• 1711月

    finalのMMCX端子のイヤホン「E4000」を購入しました。

    キッカケはフォロワーさんがACOUSTIC REVIVEのPC-TripleC/EXリケーブルの試作品の試聴に使われていたことや、それまでもいわゆるコスパの高いイヤホンとしてEシリーズを見かけていたからです。
    さらにPLENUE Sでバランス接続の動作確認をするにあたり、3.5mm4極で入手可能なリケーブルはやっぱりMMCXがダントツで多いのも理由の一つでした。
    手持ちのものでも茶楽音人 Donguri-鐘 Re-CableやSHURE SE215がありますが、IE80SやIE800と比較したい場合にはちょっと毛色が違うかなと。

    あくまでも動作確認が主体で興味半分だったのですが、期待を大きく上回る良さで驚きました。
    まずはパッケージングからして、とても丁寧な仕上がりですし、標準の3.5mm3極のアンバランスケーブルのままでも低音の質感が細やかですし、十分にセパレーションの良さを体感できます。

    エージングにはかなり時間を要するようで、元々の能率の低さや奥ゆかしい表現性からして、当初はややナローレンジのように感じられました。
    しかしエージング途中でもそのポテンシャルの高さは数分で判るもので、楽曲の中の微細な表現や残響の成分が次から次へと表出してきます。
    これはおそらくイヤホン自体の「箱鳴り」が少ないということだと思う次第です。

    上位モデルのE5000と良く比較されがちですけれども、こちらのE4000はアルミ筐体で、ウェットかドライかというとドライ傾向で艶を付加するタイプではありません。
    それはもうご存知の方もいらっしゃると思いますが、ステンレス筐体のE5000でも多少の素材の違いやチューニング傾向、ケーブルの違いはあるにせよ、そう大きくベクトルを異にするものではありません。
    どちらもどちらかといえば現代的な録音のほうが得意な傾向でしょう。
    E4000は男声やギターなど張りのある音表現が突出して上手く、特にライブでは臨場感が高まるように感じられました。

    進化の激しいイヤホンにあって、さすがといえるほど精度の高さを感じるものですが、かといってモニター的になりすぎず、むしろ聴きやすくて試聴のつもりがついそのままアルバム1枚聴き終わってしまうことが何度となくありました。
    変に肩肘張った「良い音」感がなく素直で、それでいて細かなところまでしっかり描き分ける写実性を兼ね備えたバランスの良い仕上がりに驚きました。

    正直かなり格の違うIE800とも何度となく比較しましたが、むしろIE800の軽いドンシャリが目立ったほどです。
    たしかにIE800には他では得がたい広がりがあり、耳の中に音を押し込むようなところがない開放感のあるサウンドが素晴らしい魅力で、私もとても気に入っています。
    それに比べると、E4000はややバスレフ的な低域の遅れを感じる場面もありますし、鼓膜にほぼ直接アクセスするような印象も出てきますが、これはIE800が特殊と言えるでしょう。
    IE800は耳たぶで聴いてるような独特の感覚があるのに対し、E4000は普通のカナル型らしくダイレクトで、イヤホンで音楽を聴いている感じにはやはりなります。
    ただ、SHURE掛けすることでダイレクトさを保ちつつ、セパレーションをうまく活かした広がりも出てきますし、余計な媒介がないだけに純度が高い部分も多く見受けられました。

    弱点としてはピアノがほんの少し苦手な傾向でしょうか。
    今回はリケーブルしない状態での評価ですので、これはケーブルの性質もかなり大きく関与していると思います。
    ノーマルでの音色は手持ちのイヤホン、ヘッドホンの中ではHD600に近いように感じました。
    それくらいの開放感もありますし、リスニングとモニターのウェルバランスなところもそう感じた所以かもしれません。

    とにかく想像以上の出来に驚きまして、その後も色々と暴挙に出ているわけですけれども、そこはリケーブルと合わせて後日紹介ということで。
    なかなかこの良質さを文章だけでは伝えづらいですが、機会があればぜひ一度試聴してもらいたいイヤホンだと思います。

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    2018/11/17 8:00 pm | No Comments
  • 1511月

