• 256月

    オヤイデ電気さんにお借りしているポータブルミュージックプレーヤー「FiiO X5」ですが、さらに手持ちのポタアンと繋ぐのも試してみました。

    X5はヘッドフォン出力に加え、ラインアウト端子、同軸デジタル出力、それにUSB-DAC出力機能を持っています。
    私の持っているiBasso D2+ Hj Boaはライン入力あるいはUSB-DAC入力となりますので、ここはステレオミニ同士でのアナログ接続としました。
    一応試しにOTGで逆にDAC出力できるかどうかやってみましたが、それはさすがに無理でした。

    iBasso D2+ Hj Boa側のヘッドフォンアンプを使う形になるわけですが、一聴してアナログ的ではあるがパワフルさはこちらが上だな、と感じます。
    聴き慣れた音色というのもありますが、X5直挿しもDAPとしてはかなり強力なものですけど、やはりどこかデジタル的な音の響きがあるように思います。
    低域の分量などはむしろ熱すぎるくらいでか細いというわけではないのですけどね。
    ちょうどCDプレーヤーに付いているヘッドフォンアンプがなんとなくこういう音傾向になるのに似ているのかなと。
    一聴すればこちらのほうが純度は高そうなんですけど、やはり周辺回路のデジタルノイズの影響が避けられないからでしょうか。

    なお、ライン出力を挿すとヘッドフォンアンプは停止するようで、両方でヘッドフォンを使うことはできません。
    また、イヤホンを抜くとポーズになるので、即座に挿し替えて聴き比べたり、ましてや二人で聴こうという技は使えませんね。

    そもそもこのクラスのポタアンなら不要かなとも思いましたが、音傾向を自分の好みにコントロールするのには役立ちそうな雰囲気です。
    できればデジタル入力に対応したモデルが良いでしょうけれど、ハイレゾ対応具合などを気にせずに使える点ではむしろアナログ接続も捨てがたいところです。
    今回は適当なカールコードを使いましたが、ここのケーブルに拘るのもポータブルオーディオらしさが高まって楽しいかと思います。

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    Filed under: Audio
    2014/06/25 12:00 pm | FiiO X5 レビュー ポタアン接続編 はコメントを受け付けていません

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