• 259月

    電磁界強度計測器に続いて、またもちょっと怪しげな、メディカルエイドのEMC対策シートをゲットしました。

    正確には「EMC対策用 電磁波シールド袋 10cm×30cm-1重(25dB)」というもののようで、電磁界強度計測器のオマケに付いてたんですけどね。
    MGネットという素材で、糸の表面に銀コーティングがされているみたいです。

    袋状になっているので試しにiPhoneの入れてみましたが、Wi-Fiも4Gもバリバリ受信します。
    むしろ通電性があるためか、タッチパネルが反応してしまいましたけどね。

    実際に効果があるかを電磁界強度計測器で試してみましたが、そちらでも顕著な差は見られませんでした。
    構造的にはどちらかというと高周波で効果があるのかもしれないですねぇ。

    まぁ茶化すのはそのくらいにして、思ったよりも電磁界強度が高めだったCDプレーヤーの下にコレを置いてみて効果があるか試してみることに。
    本来は上面のほうが高いのですが、レコード再生時は電源を切りますから、下にあるプリアンプへの影響を減らそうかなと。
    また素材が直接機材に触れるとその音色が乗るというアドバイスも某所でいただきましたので、そうした影響がいちばん少なそうなところを選んだというのもあります。

    肝心の音の変化ですが、これが不思議なことに結構変わります。
    高域の透明度が相当変わる印象で、フュージョンでは明らかにスピード感が上がっているなという印象を受けました。
    いわゆるデジタルくささが減衰するような感じですが、置き場所によっての変化もかなり大きく、うまく配置しないとボーカルの定位がやや散漫になってしまうケースもありました。
    上の写真とはちょっと違いますが、ちょうどDAC基板がある辺りに置くのがいちばん効果的なようでした。

    また音源の質がつぶさに分かるようになったという気がしなくもないですし、たしかに何らかの作用はしているようです。
    本来ならEMFキャンセラー「REM-8」辺りを使うのが良いのかもしれませんが、せっかくあるものですし、コレはコレで様子見しながら使っていこうかなと思ってます。

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    2018/09/25 12:00 pm | No Comments
  • 249月

    ちょっと試してみたいことがあってデジタル電磁界強度テスタ「EMF-823」をゲットしてみました。

    この手のグッズはやや怪しげなところがあるものが多いのですが、その中ではこれは普通な感じでしょうか。
    電磁界強度と言いつつ、ほぼ完全に磁界強度を測るだけですし、低周波主体のようですけども。
    とりあえず動作確認に消磁器「RD-3」に載せて試したところ、ちゃんと磁界強度が変化している様子が観測できました。
    ちなみに部屋の普通のところでは0.01μT程度です。
    1μTくらいから気にされる方もいらっしゃるようですが、人体に影響があるのは100〜200μT以上が常時掛かっているような環境のみかと思われます。
    高周波だとまた違うかもしれませんし、医学的な見解ではありませんのでご参考まで。

    使いたかったのはいつものようにオーディオでして、機器やケーブル類が出すノイズや磁束漏れを聴感ではなくしっかり計測して客観的に評価してみたいなと。
    オーディオ機器の中で意外に高かったのはSACDプレーヤー「DP-77」の周りで正面で0.09μT、上の段のレコードプレーヤーの下辺りでは0.20μTくらいを示しています。

    レコードプレーヤーはまさにこの上がカートリッジになりますし、さすがにこのくらいになると音にも影響が出るレベルのはずです。
    CDプレーヤーの電源を切っておけば0ですし、普段はレコード再生時に点けておくことはないのでそういう意味では気にしなくても良いのですけどね。
    ちなみにパソコン周りもやや気になってましたが、液晶ディスプレイ正面はくっつけても0.04μT、
Mac Pro本体はさすがにやや高くて0.26μTですが、どちらも配置を考えれば全く問題にならないレベルだと思います。
    ただ、この計測器では高周波は測れていないでしょうし、USB3.0ケーブル付近は思ったとおり高く、0.65μTくらい出ています。
    これだからUSBオーディオの高音質化は難しいはすですね。

    また意外なことにパソコン周りでいちばん高かったのはSoundgenic用に使っている定電圧電源で、こちらは5.5μTくらいを示します。
    おそらくトランスの磁束漏れだろうと思いますが、リニア電源なら音が良いとは一概に言えないのかな?という印象がありました。
    参考までにパワーアンプのトランス直上でも測りましたが、0.24μT程度でやはり設計の違いが如実に出ています。

