• 144月

    ちょっと記事にするのが遅れましたが、今年の抱負のひとつにあげていたAccuphaseのプリアンプ「C-280L」のオーバーホールをお願いしました。

    状態は以前からやや気になっていた左右の出力レベル差がやはり多少感じられる程度で、他は快調だったために躊躇いがあったんですけどね。
    ただ、今のところ、これを大きく超えるプリを手に入れるのは私には無理そうですし、今のうちにできるだけ整備しておくほうが良いのかなと。
    そんなわけで4/5に依頼をしまして、佐川急便さんが空箱を4/7に届けてくれ、それに入れて発送した形です。
    箱が届いたら自分で梱包しないといけないので、写真を撮る余裕はありませんでしたが、他の機種で見かける「通い箱」とほぼ同等でした。

    オーバーホールの間は以前も父親から借りていたことがあるC-200Lに交換です。
    リビングにもC-200Lがあるんですけどね。

    残念ながらXLR入力はありませんから、そこはTARA LABSなどRCAに置き換えるだけで設置は完了。
    こちらだとやはり左に偏る現象は皆無ですから、やっぱりC-280Lがちょっとおかしいようですね。
    差と言っても最大で1.5dB、少なく見積もると0.5dB程度なのですが、フォノだとさらにその傾向が強かったり、日によっても調子が違ってましたから、オーバーホールに出したのは正解だったでしょう。

    久しぶりに聴くC-200Lのフォノはだいぶ荒々しいですが、力強さとか元気の良さはあって、これはこれでなかなか良いかも。
    発売時期としては3年ほどしか違わず、同じLの時代ですから併売されていたこともあったはずですが、この辺りを境にアキュフェーズの音色はだいぶ変わっていますからね。
    そもそもフォノ入力が3つあるのが便利で、アース端子もターンテーブルとトーンアームで共締めしなくて済みます。
    こちらのC-200Lはリビングのとは違ってメンテしてないはずですが、調子はなかなか良いようです。

    あとは修理がいつ頃仕上がってくるか、ですが、依頼する際に伺った感じではゴールデンウィーク開けでもちょっと厳しいかも、という雰囲気でした。
    C-200Lの修理が約4週間、DP-77も約1ヶ月でしたから、GWが挟まるとさらに遅れて5月中旬くらいになる覚悟はしておいたほうが良いかも。
    金額は状態次第ですけれど、Webサイトの概算見積もりでは50,000~60,000円となっています。
    先日依頼した際は40,000〜となってたような気もしましたが…。
    ただ、すでに30年も経った製品をしっかり治してくれるわけですから、そのくらいは当然ですよね。
    C-200Lを楽しみつつ、C-280Lが絶好調になって戻ってきてくれるのを楽しみに待ちたいと思います。

    Filed under: Audio
    2018/04/14 3:00 pm | No Comments
  • 114月

    近所のリサイクルショップになかなか良さそうなフラップ扉のディスプレイラックがあったので、ずいぶん悩んだ末、購入してきました。

    悩んだ理由は大きさで、幅が126cm、高さも90cmほどあります。
    特に幅が問題で、うちの軽自動車では載らないなぁと諦めてたのですが、ちょうどサマータイヤに交換していて後部座席を倒せばギリギリ入ることに気づきました。
    それでも前の座席もギリギリいっぱい前にしないとダメでしたが、レーザー距離計があったおかげで「これならなんとかなる!」と決断して持って帰りました。
    もちろん運送もしてくれるのですが、それだと本体価格を超えてしまいますので…。

    車に載せるまではまだ良いものの、そこから2階に上げるのも大変でした。
    立てておいて階段を一段ずつ上る作戦も考えましたが、紗羅が手伝ってくれてとても助かりました。
    重さもたぶん30kgくらいあるのではないでしょうか。

    奥行きも40cmほどとレコード用のラックとしても若干大きい部類かと。
    そのおかげで上にクリーニングマシンも余裕で載りますから、それはかえって良いのですけどね。
    内部も35x35cmと大きめなので、全集のようにちょっと大きめなものも入ります。
    SFCのSK-EXはかなりギリギリでしたけどね。
    とりあえず以前のを移植した形なので、中身の整理はまだこれからというところですが、収納力はかなりアップしました。

    想定していたものよりもデカくてリスポジの障害になるかなぁとも思ったのですが、この機会に入れないとやる気が置きないだろうというのもありました。
    あまり聴かないものは段ボールに入れたり、最近買ったものは手前に立てかけてあったりしたので、それをできるだけ収納したいなぁと。
    だんだん増えてくればやっぱり足りなくなる可能性もありますが、最近は中古での入手も地元ではなかなか難しくなってきつつありますし、このくらいのサイズがちょうど良いでしょう。

