• 253月

    FOSTEXから廉価なデジタルアンプ「AP20d」が4月中旬に発売になるそうで。

    同時発表されたハイレゾ対応スピーカー「P804-S」がメインかと思いますが、今回はアンプのほうをご紹介することに。
    これまでもこんな感じのアンプを何世代か出してきていますが、今回はハイレゾ対応も考慮してあって出力も20W+20W(4Ω)となっています。
    AP15dはパワーICにTPA3116D2を使っているようですから、そのまま回路構成を見直したか、それともTPA3128D2辺りに変更してあるのでしょうか。

    お値段はちょっと上がって14,800円ですが、それでもかなり廉価なアンプであることに違いはないでしょう。
    デジタルアンプはコンパクトかつ省電力、そしてローコストなところに魅力が出やすいでしょうし、こういった製品群で活きてくるのかなと思う面もあります。
    ただ、電源はやはりACアダプタなので、場合によってはちょっと手を加えて強化するのも良いのかも。

    名称としてはパワーアンプという呼ばれ方をしてますが、なぜかプリアウトが用意されています。
    プリといっても入力はRCAとステレオミニの排他接続ですし、あとはボリュームくらいしかありません。
    ヘッドフォンアンプをつなぐならボリュームを通過する必要は基本的にないでしょうし、パワードスピーカー向けでしょうか。

    また、外観もちょっとずつ良くなってきていますけど、スピーカー端子はできればバナナプラグ対応、せめてYラグ対応にしてほしいかな。
    今までのものはとにかく廉価に…という感じでしたから妥協もできたでしょうけど、この価格帯になってくるとFOSTEXがスピーカーメーカーであることもありますし、スピーカーターミナルはやはり良いものを積んでほしいところです。

    なお、パワーが大きくなっただけに消費電力は60Wとデジタルアンプといえどそこそこ大きめになっていますが、オートスタンバイ搭載で待機時1W以下なので付けっぱなしの運用は大丈夫そうです。
    以前のように雑誌付録でアンプが付いてくるようなことはなかなか難しくなってきたと思われますし、これならケースにも入って各種ケーブルまで付属してきますし、そうしたお手軽アンプをお探しの方にはおススメできるかと思います。

    Filed under: Audio
    2017/03/25 12:00 pm | No Comments
  • 233月

    台湾のオーディオアクセサリーブランド「Telos Audio Design」の国内取り扱いが始まるそうで。
    何度か噂には聞いていたブランドで、その効果の高さや独創的な製品群には興味を持っていたところです。
    いろんな製品がすでに出ているのですが、最初に国内投入されるのは「Ground Noise Reducer」と「Quantum Acoustics Diffuser」とのこと。

    「Ground Noise Reducer」はCPUによる演算によるアクティブ処理で仮想アースを実現するもので、いわばアース側の「クリーン電源」のような働きをしてくれるものかと。
    先日出たラックスマンのクリーン電源はたしかアース側はあえて補正せず、ホット側だけで波形を整えていたと思いますが、それと相対する思想とも言えます。
    アース自体はオーディオ機器のアース端子や空いている入力端子とつなぐことで使う形です。
    5月発売予定で、お値段は税抜600,000円となかなかのお値段ですが、現実的にしっかりしたアースが取りづらい環境も多いはずで、ハイエンドの海外製品を使う場合などはかなり有用なのではないかと思います。

    「Quantum Acoustics Diffuser」もまたアクティブ回路を持ったディフューザーです。
    ディフューザーというとルームアコースティック改善目的に使われる吸音材というイメージですが、これは発想の原点が全く違う印象です。
    実際はもっと複雑だと思いますが、大雑把にはまずRR-777のようなシューマン共鳴波を発生させる機能を持っています。
    こちらも5月発売予定で、お値段は税抜120,000円の予定だそうです。

    今度も同社の製品を順次、国内投入する予定だそうで、賛否両論ありそうなものも多いですが、どれも手の込んだものが多いですし、面白い製品が入ってきたなと思います。

    Filed under: Audio
    2017/03/23 12:00 pm | No Comments
  • 223月

    9.7inchの新しいiPadが発表されました。

    サイズとしてはiPad Airシリーズの後継、言わばiPad Air3とでも呼ぶべきモデルだと思いますが、名前はまた呼びづらい、ただの無印「iPad」になってます。
    時期的にEarly 2017モデルとか呼ぶしかないんでしょうねぇ。
    Apple PencilやSmart Keyboardに対応していないので、iPad Proではないのは明確です。
    また、iPad mini 4も128GBモデルだけに絞り込まれたので、ラインナップを整理したいという思いから来たものでしょう。

    それだけにお値段はかなり安めに設定されていて、32GBのWi-Fiモデルが37,800円(税抜)となっています。
    イマイチiPad人気も下火なことを考えると、旧モデルや整備済製品などはだいぶ値下がりしそうです。
    ただこれを書いている時点ではiPad整備済製品は一つもない状態ですが…。

