• 0910月

    DS Audioのスタイラスクリーナー「ST-50」を入手してみました。

    粘着タイプのクリーナーはすでにゼロダストとMiCoraSound SDR-5010を持っていましたので、これで3つめです。
    粘着部の材質はゼロダストがウルトラソフトプラスチック、MiCoraSoundとST-50はウレタンゲルですけれども、MiCoraSoundは乾式でベタつきが全くといって良いほどないタイプ。
    ST-50は半導体用の粘着度がほどほどにあるタイプのものです。
    公式にどの材質という記載はありませんけど、おそらくテクノゲルのような製品を加工したものでしょう。

    見た目はまるで耐震ジェルそのものですけれど、あれよりも粘着度は弱い感じです。
    試しに水洗いもしてみましたが、手で触った場合の質感ももうちょっとコリッとした硬さがあるように感じられました。

    外観は筐体がアルミの削り出しでニッケルメッキやレーザー刻印まで施されていて、さらに底面は革も貼ってあるなど、とても凝ったものです。
    ただ、サイズがやや小さいわりに重いので、ターンテーブルに載せる使い方を考えると持ち方に慣れるまでは落としやすそうで気を遣いました。
    蓋も同じくアルミ削り出しで特にロック機構もなく乗っかっているだけなので、こちらも落下が不安ではあります。
    価格も含めてちょっと凝る方向性が偏ってる感は否めませんが、ターンテーブルの周辺に置くアイテムとしては高級感があって良いのかもしれません。

    肝心の使い心地ですが、クリーナー本体が薄手なのでターンテーブルの上に置いてトーンアームのリフターで針を数回おろしたり上げたりするだけでクリーニングができますから、扱いやすいです。
    ゼロダストは手で当てる形で使っているのですが、手加減が慣れないとカンチレバーの破損が怖いですし、その点では安全度は高いでしょう。
    粘着度もちょうど良い感じで、3種類とも甲乙付けがたい感じでクリーニングできます。
    ただ、ゼロダストのほうが素材が柔らかくて手動で手加減ができる分、沈み込みも調整可能なので針の根本部分やスタイラスの裏側(進行方向から見て)に付いた汚れはゼロダストのほうが落ちやすい印象です。
    また、毛が付着した場合などはブラシを併用する必要もありました。

    ただ導入して慣れてくると、実際に使う頻度が高いのは意外とST-50だったりします。
    理由はやはりアームリフターで気軽にできるところにあるのでしょう。
    サイズが小さいのでターンテーブルのすぐ側(アンダーボード上には余計なものは置かないようにしてるので、ラック天板上ですが)に置きやすいというのもあるのかも。
    ゼロダストをすでにお使いの方が導入するほどではないかもしれませんが、見た目の質感も良くて安全性の高いクリーナーを検討されている方にはオススメできるかと感じました。

    Filed under: Audio
    2020/10/09 1:00 pm | No Comments

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