    音への影響は想定していたよりはずっと少なめで、かえって右の壁そのものの時のほうが反射が多かったくらいです。
    視覚的な圧迫感はそれなりにありますし、クリーニングの操作のしやすさとか、多少の検討事項は残りますが、将来的にはオーディオ全体を隣の8畳部屋に移動させることも想定してますから、当面はこれで良いでしょう。
    次に聴きたいレコードや聴いてるジャケットを飾れるだけでも、音以上に気分が良いものですね。
    あとは少しずつ使いこなしを考えて微調整していこうと思います。

    Filed under: Audio
    2018/04/11 12:00 pm | No Comments
  • 104月

    先日導入したSFCの除電グッズ「SK-EX」が思いのほか良好だったので、除電ブラシのほうも欲しくなったのですが、なんといつの間にか品切れ状態。
    そこで色々調べて見つけたのがクレオスの除電ブラシ「MB20」です。

    「Mr.静麗毛」なる、よくセンスが分からない(失礼)名前も付いていますが、本来は模型用で表面についたホコリを取り除く目的で使うようです。
    もう少し細いタイプの「MB21」というのもありましたが、SFCのに非常に良く似ているMB20のほうを選びました。

    ブラシは黒山羊の天然毛を中心にして導電性繊維を使っていると紹介記事には書かれています。
    しかし届いてみるとパッケージにSFCと同じサンダーロンの記載があり、デザインや大きさなど、まったくソックリです。
    もちろん金属部分をロジウムメッキしていたりはしませんけどね。
    ちなみにSFCに書かれている特許番号で検索しますと、1990年に公開されていてサンダーロンを出している日本蚕毛染色が出願人となっています。

    最新モデルとはさきほどのメッキや植毛の仕方やサンダーロンの長さなどは微妙に異なるかもしれませんが、実用上はこれで全く問題ないでしょう。
    なお使用時は金属部分を両側から持って使うように指示されています。

    これまで使っていたのも山羊毛でしたが、それと比べてブラシ自身に静電気が発生しないので、盤面のホコリもあまりブラシにはくっ付かず、やや取りづらい部分もあります。
    単純にホコリを取り除くという観点だけなら、山羊毛のみのブラシのほうがむしろ使いやすい面もあります。
    可能であれば、表面的なホコリは山羊毛のほうで取り除き、その後に使うほうが除電としては効果的かもしれません。

    ちなみに今まで使っていたのはいちばん左の「スライドパウダーブラシ」で、これも単体では除電できませんが、ブラシのアルミ製カバーをスライドさせると、心もち静電気が逃げるような気がして使っていました。
    真ん中のはDAISOのもので、これは合成繊維で繊維が細いため、傷を付ける心配は少ない気がします。
    純粋にホコリ取りという観点ではそれぞれの良さがありますね。

    しかし実際の出音はやっぱりずいぶんと差があり、まず何よりも盤面のトレースノイズが著しく低くなっています。
    背景が黒い感覚はSK-EXの効果にも近いところがありますが、よりS/Nの数値的な向上が図れています。
    音質的な変化の度合いはSK-EXのほうが高いようにも思いますが、さらに彫りの深い演奏になるという点は相乗効果が出ているものと思われます。
    ブラシで払った後は盤面がツヤツヤになるのはSK-EXと同様で、ブラッシング後は低域に厚みと力感が出ますし、高域は内周までしっかり伸びて冴えとキレが感じられるものになっています。
    感覚的には「針が汚れてない溝をトレースしてる」ような感覚ですね。

    ウチで特に効果があったのは、これを導入することでLo-Dの自走式クリーナーを完全に排除できた点です。
    正直、自走式クリーナーは大きなゴミが取れるくらいで、静電気はむしろ溜まるような気もしていたのですが、サクションを待つ間の儀式&補助みたいなところがありました。
    しかしブラッシングをしているうちにレコードはターンテーブルに吸着されますし、その儀式がこの除電ブラシに置き換わったような形です。

    ちなみに本家をお使いの方が試されていたCDプレーヤーのトレイや光学メディアでも試してみました。
    DP-77のトレイはプラスチック製でないと思われるのもあってか、レコードほど明瞭な効果は感じ取れませんでしたが、メディアのほうはやはりSK-EXに近い効果が感じられました。