    性能面ではA9プロセッサとM9コプロセッサ搭載で、バッテリーも最大10時間と、成熟期にあるだけにコストと性能のバランスはなかなか良さそうです。
    重さは469gで、iPad Air2の437gよりはAirではなくなってますけどね。
    なお、Touch IDやSiriには当然ながら対応していますが、iPhone 7系のような光学手振れ補正などは搭載されていません。
    CPUも含め、iPhone 6sクラスの感じなのはお値段を考えれば仕方ないところでしょう。

    なんとなく感覚的には「でっかいiPod touch」みたいな感覚をおぼえますが、そもそもiPod touchはどうするつもりなんでしょうねぇ。
    Macデスクトップモデルもなかなか出てこないし、AirMacもやめる方向で、むやみにラインナップを増やしすぎるよりは良いと思いますが、ちょっぴり寂しい気もします。

    Filed under: Smartphone
    2017/03/22 1:00 pm | No Comments
  • 213月

    メインカートリッジとして活躍してくれているオルトフォンのMC20Sですが、どうも再生中のパチパチノイズが多すぎると感じていました。
    最初は針形状がDL-103の丸針とは違うので溝の違う部分に接してるから、とか、冬で静電気が多いから…と考えていたのですが、途中からそれにしても多すぎないか?と思うようになりました。

    ノイズは特に盤の後半部分で多くなる傾向で、あまり起こらないディスクもあります。
    またいちばんおかしい点は、再生後にカートリッジをアームレストに戻した状態でボリュームを上げると、再生中のようなパチパチノイズが微小に出ているというところです。
    このノイズ、プリアンプの電源を入れ直すか、ヘッドシェルを外すとほぼ消えるというのも不思議なところです。

    ただこれだけではカートリッジが原因とは特定できず、他にもリード線、トーンアーム、トーンアームケーブル、そしてプリアンプも疑いました。
    SAECのトーンアームは接触不良もあったのでいちばんに疑っていましたが、DENON DP-3700Fに替えても変化なしだったので、そこではありません。
    トーンアームケーブルもSAECのチェック時にオルトフォンと交換してみましたから、問題ありません。

    リード線も別途入手して、IKEDAのISL-1にしましたが音質の変化こそあれ、ノイズ問題は解決しません。
    そうなるとプリアンプ?と思い、C-280LからC-200Lに入れ替えてみましたが、やはり同じ症状で、もうこうなるとカートリッジの疑い濃厚です。
    実際、DL-103では出ないことは確認済みだったのですが、これだけだと針形状の問題かもしれず、同じオルトフォンのMC20でも試してみたところ、こちらもヘッドレストに戻した後のノイズはないようです。

    推測としては、カートリッジに静電気が残る?感じでしょうか。
    あるいはカートリッジのピンのマイナス側のどれかが断線してるのかもしれませんねぇ。
    一応、金属ケースからGNDに落としてみたところ、完全ではないですがだいぶ減少したような気がします。
    また、再生中の音も透明感が増して高域の純度が上がったような気もします。

    しかし完全に解消したとも言えず、再生中にも影響を及ぼすとなると、これまで同様、メインのカートリッジに据えるのはやや厳しいかなと。
    針先はまだまだ良い状態だけにもったいない気もしますが、いざとなればMC-Q20への「針交換」という手は残されています。
    ただコストのわりには好みの傾向とは異なってきますし、やや微妙な気分ですねぇ。
    MC-Q30Sなら…とは思いますが、そんなグレードアッププランはありませんし…。

    そんなわけで、別のカートリッジを物色することになった次第です。
    SNSなどではもう紹介済みですが、諸事情でちょっとオーディオを聴く余裕がなくなっていますので、もう少しじっくり聴いてからご紹介したいと思います。

    Filed under: Audio
    2017/03/21 12:00 pm | No Comments
  • 203月

    これまでもトーンアームケーブルの接点不良やDIN端子の欠けなどをだましだまし使っていたSAECのトーンアーム「WE-407/23」ですが、DENON DP-3700Fが思いの外、好調だったので、保証期間のあるうちに修理に出すことにしました。

    最終的にこれは出したほうが良いなとなったのは、DP-3700FからBL-99Vに戻した際にLchから音が出なかったためです。
    ECI-50でのクリーニングも可能な限りやっていましたし、トーンアームケーブルもACOUSTIC REVIVEさんのとortofon双方で同じ症状だったので、これはもうダメだなと。
    再度、ECI-50でクリーニングしたら音は出たものの、盛大なハムが…。
    DINプラグの緩さをなんとかしようとケーブル側のDINプラグの周りにビニールテープを貼った影響だったのですが、そうなるとDIN側のアースではなく、プラグの外側でアースが取れてる状態ということになりますからねぇ。

    この割れが影響している可能性もありますし、そもそも内部配線が傷んでいて、アームを動かした際に発症するのかもしれません。
    すでにお店には送ってあって、そちらでもテスターでは症状が発生しなかったようですが、導通絡みの部分を修理してくれることになっています。
    予定では2週間くらいではないか、とのことですが、場合によっては1ヶ月くらいかかることも想定しておいたほうが良いでしょう。
    ナイフエッジなど他の部分は基本的には手を入れない予定ですのでオーバーホールとはなりませんが、安心して使える状態で戻ってきたら良いなと思います。

