• 121月

    Purist Audio DesignのUSBケーブル「PAD-USB/1.0」をゲットしてみました。

    先日、USBケーブルを比較したばかりですが、これしかない!という決め手に欠いた部分もありましたし、PADのスピーカーケーブルが思った以上に良かったので、他のケーブルを試してみたかったというのもあります。
    このUSBケーブルは現行モデルではなく、調べた限りでは2011年のアルファメガが代理店の時代よりも前のものだと推測されます。
    当時でも47,040円(税込)で、現行モデルも海外価格で260ドルほどとなかなか高価なものです。

    外観は如何にも普通のUSBケーブルに収縮チューブなどを被せました、という感じですが、薄っすら中のケーブルが見えてちゃんとPurist Audio Designの文字も見えます。
    だから何?って感じもありますが、3×Cryomagをしてある銅を使ったもので、5mまでの長尺に対応した設計になっているらしいです。

    早速、CHORD USB SilverPlusから交換して、まずは動作を確認してみます。
    動作はもちろん問題なく、歪みの少なさが際立ちます。
    音はやや細身に締まった感じになりますが、情報量も多く低域の沈み込みが深いように感じます。
    当時のPADの紹介記事にも「明瞭でひずみの少ないPADサウンド」を謳ってあって、あとでそれを知ったわけですけどたしかにそれと一致しています。

    CHORDは穏やかさがあったのもあり、交換当初はややうるさく感じる部分もありましたが、どうもついついボリュームが上がっているのも関係していると思われます。
    それだけがさつさのないサウンドになっているのだと思いますし、ボーカルがマイクに一歩近づいたような前に出てくる感覚があります。
    左右の分離も良くて、全てはノイズの影響が少なくなっていることによるものだと思います。
    改めて比較すると、ウチのスピーカーでの出音に近いのはこちらなので、そういう意味でもPADの特色がしっかり出ているのでしょう。

    音の傾向や効果の度合いとしてはACOUSTIC REVIVEにかなり近いですが、メーカーの色合いの違いがあって音傾向がやや違っています。
    X-DDCをUSBバスパワー駆動する場合はACOUSTIC REVIVEの優位性も目立ってきますが、外部トランス電源を入れると、PADはさらに情報量が増えてきますし、同一ケーブル内に信号線と電源線が一緒に入っていても影響を受けにくいような印象があります。
    もちろん前回同様、すぐ隣にUSBターミネーター「RUT-1」を装着してあることも功を奏しているのだと思います。
    そうした点も考慮して、現状はPADで行ってみることにしました。
    また気分で見直すこともあるかもしれませんけど、USBケーブルでの変化がこれほど大きいというのは前回同様、意外な感じでした。

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    2018/01/12 12:00 pm | No Comments
  • 111月

    Chord Electronicsから据え置き型DAC「Qutest」が発表されました。

    ちょっと前にCESで何か発表されるとはされていたので、私はDave2かMojo2と予想していましたが、わりと順当にQuteシリーズの更新でした。
    内容的にはHugo 2からバッテリーとヘッドホンアンプを除去してお安くしたという感じです。

    (1/11 17:17追記)
    Bluetoothも除去されています。据え置きとしてはむしろ好ましいかもしれませんが。

    ヘッドホンアンプといってもCHORDの場合はRCA出力と回路的に大きく分かれてはいなかったと思いますけども。
    お値段は1195ポンド、1195ドルらしいので、日本では20万を切る価格で出てきそうですね。

    ホントにもうほぼほぼHugo 2なので特筆することは少なめなのですが、一番気になったのは電源がmicroUSBというところでしょうか。
    他のCHORDのDAC同様、USB入力としての端子とは別に電源供給用の端子が用意されているのでバスパワーで動くというわけではありません。
    ですからmicroUSBの形をした電源供給用ケーブルさえ用意できれば、リニア電源を別途用意することも可能です。
    調べてみるとAudioDesignのDCA-9VがQuteHDの電源として代理店から認定されていましたから、今回もそうした対応が取られる可能性は高いものと思われます。
    DCA-5Vというモデルもすでにありますから、定格出力の1Aで足りるのであれば、あとはケーブルさえ用意されればOKですし。

