• 259月

    ちょっとマニアックな高音質ポータブル音楽プレーヤーを出しているHiFiMANから、さらなる上位モデル「HM-901」が10月に発売になるそうで。

    iBassoからも「HDP-R10」などが出ていますが、それをも上回るくらいの高性能機という感じで、DACにはESSのES9018を2個使っているとのことです。
    ESSのチップはどちらかと言うと扱いづらい印象ですが、高級ポータブル機では定番になってるというのも面白いものです。
    また、HDP-R10とは違い、こちらはOSにAndroidを採用せず、独自のUIを使ってるのも違いの一つです。
    全体的には昔流行ったフォトストレージみたいな感じで、相変わらずショボイ質素なものですが、初代のiPodのようなホイールもあって、割と使いやすそうです。

    また、特筆すべきポイントとしては動作電圧が±7.4Vと、ポータブル機としては高めにしてあって、電池パック自体がそもそもその電圧なので、DC-DCコンバータを介していないというのも良く分かってるなぁという印象です。
    LPFにはOPA2107とOPA627を2個づつ使ってあったりと、中華っぽい豪華主義ではありますが、基本性能は今のところ最高峰に近い機種の一つになりそうです。

    気になるお値段は、あまり使い道がよく分からない専用クレードルが付いて15万、本体のみの基本セットで10万円くらいだとか。
    さすがにそれなりのお値段ではありますが、据え置き機以上に拘った内容を見ると、結構お買い得かもしれません。
    クレードルを使えば、据え置き機としても活躍できるのかもしれませんしね。

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Audio
    2012/09/25 7:30 pm | HiFiMAN HM-901 はコメントを受け付けていません

Comments are closed.