• 1910月

    我が家のレコードプレーヤー「MR-611」のベルトは導入時にナガオカのB-31を装着していたんですが、どうしても回転数が早くて困っていました。

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    そこで先日の出張時に千石電商でゲットしてきたゴムベルトに交換してみました。
    買ってきたのはΦ195mmというもので、ナガオカのB-31は半折310mm。
    計算上は千石電商のを同じ半折記載にすると306mmということになりますし、実際にそのくらい短めでした。
    平ベルトの厚さ自体はナガオカのほうがやや厚いものの、混ぜてしまうと「あれ?どれだっけ?」というくらいの差でして、1本326円の千石電商のほうが圧倒的にコストパフォーマンスは高いですね。

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    そして再生してみると、速度がどうも遅くなってます。
    ナガオカの時にはプーリーを削ってなんとか33回転台に落としたんですが、それでもまだ2%くらい速かったんですよね。
    それではと今回も「Catch The BPM」で測定してみたら、なんとズバリ33.3。

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    プーリーを削ったことを考えるとこれでも速いということになりますが、まさかこっちのほうが精度が高いとは思ってもみませんでした。
    理論上は長さが短いからテンションも高そうですし、素材的な差などでそれだけスリップしているとも言えるのでしょうけどね。
    念のため、ナガオカに戻してみるとやっぱり元の速さでしたから、プレーヤー側の変化ではなかったです。

    音質的にも少し地味になったような印象はあるものの、中高域の情報量が一気に増えたような気がします。
    あと、不思議なことに針が汚れたりすると、その状態がシビアに分かるようになりました。
    回転数が違えばそれだけインサイドフォースも違うでしょうし、スタイラスにも微妙に影響があるのでしょうか。

    ただ細かいことはともかく、そもそも回転数が合えば音楽としてのピッチも合うわけですし、回転ムラも出ていませんから、これからは千石電商のゴムベルトを愛用することになりそうです。
    次回の出張時、自走式レコードクリーナー用の短い角ベルトをゲットついでに、また予備のベルトを1~2本キープしておこうかな。
    ちなみに通販もしてくれていますので、該当機種をお持ちの方(限りなくゼロに近そう)はぜひどうぞ。

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    Filed under: Audio
    2014/10/19 7:00 pm | レコードプレーヤーのベルト交換 はコメントを受け付けていません

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