    欲を言えばSFCのも継続して販売されているほうが良いのでしょうけれど、現状売ってないですから、このクレオスのブラシを見つけられたのはラッキーでした。
    お値段も少し安く(ブラシとしては結構お高めですが、少なくともボックスよりは安い)なっていますし、入手性も悪くないので気になる方はぜひお試しください。

    Filed under: Audio
    2018/04/10 12:00 pm | No Comments
  • 094月

    TARA LABSのRCAケーブル「TL-101」の新品未開封品を見つけたので、なんとなく手に入れてみました。

    正直あまり期待していたわけでもなく、WBTに近いコレットチャックのプラグとニセモノが多いTARA LABSの中で正規代理店のものということが決め手でした。

    全くの未開封でしたので、しばらくエージングが必要だろうと思い、普段はXLRで使っているAKURATE DSにとりあえず繋いでみてビックリ。
    エージングが進む前から、低域に深みがあり、揺らぎが少なくシャープな音像を展開してくれます。
    揺らぎに関してはコレットチャックも効いているのでしょう。
    ちなみにプラグに関しては、WBTそのものではなさそうな雰囲気です。

    またTL-101はシールドのない2芯平行構造で、メッシュチューブもないはずなのですが、プラグを開けると網線が見える気がしますし、チューブも付いてます。
    画像も海外だとこのタイプのを見かけるので途中でマイナーチェンジしたのかもしれません。
    いずれにしても8N導体を使ってるのは間違いないですね。

    音傾向としてはCHORDとかなり対照的なもので、押しのあるアメリカンサウンドではあります。
    やや硬派ではありますが、その分、精度も高く、ガシッと前に出てくる太い音でありつつもボヤケないクリアさがあります。
    これまでの経験では純度の高いケーブルは痩せ気味な傾向があるように思っていましたが、その心配はないようです。

    現状ではほんの少しナローな風合いがありますが、気になるほどではなく、むしろ中域を大切にしている印象です。
    透明感も両立されていますから、ガサツなところは皆無ですし、緩すぎず音楽的なバランスも良い扱いやすいケーブルです。
    AKURATE DSのCHORD Shawline XLRとも比較しましたが、むしろShawlineのほうが音が膨らむ傾向で、やや曖昧さを感じてしまうほどです。
    最新のShawlineとここまで戦えるとなれば、かなり高品位と言えるでしょう。
    もちろん、Shawlineは位相変換プラグでの鮮度低下というハンディを背負ってるせいもあるかもしれませんが。

    結局、今のところはTARA LABSのほうで聴くのがメインになっています。
    ただ、音像がシビアなだけにまた左右の定位が気になったりもしてきました。
    Shawlineだと分からないようなところまで聴き分けできるというのはなかなかのものです。
    そちらの対処と対策についてはまた後日、別記事で書くとして、AKURATE DSとは相性がとても良いのでココで愛用することになりそうです。
    現在は代理店もやめてしまったようで入手困難なのが残念ですし、ニセモノも多く出回ってますけれど、見つけたら入手してみる価値はあるかと思います。

    Filed under: Audio
    2018/04/09 12:00 pm | No Comments
  • 084月

    紗羅といっしょに写真を撮りたいなと思い、昔から紗羅が憧れていたOLYMPUSの一眼レフ「E-3」をゲットしてみました。

    2007年発売ですからもう10年も前の機種です。
    今でもE-300は大切に保管してあって色合いなどは素晴らしいのですが、やっぱり普通に撮影するにはさすがにもう厳しいんですよね。
    ただレンズ資産もありますし、なにより「撮りたい」と思えるカメラがいちばんかなと。

    背面の液晶サイズが時代を感じさせますが、レリーズ回数を調べてみると50枚弱試し撮りした後で2733枚という表示が。
    元の持ち主さんも大切に保管してあったのでしょう。
    なお、ファームウェアは最新の1.4に更新されていました。

    今回は初めてキタムラの店頭取り寄せを試してみましたが、なかなか便利ですね。
    通販と違って最終的には実物を確認してから購入できますし、場合によっては複数取り寄せてそこからチョイスすることも可能だとか。
    フォーサーズのレンズはすっかり値下がりしてますから、当時はとても手が届かなかった松レンズなども眺めてみるのも良いかも。

    私もEOS 5D Mark IIを追加しましたし、なんだかオーディオと同じで時代遅れの強者たちが集まってきています。
    新しいのも素晴らしいのですが、私たちにはこれが似合ってるのかなと。
    愛犬の体調も見ながら、ぼちぼちお出かけしてお気楽撮影を二人(と一匹?)で楽しみたいと思います。
    なお、実際の写真は紗羅のブログで掲載されていくと思いますので、よろしければそちらもどうぞ。