    手嶌葵さんが映画音楽カバーシリーズの第4弾「Cheek to Cheek ~I Love Cinemas~」を12/19にリリースされるそうで。

    収録曲は以下の通りで、通常盤と初回限定プレミアム盤が発売されます。

    【収録曲】
    <通常盤、初回盤Disc 1>
    1. Cabaret(映画「キャバレー」より)
    2. Diamonds Are a Girl’s Best Friend(映画「紳士は金髪がお好き」より)
    3. Cheek to Cheek(映画「トップ・ハット」より)
    4. On The Street Where You Live(映画「マイ・フェア・レディ」より)
    5. C’est si bon(映画「昼下りの情事」より)
    6. Kiss The Girl(映画「リトル・マーメイド」より)
    7. Blue Moon(映画「ワーズ&ミュージック」より)
    8. Tea for Two(映画「二人でお茶を」より)
    9. Young and Beautiful(映画「華麗なるギャッツビー」より
    – Special track –
    10. Cheek to Cheek (duet version) Duet with 平井堅
    <初回盤Disc 2>
    通常盤、初回盤Disc 1の全曲のinstrumentalバージョンを収録
    ♪♪初回限定プレミアム盤特典 ♪♪
    ○ LP サイズジャケット仕様
    ○ 高音質 SHM-CD 仕様
    ○ポスター封入

    ここは初回限定盤…と行きたいところなんですが、Disc2は「青い図書室」のようなライブとか「虹の歌集」のようなDVDでもなく、instrumentalバージョンなんですよねぇ。
    ただ、そうなった理由もなんとなく判明して、録音がなんと「楽器とボーカルの1発録りセッション」なんだとか。
    豪華なミュージシャンを集めて作り上げたからこそ、というのもあるでしょうし、「唄ってみた」で使えるようにという意図もあるのかなぁ。
    問題はもうひとつあって、ジャケットがLPサイズという点。
    大きいのは良いことなのですけども、普通に聴くには若干不便かも。
    でも、レコード用のディスプレイラックのところに置いておくという手段があるか…とまだ悩み中です。

    あと、I Love Cinemasは最初の2作が飛び抜けて有名ですけども、実は3作目の「Miss AOI – Bonjoir, Paris!」を買い逃していらっしゃる方も多いのではないかと。
    一時は通販でしか買えなかったもので、私もそれで購入したんですが、その後はAmazon等でも買えるようになりました。
    ただすでに在庫切れのところも多いかもしれません。
    これを書いている時点ですと、タワレコオンラインならまだ若干在庫があるようです。
    また映画音楽カバーではありませんが、「Christmas Songs」もこれからの季節には良いかと。

    もうひとつ、ハイレゾ配信があるかどうかもいつも気になるところです。
    前作の「青い図書室」はありましたが、当然Inst部分は割愛されるでしょうから、やっぱりそこも難しいところです。
    SHM-CDだというのは魅力ではあるんですけど、どうせならSACDで出たりしない…ですよねぇ。
    おそらく通常盤+ハイレゾという感じになりそうな気もしますけども、「撮り下ろしフォト満載の歌詞カードやポスター」が欲しい方は早めに初回限定プレミアム盤を予約するのが良いかもしれません。

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    2018/11/15 12:00 pm | No Comments
  • 1411月

    LINNのネットワークオーディオプレーヤー「AKURATE DS」と「KLIMAX DS」の生産が今年の年末受注分で終了となるんだそうで。

    MAJIK DSも10/31に終了が告知されたばかりで、こちらはSELEKTに統合されたのかなぁと思っていましたので、まさかの発表でした。
    私も初代のAKURATE DSを使っていますが、いろいろ不満はあるものの、それじゃあ他にライバルになりうるネットワークオーディオプレーヤーがあるか?と言われると、ソフトウェア等の操作性や安定度も含めて少ないのが現状です。

    それでも生産終了するのはDSMのほうが売れているから、だとか。
    LINNは過去にも他社より早々にディスクプレーヤーを打ち切り(2009年)、プリアンプもやめ(2015年)、そしてDSも今年で終わりです。
    そのチョイスが正しかったのかどうかは時代が過ぎた後で分かることでしょうけれども、少なくとも他のブランドと組み合わせて使う方向からは遠ざかっているのかも。
    唯一、LP12だけは昔のままですけれども、こちらもフォノイコライザーのデジタル化などを進めていますし、トーンアームも他社製品は使いづらい標準構成になってずいぶん経ちますから、いつどうなることやら…。

    私が気になるのは有償アップグレードがいつまで受け付けてもらえるのか、という点でしょうか。
    生産終了時期を考えれば、おそらくそれより前じゃないとダメなのでしょうね。
    今年の10/15でKLIMAX DSとAKURATE DSのDSMコンバートサービスは終了していますから、そっちに「逃げる」道ももう断たれています。

