• 273月

    BOSCHのレーザー距離計「ZAMO2」を入手してみました。

    以前から気になっていたのですが、メジャーでも大抵なんとかなっていたのでそこまで神経質にならなくても…と保留にしてありました。
    レーザー墨出し器とどっちが良いかなぁというのもありましたし。
    ただ、ラック導入でスピーカーを左寄りに設置してあったのを少し壁から離したくなり、かと言って広さの都合でまっすぐ真ん中にというわけにもいかず、スピーカーを壁に対してやや斜めに配置するようにしました。

    こうすることで実質、スピーカーとの平行面がなくなりますし、右だけにあるカーテンの影響も減って非常に良くなったのですけれど、スピーカーの内振り角度、RWL-3の位置や同じく内振り角度、そして椅子の向きはちょっとメジャーでは測りづらくなってしまいました。
    そこでレーザー距離計の出番となったわけです。

    レーザー距離計も種類が結構ありまして、上級モデルだと面積や体積、三角測量なんかが半自動でできる高機能なものもありますが、これはいちばんシンプルなモデルです。
    機能だけではなく精度も若干差があり、ZAMO2では±3mmの誤差が出てきます。
    ただ最大測距の20mを踏まえてのことですので、実際には1mmくらいだと思われますし、あまり拘り過ぎると首も動かせなくなってしまいますから、このくらいで良いかなと。
    むしろ他の方が使われていらっしゃいましたが、レーザー墨出し器を2台使ってレーザーポイントを重ねるような使い方をしたほうが合わせやすいのかもしれません。

    電池はシンプルな単4電池2本で、忘れた頃に使いたくなっても安心です。
    別途、三脚用取付アダプターも付属しましたが、両面テープで貼り付けて使うようなものでして、水平の精度などを考えるとそこら辺はやっぱり上位機種じゃないと不安かも。
    またZAMO2は屋内用で防水にもなっていません。

    ただ機能がシンプルなだけに使い心地は結構良くて、前回の測距データがひとつメモリされて表示されますから、左右の比較に便利です。
    これは椅子の肘掛けから左手と右手でスピーカーのツィーター取付部に照射した結果ですけども、きっちりmm単位まで揃って居ました。
    実際にスピーカーの位置を調整する場合は椅子の頭の部分に目印を何か置いてそこに照射しながらやるほうが便利です。
    ZAMO2は本体根本からの距離のみ(上位機種は先端部にも切り替え可能)ですので、スピーカーの上面の左右端に置く感じで、椅子の目印まで測って内振り角を揃えるようにしました。
    こっちは1mmくらい誤差があるようでしたが、聴感で合わせてあって特に不満がないので把握だけしておく形にしました。

    他にもLINN DSのRoom Optimisationに必要な測量にも便利なはずですし、家具のサイズとか日曜大工にも役立ちそうです。
    いやむしろそっちが本来の使い方だと思いますけども。
    ただ購入後にAmazonのタイムセールで安くなっていたりしましたので、価格は常にチェックしておいたほうが良いかもしれません。
    そういう意味では上位モデルのほうが価格変動も少なくて、いつでも安心して買えるところもありますね。

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Audio
    2018/03/27 12:00 pm | BOSCH ZAMO2 はコメントを受け付けていません

Comments are closed.