    Filed under: OurCamera
    2018/04/08 1:00 pm | No Comments
  • 074月

    ACOUSTIC REVIVEさんからケーブルインシュレーター「RCI-3H」をお借りしました。

    FURUTECHのNCF Booster-Signalと入れ替わりになる形だったので、こちらは後日、製品版が届き次第、比較レビューをしたいと思います。
    今回はRCI-3Hを2つ、何処に配置するべきかを探りつつ、その効果をご報告していきます。

    まず、RCI-3Hですが、上部のU字型の部分をヒッコリー、下の黒い部分がマホガニーで構成されています。
    そしてヒッコリーの凹んだ部分の下には種々ブレンドされた天然鉱石が入っているという、ACOUSTIC REVIVEさんらしい製品に仕上がっています。
    サイズはかなり大型で、W80xH63xD30mm、ケーブルを置く凹んだ部分でもW40xH29xD30mmと相当太いケーブルでも大丈夫です。
    ウチでいちばん太いであろう、Purist Audio DesignのMusaeus Bi-Wireでも余裕です。

    重さも約80gとずっしりしており、重いケーブルでも倒れてしまうようなことがありませんし、後述しますけどもステレオ2本のケーブルを載せたい(本来は1つずつ用意するのがベストでしょうけれど)ような場合でも載せる部分が平らなので置きやすくなっています。
    ただ、天然鉱石が中央部分の下に入ってますから、できればケーブルは真ん中に載せるのが望ましいようです。
    比較のため、CardasのマートルウッドのLサイズと並べても大きさが分かるかと思いますし、見た目以上に重さや木の密度が全く違います。

    当初はフォノ周りの底上げに…とのアドバイスで貸出していただいたのですが、フォノケーブルはプレーヤーの高さなどの絡みから載せるのがやや難しいので断念しました。
    本来はRMF-1でプレーヤーをフロートさせたいのですが、地震が怖かったり、トーンアームのDIN端子がイマイチ安定しないために純正の脚で使っているせいもあります。

    そこでまずはパワーアンプ以外の大抵の機材がつながっているクリーン電源への電源ケーブルに使ってみることにしました。
    一聴して有機的で活き活きとしたサウンドになり、正直、期待以上の良好さです。
    音質や特性上の向上などで語るよりも、これはもう音楽自体の躍動感の違いといえるでしょう。
    「スピーカーから音が鳴っている」感が大幅に軽減され、音楽そのものに精気が蘇るとさえ感じるほどです。

    この変化、以前にも体感したことがあるなぁと振り返ってみますと、ヒッコリーボードの変化ですね。
    アクセサリでの対策はともすると繊細でセンシティブになって線が細くなったりしがちですが、そういうマイナス面がなく、それでいて音像のフォーカスがしっかり合うイメージです。
    写真に喩えるならば、大口径レンズをF4くらいまで絞ったような、シャープさと描写の美しさが両立した世界が展開されます。

    これは良いぞ!と、もうひとつはまず、プリ-パワー間の長尺XLRケーブルに使ってみることに。
    まずは根元のPRE OUTに設置しましたが、高さの都合で下にSPECを置く必要がありました。
    音像がシャープになりつつ、温度感やリアルさはそのままで濁りが減った感じですが、さきほどの電源ケーブルよりは変化が薄めです。

    そこで場所を少し移動させて、スピーカーの前辺りやパワーアンプの入力近くなどと移動させながら試してみました。
    結果的には振動の影響が出やすいスピーカー周辺で効果が極大になるようです。
    やはり力強さは損なわれず、純度や高域の伸び、透明感が高まるのは振動の影響が軽減されたからでしょう。
    ちなみにRCI-3H配置を検討するにあたり、長尺ケーブルが左右ねじれて引き回してあったのを修正したのですが、それだけでも音の濁りはかなり軽減されるようです。
    またケーブル側の振動対策の程度によっても効果の度合いは違ってきますので、あまり数を導入できない場合は特にいろんな場所で試してみるのが良いと思います。

    次はスピーカーケーブルに使ってみることにします。
    左右で同一にしたいですから、さきほどのクリーン電源を外して左右のスピーカーケーブルで試用しました。
    これまではマートルウッドを使っていましたので、それを置き換える形です。
    こちらは余韻がキレイに伸びるようになり、今までよりもPADらしさが際立つようになりました。
    やはり振動の影響が現像することで、スピーカーケーブルが本来持つ特色がより鮮明に出てきたのだと思われます。

