• 297月

    だいぶ前に入手したPhase TechのUSB-DAC「HD-7A」ですが、メイン機材に繋いでいたものの、ほとんど出番がない状態でした。

    iMacからUSB接続でつなぎ、Audirvana Plusで鳴らしてみたものの、どうしてもナローレンジに感じてしまうんですよねぇ。
    特にDP-77に別途、USB-DDCのX-DDCから光入力で接続してあったので、ついついそれと比べてしまって「コッチのほうが…」となってしまっていました。
    DP-77は96kHzまでしか通らないんですが、それはHD-7AのUSB入力も同様ですし。

    そこでまずは内蔵DDCを諦め、X-DDCから同軸で繋いでみることに。
    先日、ショートピンを追加した効果もあってか、低域に厚みが出てだいぶ使える感じにはなりました。
    ただそれでも96kHzのほうが良くて、192kHzで入れるとどうも平面的になってしまいます。
    またまたDP-77と比べてみますと、音場の展開が全般的に狭くて表現に細やかさが欠ける面が感じられます。
    とりわけ高域のキレがかなり違いますが、力強さはかなり出てきていて、あと一歩、何か手を打てば使えそう…くらいにはなりました。

    いろんなソースで比較してみますと、やはり帯域がDP-77と違うのかなという印象が拭えません。
    実際の周波数特性はそんなことはないのかもしれないのですが、飾り気がない素直さが災いしているとも言えるでしょう。
    ちょっと語弊があるかもしれませんが、ハイレゾとCD音源を比べてるような気分になってしまいます。
    逆にCD音源をK2プロセッシングOnで鳴らしてみると、これはなかなか良いから不思議なものです。
    音の尖りが抑えられて良い意味でお化粧された感じに仕上げてくれます。

    かなり良い線までは来ていますから、これまでの経験を活かしてちょっとしたチューンアップをやってみました。
    まず足元ですが経験上、コレは木質なものよりも金属が良さそうだと判断し、DALI CONES/BCを投入しました。
    HD-7A自体がメカニカルアースとしてトランスを含めた3点支持になっていますから、その脚はそのままにしてそこに貼り付けた形です。(最初は貼らずにお試ししましたけど。)

    スパイク受けはDALIのはイマイチな部分があるので、ACOUSTIC REVIVEのSPU8を投入しましたが、これでグッと混濁した感じが軽減されました。

    さらにケーブル群ですが、同軸ケーブルとUSBケーブルはすでにACOUSTIC REVIVEを投入していましたので、USBケーブルをX-DDCに移し、さらにHD-7Aの電源ケーブルをWireworld AUP IIIに。

    あえてWireWorldを使うことで、うまく華やかさと低域の深みを演出できたようです。
    ここまでやるとアルバム1枚通して聴けるレベルになりました。
    macOSがダイレクトモードに対応してないことも音質向上がうまくいかない理由の一つにはなっているのでしょうけど、X-DDCの場合はそうした部分にあまり影響を受けずに済むようです。
    本来はX-DDCに安定化電源を導入して万全を期そうかと思ったのですが、安定化電源のメーターの調子が悪くなっていたので安全を取ってUSBバスパワーのままとしました。

    ここまでやればDP-77とはまた毛色の違った音色に仕上がっていて、精度を保ちつつ、しっかり重心の低いサウンドを聴かせてくれるようになったと思います。
    効果としてはX-DDC、電源ケーブル、スパイクの順で効いた感じです。
    ポータブルオーディオではMojoを導入した関係でハイレゾ音源もそこそこ揃っていますし、MojoやDP-77に負けない別個性のDACとして活躍してくれそうなので良かったです。
    あとはmacOSが次のHigh Sierraでもうちょい音質面に配慮してくれたら最高なんですけどね。

    Filed under: Audio
    2017/07/29 12:00 pm | HD-7Aをメイン機材用にチューンアップ はコメントを受け付けていません。

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