    逆に言えば、これまでのDSのサポートを切らないと先に進めないという部分もあるのかもしれませんね。
    2007年発売の初代AKURATE DSでさえ、先日出たばかりのファームウェア「Davaar 66」でサポートされていますが、生産終了すれば徐々に打ち切っていくこともありうるでしょう。
    初期のDSPが切れれば高機能化も可能になってくるでしょうし、次の一手も広がるというのもあるのでは?と邪推してみたり。
    ちなみにSpace Optimisationの四角でない部屋への対応はLINNのアカウントを取ってWebブラウザで編集する必要がありますが、なぜかSafariで動作しません。
    Safari対応は別にしてもこういうのを普通にKonfigで対応させるのも新しい機種に限定すれば可能かもですね。

    ちなみにDavaar 66の主な追加・改良点は以下の通りだそうです。

    ■SELEKT DSM ラインアウト固定出力のための設定項目の追加
    ■ SELEKT DSM のDSD 再生サポート追加
    ■ Qobuz 再生時のバク修正
    ■ その他細部のバグ修正
    ■ Pin 機能がDSM/DS 全機種で利用可能に(Davaar 64)
    ※Pinボタン搭載の専用リモコンは近日リリース予定

    逆にDavaar 64〜65くらいは動作が不安定だったらしいので、そちらをお使いの方は早めにアップデートしたほうが良いかもしれません。

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    2018/11/14 3:00 pm | No Comments
  • 1311月

    Amazonでレコードを買うついでに、ちょうどそのタイミングでお安くなっていた「グリーンカーボランダム」を購入してみました。

    本来はサンドブラスタSB-07用の研磨剤だそうで、炭化珪素(シリコンカーバイド)なんだとか。
    ACOUSTIC REVIVEさんが電源タップなどで電磁波対策に使われていたのを知っていて、ちょっと試してみようかなと思い立ったわけです。
    #120というのはかなり粒子が細かいもののようで、大きい粒子のほうが良いのかなぁと思っていましたが、ACOUSTIC REVIVEさんからのアドバイスでは「目が細かい方がより効果的」とのことだったので結果オーライでしょう。

    ただ本来がステンレスの加工やメッキはがし、ガラス彫刻に使うものですから、こぼれたりすると大変なことになりかねません。
    散らばること自体は掃除機で吸い取れば解決しますけども、オーディオルーム内に残ると機器のガラスやレコード盤に傷を付ける可能性が高いです。
    そのため、小分けする作業はオーディオルームではなく、別の場所で作業したほうが良いと思います。
    私は洗面台でジッパーの中に入れ、さらにジッパーを二重にしておきました。
    テープで留めることも考えましたが、かえって破れた時が大変ですから、あえてそのままにしてあります。

    最初は多めと少なめの2種類を作りました。
    量は目分量ですけども100gと150gくらいでしょうか。
    少し前に入手した電磁波計測器で測ってみましたが、残念ながらこれは低周波の磁気が主体の計測なこともあり、数値に差が出るほどではありませんでした。
    また、スマホの影響を受けやすいポータブルヘッドホンアンプに近づけて実験してみたものの、こちらもノイズはさほど減少しないようです。

    ここまではさほど期待感もなく、とりあえずCDプレーヤーのトランスポート上部辺りに置いてみました。
    気分としてはレコードプレーヤーへの影響も考慮してと、モーターからのノイズがあるだろうという推測からです。
    ところがこれが期待のなさとは裏腹にかなり変わるんですよね。
    音の尖りが減って静寂感が向上しているように感じて、まだCDプレーヤーでも昔から感じたデジタルくささが残ってたんだなぁと。

    そこで調子に乗りまして、まだ不満の多く残っていたAKURATE DSのDAC基板辺りの底面のヒッコリーボードの上に置いてみました。
    こちらは、ラック下段のUSB-DACやヘッドホンアンプからの影響、左側のラックにあるCDPやレコードプレーヤーへの影響を抑える意味も考慮しての配置です。
    なおネットワークハブなどでも試しましたが、他の対策が功を奏しているからか、あまり大きな変化はありませんでした。

    そのAKURATE DSですけども、なんとこっちのほうがCDプレーヤーよりもさらに変化が大きくて驚きます。
    これまで正直、ドロンとした音が不満だったのですが、これが同じ機器から出てくる音?と思うくらい、歯切れの良いサウンドになっています。
    グリーンカーボランダムを使いすぎるとデッドニングされ過ぎたようになることがある、と聞いていたのでそっちを心配していたのですが、今のところの配置ではその心配はなさそうです。