    (1/11 13:52追記)
    Qutestは5V2Aを要するようですので、電源のバージョンアップあるいは他製品の登場が待たれるところです。

    ただしお値段も3万円以上ですから、Qutestに比して電源にここまでは…という方も出てくるかも。
    私としては機器の1/3くらいは電源にコストを投じるべきかなと思っているので、このくらいで済むのならぜひ導入すべきだと思います。
    ACOUSTIC REVIVEにもバッテリーリファレンス電源「RBR-1」がありますけど、こちらは入荷未定になってるので、これを機に復活させて欲しい気もします。

    同軸デジタルはRCAではなくBNCになっていますが、これは2系統同時利用で32bit/768kHz対応させる意図があるようです。DSDでの利用も考えるとUSBが主流になるのでしょうか。
    なお光デジタルは24bit/192kHzまでの対応となっています。
    端子はHugoシリーズに比べれば据え置き型だけにだいぶ余裕のある配置になっていますが、それでもかなりコンパクトな感は否めません。
    光デジタル端子は妙に引っ込んでいますし、USB入力やアナログアウトも太めのケーブルだと干渉するかも。
    XLR出力も当然ありませんし、その辺りはやはりこのお値段では仕方ないところなのでしょうか。

    物量投入だけが良いわけではなく、Mojoでその魅力も分かっているつもりですけど、やっぱり私のような旧世代の人間にはやや引っかかるところがあります。
    DACについては今の機材がMojo以外はDSDにすら対応しておらず、何か良いものがあればなぁと狙っているのですが、現状のラインナップを見る限りでは、しばらく様子見したほうが良いかなぁと。
    むしろ台数だけはいっぱいありますし、当面はそれらを工夫して使いつつ、もうしばらく皿回しオーディオをメインで楽しもうかなと思っています。

    Filed under: Audio
    2018/01/11 12:00 pm | No Comments
  • 101月

    SENNHEISERから密閉型ヘッドホンの最上位モデル「HD820」が海外発表されました。

    実際の発売はかなり遅れるようで、アメリカでも6月、日本ではまだアナウンスすらされてないようです。
    これまではゼンハイザーといえば開放型が主流で、上位モデルもHD800、HD800Sと開放型だったのですが、今回は密閉型でさらに上位モデルを出してきました。
    ちなみにお値段は2399.95ドル(ヨーロッパでは2399ユーロ)とのことで、Orpheus HE 1060 / HEV 1060に比べればお安いものです。(ぉ

    翻訳の絡みだと思いますが同社のコメントとして開放型である必要は「過去のものになった」とか「時代遅れのものになった」などという煽りのような内容が出ていますが、公式のプレスリリースにはそのような記載は全く見当たりません。
    むしろAxel Grell氏のコメントとして「通常、ハイエンドのヘッドフォンにはオープン・バック・デザインが必要」なのだけれど、そこからの開放を実現したという風に読み取れます。
    「game changer」をそういうふうに訳したんですかねぇ。

    その密閉を実現するのに大きなガラスカバーが使用されています。
    密閉するには何らかの板かなにかで覆わないといけないわけですが、ガラスの凹面が適度に音を反射することで開放型のような広がりを保ってくれるのでしょうか。
    ガラスという素材も結構クセのある響きをするようにも思いますが、素材として最適との判断だったのでしょう。
    単に内部が見えてカッコイイみたいなチョイスでは、さすがにないでしょうし…。

