• 254月

    FURUTECHからケーブルインシュレーター「NCF Booster Signal」のニューモデル「NCF Booster Signal-L」が4/27に発売になるそうで。

    私もNCF Booster Signalは使っていますが、本来の信号系ではなく、壁コンセントの部分になっていて、その理由のひとつが高さが中途半端という点です。
    エクストラシャフトバーが2本付属していますし、別売りもされていてお値段もバーは意外に安いのですが、ニッケルメッキ真鍮ということもあってか、その響きがちょっと載ってしまう部分があります。
    また低いほうは一番低い位置にして44mmですから、機材の端子位置によっては使えないケースがかなり多い印象でした。
    ウッドキャビネットやアンダーボードがあればなんとかなる…という感じでしょうか。

    そこで今回のSignal-Lでは土台の部分を極力薄く仕上げることで、22mmまで下げたようです。
    ただほとんどバーを支える板という風合いですので、Signalのほうにはなかった「特殊PU滑り止め透明マット4枚」が追加されているみたいです。
    もちろん低くなった分、延長時の高さはむしろ低くなり、142mmだったのが81.4mmとなっています。

    上部にNCFを使った構造自体は同じなので、基本的な「効き目」は同等ではあるはずですが、できればNCFの使用比率を多くしたり、シャフトバーに制振加工をしてほしかったかな。
    Shaft Bar Adjusterというのも出ていますし、これを入れれば多少は制振できそうな気もしますが。

    ただSignal-Lはお値段も14,800円(税抜)だそうですから、実売でもまだ2万円に近いNCF Booster-Signalよりだいぶ手を出しやすいお値段にはなったでしょう。
    シャフトが短いほうが金属的な響きも乗りにくいはずですし、高ささえ合えば使いやすい製品になっているかもしれません。

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Audio
    2019/04/25 12:00 pm | FURUTECH NCF Booster Signal-L はコメントを受け付けていません

Comments are closed.