    さらにレコードプレーヤーも効果があるところを探してみました。
    こちらはフォノイコライザー経由でヘッドアンプのゲインも最大にし、REC OUTから出した残留ノイズをヘッドホンでモニターしながら場所探ししてみました。
    正直なかなか変化はなかったのですが、BL-99Vのサクション用ポンプの横に置くとハムっぽいノイズが減るのがハッキリ分かりました。
    最初はヘッドホン越しにポンプの音がかすかに聞こえているのかと思っていましたが、出音に混じっていたのですねぇ。
    レコードの音もずいぶんな変化で、何よりリラックスして長時間聴きたくなったのは大きな変化と言えるでしょう。

    せっかくなのでレコードプレーヤーの電源の取り方も見直し、雑用タップからRTP-4 absoluteのデジタル系に移動させたところ、こちらもノイズの質感がザーーという感じからシャーーという風に変わって、やっぱり違うなと。
    他にもパソコン系タップも少しノイズは減りますが、そもそもオーディオを聴く場合にはパソコンは使いませんし、ひとますはこれで。
    また時間ができた時にスピーカー底部(ネットワークがある)などでも試してみたいとは思いますが、総じて全般的に我が家では良い効果がありました。

    ただ、製品ではより適材適所で使ってあると思いますし、そうした電源タップを使ってあるからこそ、とも言えるかもしれません。
    そちらを実際に体験してみるのに貸し出しサービスを利用してみるのも良いでしょうし、私のようにグリーンカーボランダムそのものを調達して実験してみる価値もあると思います。(ただし実施はあくまでも自己責任でお願いします。)

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    2018/11/13 12:00 pm | No Comments
  • 1211月

    PLENUE Mを導入してからそんなに日も経っていませんが、PLENUE Sを導入してしまいました。

    その間にFiiO X7も入れてるので自分でもちょっと調子に乗りすぎかな?とは思いますけど、いろいろ試してAndroid機は便利なものの、Wi-Fi経由のノイズもやっぱり影響してきますし、素早く起動・終了できるところはPLENUEの素晴らしい魅力のひとつだと思ったのも理由の一つです。
    最後までPLENUE 2とは迷ったのですが、そこも自分にはやっぱりバーブラウンが合ってるのではないかと感じたのもあります。

    PLENUE SはPCM1792Aを搭載していて、その点ではPLENUE 1と同じということになります。
    PLENUE MのPCM1795ともそんなに大きく違わないのですが、アンプ部が強力という部分がチョイスの決め手となりました。
    PLENUE 2 MarkIIなら同等クラスだとは思いますけれど、相場からするとずいぶん差がありますからね。

    アンプが強力な分、駆動時間はかなり短めの8時間ですが、中古というのもあってか、それもちょっと危うい感じではあります。
    そもそもPCM1792Aはハイレゾなほど消費電力が大きく増える傾向のはずなので、それも関係してくると思われます。
    使っていると、PLENUE 1をレビューした時のような本体の温もり具合になってきますけども、そこは背面の焼肉プレートのような部分が放熱板的な役割をしてくれるようです。
    ケースが中古のため付属しなかったのですが、放熱の意味合いでは付けないほうが良いかもしれません。

    その代り、ガラスフィルムが貼ってあり、こちらもややタッチパネルの感度に影響している気がしますが、せっかくキレイに貼ってあるのでそのまま使います。
    また1やMといちばん大きな違いはバランス出力に対応している点でしょう。
    今となってはマイナーとなってしまった3.5mm4極というのもお買い得になりがちな理由かも。
    こちらは後日紹介しますけども、動作は全く問題ありませんでした。

    まずはPLENUE Mとの比較をやってみました。
    あえてPLENUE MはALO audio The International+ Optical Editionに光接続して使用してみます。
    ALOのDACはES9018K2Mということもあり、解像度は高く広がりはあるような側面も感じ取れますが、少し聴いているとやや輪郭を強調された感があります。
    たとえばボーカルでマイクの吹かれが強調されがちになったりするケースが出てきてしまいがちです。

    一方のPLENUE Sはひたすら穏やかで、一聴して高級感を出そうというようなところが皆無です。
    刺激は過度に強調されることがない分、音楽的なノリはしっかりしっとり表現されてきます。
    とりわけ、ピアノの音色がより自然で色合いが鮮やかなのが気に入りました。

    PLENUE Mのほうは単体で比較しても、ほんの少し枯れた感じがするところがあり、良い意味でのドライとはやや違って、やや肌触りがかさついたような感じが出る場合があります。
    そこが力強さとして勢いを感じることもありますが、若干そういう元気さと勢いみたいなものを脚色しているところがあるのかもしれません。
    PLENUE Sでもちょっとお遊びでJet Effect 7を使ったりすれば、PLENUE MやDACにつないだ場合などと似た雰囲気には簡単にできますから、やはりその分の脚色が入っているということでしょう。
    PLENUE Mでも相当そういう要素は少ないほうだと思いますが、PLENUE Sは土台部分がよりしっかりした分、さらに脚色を排すことができたのでしょう。