    さて次に電源ケーブルの磁界強度を測ってみます。
    消費電力が多いほうが当然電流が多くなるので磁界強度も強くなるわけで、パワーアンプに使っている「POWER SENSUAL MD」が最初のターゲットとなりました。
    電源投入時に瞬間最大3.55μTくらいまで上がりますが、その後は安定して1.3〜1.58μTくらいとなります。(ケーブルにくっつけた状態で。)

    他の機材の電源ケーブルでは0.1〜0.2μTくらいがせいぜいで、電源タップでも1.44μT程度です。

    そこでMDユニット部分を計測してみますとこちらは0.12μTくらいと大きく減衰しているのが分かります。

    もちろん距離で大きく減衰するわけですから、同じくらい距離を離して電源ケーブル近辺を測ってみると0.48μTくらいなので、やはりMDユニットで磁界強度は下がっていることが分かりました。

    他にもエアコンの電源ケーブルなども気になっていたのですが、これが意外にも低く、ぺったりくっつけても0.14μT程度です。
    ただ、普通の機材はケーブル部分よりもコンセントプラグの辺りで高めの値を示す傾向が見受けられました。
    逆にNCFプラグはその周辺でMDユニットのように大きく減衰するので、こうした部分への配慮が重要なようです。

    もうひとつ気になったのはさきほども掲載した電源タップ側面辺りの磁界強度ですが、パワーアンプを接続している近辺だけ0.55μTと高めの値を示します。
    RTP-4 absolute導入時にアンプ系とデジタル系の電源タップを並列に置くといまひとつで、ややずらして置いていたのですが、どうやらこの部分の干渉を感知していたのかも。

    あとは一般家電なども調べてみましたが、LEDシーリングライトは最大でも0.8程度でさほど気になるものではなかったですが、一部に残っている蛍光灯はやはりノイズが多いのか、場所によって3.5〜5.5μTくらいを計測する部位がありました。
    もちろんこれは磁界強度の観点のみなので、電源ラインに流れ込むノイズなどはまた別物ですけどね。

    こんな感じで計測してみて大事なのは電源プラグ近辺や大電流を扱う電源ケーブル、そのタップなのかなと。
    その知見を踏まえて、今度は対策を講じていこうと思います。

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    2018/09/24 12:00 pm | No Comments
  • 239月

    第24回となる「真空管オーディオ・フェア」が10/7と8に開催されるそうで。

    以前はたしかアナログオーディオフェアと同じく、損保会館だけだったと記憶していたのですが、去年からは第2会場の「ホテルマイステイズ御茶ノ水」も追加されたのですね。
    そういう意味ではアナログオーディオよりも真空管のほうが人気があるのでしょうか。
    あちらは入場無料ですが、こちらは入場料も500円かかります。
    ただし高校生以下は無料ですし、2日間の通し券となるようです。

    多少話は逸れますが、私自身はそれなりに長いことオーディオをやっていて真空管を使った機材は全く所有したことがありません。
    もちろん聴いたことや候補になったものはいくつかあるのですが、購入には至らないんですよね。
    最終的には音の好みで外れているのかもしれないですし、真空管の寿命を考えて外したりしているのかなぁ。
    自分でもそんなに強く意識したり毛嫌いしているわけではないのですが…。
    そういう意味でも逆に気になるイベントではありますが、これまたこのイベントに行く機会にもいままで巡り会っていません。

    イベントはケーブルやPCM生録やハイレゾ音源がテーマのものがあったりして、真空管とはややベクトルが違うように思えるものも見受けられるのは面白いところです。
    せっかく高校生以下を無料にしているので、年齢層を下げるような何かも開催してほしい気もちょっとしましたけど。
    ただ、出典されている企業さんの中には、Twitterでフォローさせていただいていたりするメーカーさんも結構いらして、メーカーさんとの距離感も近そうに感じますね。

    ちなみに10/6と10/7はダイナミックオーディオさんの第42回マラソン試聴会も開催されます。
    10/7はかぶっていますから、都内に出てくる方ならうまく時間を調整して両方駆け足で回るのも良し、8日は祝日みたいですから日を分けて両方堪能するのも良いかもしれません。
    ま、そんなマラソン試聴会も実は一度も行ったことがないんですけどね。

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    2018/09/23 12:00 pm | No Comments
  • 229月