    マートルウッドではやや艶や潤いに欠けるようにも思っていたので、その点ではここも捨てがたい選択肢です。
    ただ、音傾向の変化という観点ではスピーカーケーブルのほうが大きい印象ですが、システムの底上げ・改善という意味では電源ケーブルのほうが効果的かも。
    電源ケーブルではパワーや躍動感を高めてくれますし、信号ケーブルでは精度、純度を高める方向性で、双方ともケーブルが本来持つ特質を伸ばしてくれます。
    いずれにしてもケーブル本来の性能を発揮させるには、振動対策や取り回しも極めて重要であることが今回の試行で分かった気がします。
    ちなみにACOUSTIC REVIVEさんのケーブルよりも他社のケーブルのほうが効果が分かりやすい傾向で、それはおそらくケーブル自身の対処や撚り線のほうが振動の影響を受けやすいからではないかと推測しています。

    そこでやはりスピーカーケーブルはマートルウッドに戻し、クリーン電源の電源ケーブルにひとつは確定させました。
    それも配置場所で効果に差が出ますから、少しずつ移動させながら位置決めをしていきます。
    私が試した感じでは、数が少なくても(今回の場合は1つだけ)なるべくケーブルが長い範囲で床から浮くような位置に設置するのが良いようです。
    また、振動源に近い場所(大抵はスピーカーでしょう)のほうが効果を感じやすいと思います。

    他の電源ケーブルでも試しましたが、クリーン電源を超える感じには至りません。
    そこで視点を切り替えて、今度はネットワークオーディオ周りに残りひとつを使ってみることにします。

    まずはXLRケーブルに敷いてみたところ、まさに情報が溢れ出してくるかのようです。
    他のアイテムを使った際、音が整理されたり穏やかになったり、逆に派手になる経験は数多ありますが、こうやって情報量が大きく増えるというのは初体験です。
    変化の度合いとしてはいちばん分かりやすい場所だったかも。
    その辺りは、前述のように振動対策が十分でないケーブルほど効きやすいというのもあるのではないでしょうか。

    そして次はLANケーブルで試します。
    まずはAKURATE DSに付けてあるLANアイソレーターを支えるような配置にしてみました。
    変化の方向性としてはXLRに近いですが、変化の度合いだけでいうとXLRのほうが大きいです。
    しかし、焦らずじっくりこのまま聴いてみると、どうやらこちらのほうが本質的な改善につながっているように感じられます。
    LAN周りの対策はかなり徹底してやっているわけですが、ともするとやや束縛感が出てしまいがちなように感じていたのですが、それが軽減されて、元気の良さや芯がしっかり通った足場の固まった音がするようになったのが私にとっては好印象です。

    正直、何処も効果が高過ぎて、たくさん投入したくなるというのが本音です。
    しかしその中でもやはり本質的な底上げとしての効果が高いと判断したのは以下の2ヶ所でした。

    ・クリーン電源の電源ケーブル
    ・AKURATE DSのLANケーブル

    LANに関しては写真がなくて恐縮ですが、最終的にはLANターミネーターではなく、LAN端子に近いケーブルの部分としました。
    何処でも変化が大きいだけに変化の度合いに耳を奪われがちなのですが、そこは一晩くらい置いてじっくり位置決めすることをお薦めします。

    ここからはちょっとオマケですが、矢印の表記がされていますけど、これは製品版には記載がありません。
    おそらく木目や内部の天然鉱石の配置などからACOUSTIC REVIVEさんが指示してくださったものです。
    これを「逆向きにしたらどうなる?」というご質問をSNSでいただきましたので、好奇心半分で試してみました。
    クリーン電源で主にやってみましたが、逆向きにすると重心がやや上がったように感じられます。
    重さが軽くなったような印象で、ある意味、音場は広がりますが展開される音像はやや不安定さが出てきます。
    矢印通りにすると定位が安定するように思われました。

    ちなみに鳴らしながら触ったり位置を動かしたりしても、意外と変化が分かるのも不思議なものです。
    ただ前述のように安定するまでに少し時間が掛かるケースもありますので、大体の効果を確かめたら焦らず一晩くらいは寝かせて確認していったほうが良いでしょう。
    ケーブルインシュレーター自体、オーディオマニア以外は意味不明かもしれませんが、ラックやボードと同等か、ケーブルによってはそれ以上の効果をもたらしてくれます。
    もちろんケーブル自体の取り回しも含めて見直すことは効果的だと思いますし、そのためにも扱いやすく位置決めしやすい形状も非常に良く考えられたものだと感じました。

    次回はNCF Booster-Signalとの比較やそれを含めた再配置についてレビューできたらと思っています。

    Filed under: Audio
    2018/04/07 3:00 pm | No Comments