    もちろん内部にはダンピング素材もあり、これによる吸音も考慮されているでしょうし、他も見とれるくらいに良くデザインされてあるなぁという感じです。
    ただ最近のゼンハイザーは私の好みとはちょっと違う方向性になってるようなので、そこは実際に試聴してみないと分からないところです。
    もちろんアンプ次第というところもあるはずで、同社はHDV820を推奨しています。
    密閉型で「移動中のどこででも」と言っておきながらHDV820かい!と軽くツッコミを入れたくはなりましたけどね。
    ゼンハイザーからポタアンが出るなら、それはそれで面白いようにも思います。

    簡単に手が出せる製品ではありませんが、こうした憧れの対象になるようなモデルが出てくるのは良いことだと思います。
    ややネガティブな感想を書きましたけど、それをふっ飛ばしてくれるくらいの素晴らしいサウンドを一度体感してみたいものです。

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    2018/01/10 12:00 pm | No Comments
  • 091月

    Twitterで何方かが「トーンジェネレーター」というアプリで部屋の共振を調べていらしたのを拝見して、私も試してみました。

    正しい使い方かどうかは分かりませんが、周波数を適当に変えながらiPhoneのスピーカーで鳴らして、部屋の中の色んな場所に持ち歩いてみます。
    そうするといちばん目立って音が大きく共振する感じなのが、左スピーカー後ろの壁際で130Hz前後にピークがあるようです。

    壁が共振しているというよりも距離が近いために定在波になっている感じですし、この周波数だとちょっと効果は薄いかなぁと思いつつもWS-1を1枚置いてみました。
    この状態でパイプオルガンを聴いてみますと、これまでよりも低域の音階がスッキリしっかりしています。
    さらにボーカルは驚くほどシャープにセンター定位して、スピーカー間のちょっと後ろくらいに姿が浮かぶほどになりました。
    これまでもボーカルの大きさや音像には拘ってセッティングしてきましたが、ここまでのリアルさは体感したことがなくてビックリ。

    他の共振ポイントも探しまして、150Hzくらいでレコード棚の天板、170Hzくらいでリスポジ背面のクローゼットの扉が振動していました。
    しかしレコード棚のほうはWS-1を置くと吸音が目立って定位が偏りますし、クローゼットは利便性と見た目からして今のところは良い方法が浮かばず、そのままにしています。
    そもそも聴感での調整で、レコード棚の上に置いてあるクリーニングマシンのところにはWS-1を2枚重ねで置いてますから、こちらで代用できているのかもしれませんね。

    ただ耳だけでの調整より分かりやすいですし、もっと多様な周波数での共振や定在波を見つけるのに役立ちますから、かなり便利なアプリです。
    iPhone自体で鳴らしても良いですし、ミニケーブルでオーディオに繋いで鳴らしてみるのも良いでしょう。
    ただ、高域はあまり大きな音で鳴らすとスピーカーを痛める可能性もありますので、注意して使うようにしてくださいね。

    Filed under: Audio
    2018/01/09 12:00 pm | No Comments
  • 081月

    これまではMac上で作業を進めることが多く、階下や家族からの連絡はiMessageでサクッとやり取りできていました。
    しかしWindowsとなるとそうもいかず、Fall Creators Updateのスマートフォン連携も大したことなくて不便だなぁと。
    そこで導入したのがPushbulletというアプリです。

    WindowsだけでなくiPhoneアプリもありますが、Macは有料のサードパーティ製アプリを使うか、Chromeの拡張機能を使う形です。
    紗羅は普段、Chromeを使っているのでそっちを入れましたが、たしかGoogle Chromeってアプリをやめるんじゃなかったかなぁ。
    一応、サードパーティ製アプリも購入しましたけど、使い勝手がイマイチですし、以前あったらしい純正も復活してほしいかも。

    iPhoneのほうはなかなか完成度も高く、通知もしっかり来るのでまさにiMessageみたいな感覚で使えます。
    さらに友人だけでなく、自分が登録してあるアプリや端末にもメッセージやファイルを送ったりできるのも共有フォルダなどを介する必要がなくて便利です。
    セキュリティ面はやや不安なので、先日のLogicool FlowやiCloud Drive、AirMacの共有ドライブなどを併用する形にしてますが、分散しておけばバックアップ代わりにもなってくれますからね。

