• 196月

    アメリカのaudienceというオーディオブランドからちょっと面白いスピーカー「The ONE」というのが出ているようで。

    最近は2wayが主流になってきていて昔のようにマルチウェイのスピーカーは減りましたが、これは正面から見ると小さな3インチのフルレンジユニットのみです。
    ただ、実際には背面にパッシブラジエータを備えていて、コンパクトなサイズでありつつも低域不足を補うものになっています。
    パッシブラジエータ自体も珍しいものではありませんけど、正面のフルレンジユニットと正対するように設置してる辺りはエンクロージャの形状こそ違いますが、OlasonicさんのTW-S7みたいな構成です。

    また傾斜した専用のスピーカースタンドも面白くて、リアフィールドでデスク上に置くことを想定してるのかな。
    形状はKRIPTONのKS-3HQMにも似ていますね。
    ただ、あちらもOlasonicさんと同じPC向けでUSB-DACとアンプも一体型ですけど、こちらの「The ONE」は純粋なスピーカーです。

    お値段はそれなりにしっかりした価格なので試聴もしたことがない状況では正直オススメしづらいですが、もうすぐ出るstereo誌の付録でスピーカーを自作してみようという方には参考になるスタイルかと。
    問題はパッシブラジエータ自体が調達しづらいところですけど、コイズミ無線さんなどの専門店なら取り扱いがありますし、過去の大きめのユニットを接続せずにエンクロージャに収めてみるなんてのも面白いかもしれません。

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    Filed under: Audio
    2013/06/19 12:00 pm | audience The ONE はコメントを受け付けていません

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