりがちですし、昇圧すれば余計なノイズ源になりますからね。
    なお、ある程度の電圧許容範囲があるので、マンガン電池や充電式の006Pも使えるとのことです。

    さらに電池に絡むところでは動作モードが2つあって、9V並列で動作させるecoモードと18Vで動かすevoモードがあるのも面白いところです。
    ecoモードでバッテリー寿命が約30時間、evoモードになると約15時間となりますが、通常はecoモードでも十分な音質らしいです。
    側面にはこのモード切り替えの他、ゲイン切替、バスエンハンス、そのバスエンハンスの周波数切替のスイッチが用意されていて、好みのチューニングも可能です。

    あと、電源についてはACで使える「ホームパワーサプライユニット」も発売予定だとか。
    ポタアンはどうしてもサイズの制約があるので、性能的には据え置き型のほうが有利なケースが多いとは思いますが、これだけの高級モデルですし、自宅でも楽しめるとなれば購入への弾みにもなるかもしれませんね。

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    Filed under: Audio
    2013/07/22 7:30 pm | MHaudio HA-11 はコメントを受け付けていません

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