    QUADの平面駆動型ヘッドホン「ERA-1」が国内発売予定だそうで。

    QUADといえばアンプ等も有名ではありますが、古くからのファンには静電型スピーカーのESLシリーズを思い出す人も多いのではないかと。
    厳密には今も出てますけども、当時はオーディオショップに必ずと言って良いほど、あの「ついたて」がありました。
    構造上、音圧に限界はありましたが、独特の世界観があって一度くらいは「サブスピーカーとして自分の部屋に入れてみたいなぁ」と空想した思い出があるのではないでしょうか。

    今回のヘッドホンは正確には静電型ではなく、平面駆動型ですから、磁石と振動板を使った構造です。
    それだけに特別なアンプは必要なく、通常のヘッドホン端子に挿して使えるものです。
    静電型で培った技術がどこまで応用可能なのかは分かりませんが、振動板の軽量化とか平面性を保ちつつ強度を出す部分などで知識が活かせそうな気はしますね。
    具体的に謳われている内容としては「非線形振動抑制技術」という特許技術が使われているそうです。

    インピーダンスでいうと20Ω前後らしいので、ヘッドホンとしてはかなり低インピーダンスなほうでしょう。
    重量はできるだけ軽量化したそうで420gほどとのこと。
    ケーブルは写真で見る限り、両出しで脱着可能なようですが、プラグ形状などは不明です。

    気になるお値段や発売時期ですが、代理店のロッキーインターナショナルでは共に未定としています。
    海外では販売が始まっているらしいお店も見受けられ、お値段はおよそ500英ポンドほどですから、そのままの為替で75,000円、代理店価格としては10万くらいでしょうか。
    国内発売に向けてバランスケーブルなどを付属あるいはラインナップしてくる可能性もあるかもしれませんね。

    他の老舗オーディオメーカーもヘッドホンにトライして、わりと痛い目に遭っている(メーカーも購入したユーザーも)ところも目立ちますが、海外での評判などを見ながら発売時期の発表を待ちたいところです。

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    2018/09/22 12:00 pm | No Comments
  • 219月

    PioneerからUltra HD Blu-ray対応ユニバーサルプレーヤー「UDP-LX800」が11月中旬に発売予定だそうで。
    ちょうどウチのLX80に似た型番で親近感が湧いたのと、パイオニアさんを応援したい気分なので紹介してみることに。

    気になるお値段は365,000円だそうで、オーディオの感覚からするとわりとお買い得な価格設定に感じてしまうのは感覚が麻痺しているのでしょう。
    BDP-LX80も発売当時は21万だったようですから、そこから単純にUHD-BD対応しただけでもこのくらいになっておかしくありません。
    まぁアナログ音声については2chに特化しているようなので、そこは若干方向性に違いはありますが、代わりにXLR端子もありますし。

    何より気になるのは「リジッド&クワイエットBDドライブ」という光学メカ部分です。
    LX800は当然ながらSACDの再生にも対応していますので、ぜひこのドライブを他社供給してほしいものです。
    自社でもSACDプレーヤーは出してますけども、PD-70AEの良さは認めるものの、やっぱりあとひと踏ん張りが欲しいわけです。
    デジタル出しの規格がしっかり定まっていてくれれば、トランスポートとしてでも問題ないのですけどねぇ。

    そんな音声部分はなぜかパイオニアがこだわるES9026PROを使っています。
    実績があるから使いこなしが分かっているということなのでしょう。
    バスバーがあったりして、往年の国産CDPを思い出すような作りですが、マルチchにしないのならいっそのこと左右独立基板だと良かったかなぁ。
    アナログ音声は私は必須だと思うのですけど、実際に世に出ているBlu-rayプレーヤーなどはHDMIやデジタル出力のみというものも多く、こちらもアナログ回路や電源部をオフにするTRANSPORTモードがあり、しかもHDMIも別口が用意されている周到ぶりです。
    逆に音声だけで使う場合にはデジタル音声や映像回路をオフにするDIRECTモードもあり、音声のみのプレーヤーとしても価格並みの性能を発揮してくれそうです。

    内部も整然としつつ、しっかり中味のあるもので、f字孔やヘ音記号をモチーフにしたプレスが入っていたりして拘りを感じるものです。
    トランスポート部はパイオニアお得意のハニカム形状になっていますし。
    これらが音や映像にどれだけ直接的に貢献するかは分かりませんが、そもそも個々の回路をシールドすることの重要性は痛感しているので、その基本を忠実にやっているだけでも素晴らしいことだと思います。