    ちなみにiCloud DriveはAppleが提供してくれているものをWindowsに入れれば問題なく使えます。
    その勢いでiMessageにも対応させてくれると嬉しいのですけどねぇ。
    それまではこのPushbulletで回避しながら、やり取りしようと思います。

    Filed under: PC
    2018/01/08 12:00 pm | No Comments
  • 061月

    LUXMAN P-1導入でケーブルの違いが良く分かるようになったのもあり、USBケーブルも再度比較してみることにしました。

    これまではACOUSTIC REVIVE USB-1.0PLSだったわけですが、まずはコレを基準にしてみます。
    X-DDCはUSBケーブルの差が出やすいよう、バスパワー駆動で比較してみました。

    USB-1.0PLSはボリューム上げてもうるさくなく、爽やかな感じがします。
    やや高域のキレは良くないかな?という印象があり、低域は深さよりも歯切れが良い印象です。
    USB接続のデメリットを上手く抑えてくれているようには思います。

    お次はCHORD USB SilverPlusです。
    エントリークラスのケーブルですが、これまではHD-7AのUSB入力につないであったのをそのままX-DDCに移動させた形です。
    ジャズの44.1kHz音源で最初は比較したのですが、ドラムが弾む感じがあり、ピアノのタッチがしっかり芯があって、なかなか好印象です。
    ハイハットも耳障りではなく、サラッとしていますし、ウッドベースの響きに厚みがあるのが良い感じです。
    どうもコレはケーブルそのものの違いだけでなく、HD-7AからUSBケーブルを抜いたのも影響しているかもしれない気がしてきました。

    そこはひとまず置いといて、次はQED Performance Graphite USBを試します。
    これはさらにエントリークラスのケーブルですが、しっかりQEDの音色なのは面白いものです。
    高域が伸びていて音は固めで、長く聴いているとちょっと固すぎるかなと。
    USBケーブルで繋いでます!というウィークポイントも感じますし、やはりそこは価格差を感じる部分です。

    そこで改めて他のケーブルを単独接続で厳密に試すことにしました。
    CHORDは広がりがあるのですが、ややナローレンジで柔らかすぎる印象が残ります。
    それが柔らかい耳あたりになってる部分もあり、やさしい音ではあるのですが、ハイレゾ音源ではちょっと物足りなさも出てきます。
    ACOUSTIC REVIVEのほうはカチッと現代的なサウンドで、他の接続機器の影響もいちばん少ないです。
    それでもやはりUSB接続である以上、少なからず影響を受けることが良く分かりましたから、次はそこに対処です。

    USBターミネーター「RUT-1」はこれまでUSBハブのほうに装着してあったのですが、これをiMac側の空いたUSB端子に移動させてみました。
    X-DDCと繋いでいるUSBケーブルのすぐ隣に持ってきた形です。
    これでS/Nがグンと上がってX-DDCに外部電源を使うのに近い効果が得られました。

    その上で各ケーブルをしつこく比較しまして、だいぶ迷いましたが現状は長時間聴きやすく、ノイズ低減効果が高い組み合わせということで、CHORD USB SilverPlusにRUT-1を組み合わせることにしました。
    X-DDCについてはトランス式電源も用意してありますから、本気モードの時はコレを入れればさらに改善もできますし。
    これで確定!とまではいかないかもしれませんが、USBケーブルによる音の変化もやはりかなり大きいことが分かった形です。
    ちょっと別の部分で変化があるかもしれないので、それを待ってまたUSBケーブルの再チェックはしてみることにしたいと思います。

    Filed under: Audio
    2018/01/06 12:00 pm | No Comments