ステレオサウンド社から「アナログレコードはじめてBOOK」が11/13に発売されるそうで。
昨年末に「2014年はアナログレコードを始めたいな」と思っていたんですが、まさに今年はその通りの一年になりました。
私だけが特殊というわけではなく、こういうムックが出るところを見ると世の中もそういう流れがあるようですね。
ハイレゾ音源で古いアナログ録音のものが配信されたりして、「それならアナログレコードをそのまま聴けば良いじゃん」となっている面も否定できないでしょう。
SACDの時にはそういう流れはなかったんですけどねぇ。
そんな事情はともかく、ムックのほうはまさにそんなアナログレコードをはじめる予備軍の方々に向けた一冊のようです。
アナログレコードというと、先日渋谷にできたHMVみたいに中古中心に考えがちですけど、世界的にも国内でも結構新しいディスクも出ていて、そうした最新リリースタイトルも紹介されています。
もちろん、再生に必要なレコードプレーヤーなどの紹介もあるようですけど、まずはコンテンツから興味を持ってもらおうというアプローチなのは歓迎ですね。
そんな中で、私がいちばん気になるのは日本唯一のレコードプレス工場「東洋化成」への見学記事です。
会社のWebサイトによると、1959年よりレコードを作り続けているんだそうで、こういうところが残ってくれているのはありがたいことです。
ジャンルは違いますが、銀塩フィルムもこんな感じで数十年後も残っていてくれると良いなと思いますが、製造設備がどうしても大掛かりになるのでレコード以上に維持は厳しいかもしれませんね。
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2 Responses
11月 6th, 2014 at 6:30 PM
MacBSさん、こんにちは
LPの良い所の1つがジャケットの大きなことで、その絵柄が素晴らしくて、部屋に飾りたくなるものがあることですね。CD時代になってからも、その楽しみは多少は残っていましたが、ファイル配信時代になって、完全に消滅ですね。
後、LPの欠点としては、カートリッジ・針の値段が結構、するので、ランニングコストが高いことだと思っています。
11月 8th, 2014 at 2:20 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
ジャケットもライナーノートも大きいから情報量がしっかりですよね。
ファイル配信でもLINN RecordsはPDFを付属してあったりと工夫してるんですけど、国内配信サイトではそういうのは聞かないようです。
カートリッジはCORALの血統を継ぐらしいSUMIKO Pearlがオススメです。
交換針も結構安め(感覚が麻痺しているかもしれませんが)ですよ。