    さらに面白いのが画質・音質調整専用端子「ZERO SIGNAL」というもので、一種のアース端子みたいな役割をするものらしいです。
    これで接続機器とのGNDを揃えるそうですが、私などは「かえってアースループを作ってしまうのでは?」とちょっと心配になります。
    つなぐかどうかは自分で選べるわけですし、ここを仮想アースの接続先にするのも良いでしょう。

    UDP-LX500との価格差をこれらに見いだせるか、というのがポイントでしょうけれども、アナログ音声を重視するのであればアリじゃないかなと感じました。
    今回全く触れていないに等しい映像部分ならそこまで大きな違いはないかもしれないですが、そこも電源部の強化などで地味に効いてくるはずです。
    ウチはそこまで映像にこだわる感じでもなく、4Kの環境もないので今は不要ですけど、こういうフラグシップモデルが登場するのは良いことだと感じています。

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    2018/09/21 12:00 pm | No Comments
  • 209月

    SONYからPCMレコーダー「PCM-A10」が10/6に発売されるそうで。
    私は普段、PCM-D100を愛用していてコレを弟分的な名前ですが、実際には2016年発売の「ICD-SX2000」のグレードアップ版のようです。

    ただ、機能的にはなかなか良さそうで、特にPCM-D100でも大活躍している「Dual ADコンバーター」搭載で録音レベルをシビアに追い込まなくてもS/Nが確保できるのは実際の録音の場では非常に便利です。
    PCM-D100のようにそれをS/Nに振るのか、リミッター的に使うのかを自分で選ぶことはできないみたいですが、そこは利便性を重視した結果でしょう。
    その代りというわけでもないでしょうが、ボタンひとつで録音レベルを自動調整してくれる「リハーサル機能」というのもあってRECレベルがより合わせやすい仕組みが用意されています。

    マイクもPCM-D100と似たような可動式で、ワイドステレオやX-Yポジション、そしてまっすぐに向けたズームの3つのポジションがあります。
    ちなみにPCM-D100は前者2つしかなく、ワイドが120°(A10やX-Yは90°)という違いがあります。
    D100もまっすぐに向けて録音できないわけではないのですけど、試した感じではあまり使いどころがなかったのですが、A10ではズームと名付けているくらいなので単一指向性のような方向性を持たせているのかもしれません。

    メモリは内蔵が16GBありますが、microSDカードも使えます。
    ここもD100は内蔵も32GBでSDカードが使えるわけですが、A10はUSB端子もUSBメモリのように本体に収納されてあり、より気楽にパソコンに取り込める工夫がされています。
    お値段も実売2万円前後のようですから、PCMレコーダーとしては中堅どころな価格で手に入りますね。
    スペックとしては24bit/96kHzまでのPCMのみですからシンプルですけど、やはり前述のADCを2つ積んでいるのは圧倒的に録音しやすいはずです。

    さらにBluetoothまで搭載で、最初は「ワイヤレスで聴く必要はないだろう」と思ったんですけども、そちらの機能もありますがより便利なのはスマホアプリ「Rec Remote」を使ってスマホをワイヤレスリモコン代わりに使えるところでしょう。
    リモコンというよりもカメラでいうところのテザー撮影のようなレベルで使えそうですから、三脚に立てた状態での録音では相当便利になるでしょう。
    D100でもそこが結構苦労するところで、赤外線リモコンは付属してるんですけど、これではRECレベルの監視ができないのでたまにレベルオーバーさせたのに気づかないことがあるんですよね。

    他にもスタンバイ状態からRECを始めてその5秒前から録音ができるプリレコーディング機能などの目立つところから、三脚穴にウィンドスクリーンなど細かいところまで、ちゃんと録音現場を意識した設計になっています。
    AACやハイレゾFLACの再生にも対応しているなど、プレーヤーとしても(操作性は別にしても)優秀な可能性はあります。
    あんまりソニーを褒めない私ですけども、PCMレコーダーに関してはほんとによく出来ていると思うので、A10もきっと高い完成度が期待できるんじゃないかなと。
    実際にはマイク性能とか、プレーヤーならアンプ部など総合的なもので決まりますし、残念ながらLINE IN/OUT,光デジタル入出力などは省かれていますので、そこはニーズによってチョイスすべきところでしょうが、スマホでの録音から一歩踏み出してみたい方にはオススメできるレコーダーが増えたように思います。

    Filed under: Audio
    2018/09/20 12:00 pm | No Comments