    イヤホン、ヘッドホンもいろいろ使ってみましたが、IE800の良さが活きるのはもちろんなのですが、意外とIE80Sも合う印象でした。
    IE800と比べてしまうと解像度は下がりますが、、音楽的な躍動感自体は後退しないので不満が出てきません。
    私自身の感覚として、スピーカーで聴く時によりも身構えずに、やや穏やかな気持ちで聴けることに重きを置いているのもあるからかもしれません。
    それでもしっかり聴くぞ!という気持ちが入れば、音源から湧き立つように言葉のひとつひとつ、細やかなタッチや息遣いまでしっかり引き出してくるのはやはり流石だなと感じます。

    バランス接続は3.5mm4極ということで、主流となってきた2.5mm4極や4.4mmでないためにケーブル調達にも結構困りました。
    そもそもIE800だとイヤホン自体がバランス出しできないですし、IE80Sも特殊なコネクタですし…。
    その辺りの解決策はまた別途報告することにして、ざっくり動作確認程度に聴いた感じとしては、思ったほどアンバランスと大きな変化はないかも。
    DAP側のアンプやDAC部の注力の仕方も関係している可能性はありますが、逆に音傾向をわざとらしく変えるといったことはしていないのは好印象なのかなと思います。
    もちろんセパレーションの向上などは感じますが、ケーブルやイヤホンの違いがより明瞭になる程度で、あくまでもそちらを主役として鳴らしてくれます。
    なお、駆動力に関してもバランス接続でもほとんど変わらず、そこはまさにスペック通り(共に3Vrms)のようです。

    これでようやくDAPは確定したなという安心感をもって任せられる製品に出会えた気分です。
    もちろんPLENUE Mは併用予定で、こちらは仕事部屋で作業中に聴く時に活躍してくれる予定です。
    FiiO X7の判断がまだちょっとファームウェア更新への期待があったりしますが、折を見てまた比較もしてみようかなと思っています。

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    2018/11/12 12:00 pm | No Comments
  • 1111月

    理由はよく分からないのですが、夜になるとiPhoneでGoogle検索や各アプリの最初のアクセスが遅かったのですが、それがだんだん昼間にも見受けられるようになってきました。
    さらにパソコンでもメーラーなどでメールサーバのドメインを検索してる旨のメッセージがちょっと長めに表示されることが出てきて、「もしかしてコレはDNSが遅い?」と思うようになりました。

    これまではIPv6プラスということもあって、BUFFALOのルータに任せっきりだったのですが、それだとおそらくNifty系のDNSになるはずでIPv4の頃から遅い傾向だったんですよねぇ。
    ルータにも一旦、Google Public DNSを設定してみたりしましたけども、それだとIPv6の関係なのか、うまくアクセスできないケースがありました。

    そこでちょっと調べたところ、Cloudflareがかなり高速なDNSを公開しているという情報を見つけました。
    以下のようなアドレスで、IPv6もちゃんと用意されているのが良いですね。

    1.1.1.1
    1.0.0.1
    2606:4700:4700::1111
    2606:4700:4700::1001

    さらに速度もDiGを使って実際に計測して、Google Public DNS(52ms程度)より断然高速(15ms程度)なことも分かりました。
    ルータへの設定がちょっと不安定っぽいので、iPhoneやMacに個別設定するのはちょっと不便でしたが、いざという時にはDNS設定を自動に戻せば良いから、かえってこっちのほうが安心ではありますね。

    結果としてはずいぶん軽快になってくれました。
    とりわけiMessageやメール受信、iPhoneでのそれぞれのアプリ起動時のネットアクセスなどのレスポンスが速くなったように感じます。
    実際の通信速度自体が変化するわけではないのですけど、DNSでこれだけ違うのか、というくらいの体感はできるかと。
    ただ、pingはむしろ遅くなるのでは?というもあるようです。
    スピードテストしてみた限りではpingも13msで同等でしたし、ダウンロードもアップロードも有線で400Mbps、iPhoneでもダウンロードで180Mbps出ているようなので大丈夫だとは思いますが。
    またセキュリティ強化の一面もあるようですけど、その辺りは設定の仕方も含めて自己責任でお願いします。

    Filed under: Mac
    2018/11/11 11:11 am | No Comments