• 213月

    他のヘッドホンのイヤーパッド交換が音の面でも装着感の面でも良好だったので、まだあまり傷んでいないHIFIMAN ANANDAも交換してみることにしました。
    できれば純正に近い合成皮革とメッシュクロスを併用したものが良いかなぁと思いましたが、お値段と納期等を考えて全面プロテインレザーのものをチョイス。

    純正の痛みがかなり早いのは経験上良くわかっていましたし、どちらかというと安いものをどんどん交換して消耗品と考えたほうが良いのかなと。
    装着時の精度は多少心配しましたが、全く問題なくむしろ純正よりしっかり固定できたくらいです。

    ちなみにEdition X V2の時にも書きましたが、同じ楕円形のでもイヤーパッド側にメッシュが付いているものと、今回のANANDAのようにヘッドホン本体側にメッシュが付いていてイヤーパッドは「ただのドーナッツ」の2パターンがあります。
    商品写真で大抵確認できますが、他にも固定部分の爪の数など、結構いろんなバージョンがあるのでそこは良く調べておいたほうが良いかと思います。

    さて肝心の音ですけど、明らかに低域が出るようになりました。
    耳にあたる部分がメッシュクロスからプロテインレザーに変わったからなのか、音漏れが減った感じもします。
    聴いた感じとしてはなんだかそもそもの音圧が上がって能率が良くなったような印象すら受けます。
    その分、空間的な広がりは多少減りましたが、これまでが開放型過ぎるようなところがありましたから、音に集中できる感じになったと捉えています。

    また、左右のバランスが良くなっていて、そこは装着時のフィット感が向上して装着のちょっとしたズレによる左右のムラが出づらくなったのでしょう。
    とにかくネガティブな部分はほぼなく、モニター用途にも使いやすくなりましたし、個人的には交換して大正解でした。
    今回に限らずどのヘッドホンでも、少なくとも傷んでいるのを我慢して使うよりは、お安い互換品でもさっさと交換したほうが精神衛生上だけでもうんと良いということが分かりました。
    将来までもイヤーパッドが供給され続けるかは機種にもよるでしょうけど、供給されなくなったら交換できなくなるわけですし、その意味でも早めの交換は良い方策じゃないかなと思った次第です。

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    Filed under: Audio
    2024/03/21 12:00 pm | No Comments

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