    それまではDP-3700Fに頑張ってもらう予定ですし、気が変わったら父親から預かっているMR-611やBL-71を使ってみても良いかなと。
    実はレコードプレーヤー周りのトラブルはコレだけではなかったのですが、その件はまた後日記事にしたいと思います。

    Filed under: Audio
    2017/03/20 12:00 pm | No Comments
  • 193月

    富山にCSポートという新しいオーディオブランドが立ち上がったようで。

    正式な社名は「クリアサウンドポート」らしく、富山でクリアサウンドというとショップの「クリアサウンドイマイ」や、PENAUDIOやヨルマデザインなどを取り扱っている「シーエスフィールド」などがあり、これらと関係があるのかな?と推測してみたり…。
    ちなみに社長の町野氏はコーセルという電源関係の会社にいらした方ですし、元アキュフェーズの高松重治氏も技術顧問をされているようです。

    高松氏といえばトリオの時代からPLLなどチューナーなどを手掛けてこられたはずですが、メルコのプレーヤーも愛用されていたようで、CSポートでラインナップされているレコードプレーヤーもそれを彷彿とさせる内容だなと感じます。
    またブランドの売り方も「優良販売店網による販売展開」や製品の品質保証期間を5年とするなど、アキュフェーズで培ったブランドイメージの確立をやっています。

    同社の第一弾製品は糸ドライブのアナログプレーヤー「LFT1」、それに真空管を使ったフォノイコライザーアンプ「C3EQ」、同じく真空管のモノラルパワーアンプ「212PA」と、かなりオールドファッションなスタイルで攻めたものが揃っています。
    レコードプレーヤーはエアフローティングや糸ドライブとしつつ、リニアトラッキングアーム採用など、温故知新な雰囲気が漂っています。
    フォノイコもそもそもMC専用でありつつトランスを併用し、アウトプットトランスもあったり、バッテリ駆動だったりとオーソドックスに見えてかなり攻めた内容です。

    ただどれも結構高額なモデルになりそうですし、まだどことなくあか抜けないガレージっぽさを感じる部分もありますが、アキュフェーズ、ラックスマン、エソテリックとはまた違った国産ブランドの立ち位置を目指そうという意気込みは感じられます。
    なお、お披露目は5/13,14開催の「音展」が最初の場になる予定とのことです。

    Filed under: Audio
    2017/03/19 12:00 pm | No Comments
  • 183月

    近所のリサイクルショップにレコードを見に行ったら、紗羅が「レコードプレーヤーがあるよ」と教えてくれてDENONの「DP-3700F」をゲットしてきました。

    単体のフォノモーター「DP-3000」とトーンアーム「DA-305」を組み合わせたモデルで、奇しくも紗羅と同じ1974年生まれです。
    お店の人はまだ動作確認してないとのことだったので、コンセントを貸してもらってDP-3000がちゃんと回転し、ストロボも流れないのを確認して購入と相成りました。
    トーンアームの断線の可能性はありましたが、トーンアームケーブルやヘッドシェル、針の折れたDL-103、トーンアーム付属のヘッドシェル「PCL-3」も付いてましたから、フォノモーターとよく出来たケース、ヘッドシェル、針交換用のDL-103でも元は取れるかなと。

    汚れはなかなかだったので、徐々に整備してターンテーブルを外すと中からはEPアダプタとDL-103の針カバーが。
    この針カバーがちゃんと装着してあれば針折れせずに済んでたのかなぁ。
    DL-103は艶ありの初期タイプボディでしたから、折れたまま置いてあったのかもしれませんが。

    結果的にはトーンアームケーブルがやや怪しいですが、それ以外は全く問題ありませんでした。
    各所をECI-50で接点クリーニングする必要はありましたけど、正直期待以上の音が出て驚きました。
    あまりダイレクトドライブには良いイメージがなかったのですが、それは単体アームでなかったのもあるでしょうし、DP-3000がACモーターなのも効いているのかもしれません。
    DL-103と組み合わせると、まさに放送局用といった風合いのサウンドを聴かせてくれます。

    DA-305はインサイドフォースキャンセラーすらない、とてもシンプルなアームですが、感度も良く快調です。
    ちなみにトーンアームそのものにはアームリフターもヘッドレストもありませんが、DP-3700Fとしては双方とも装備されています。
    針圧調整がマイクロメーター型になってるのでやや合わせづらいところもありますが、そこは針圧計を併用してあげました。

    あとはダストカバーにセロファンのようなものがくっついていて、それを取り除くのに苦労した程度です。
    おそらくキズがつかないように保護で貼ったのでしょうね。
    結果的には紙テープをくっつけて剥がすとわりと楽に取れたので、しつこく繰り返してかなりキレイに取り除けました。

    ちょっとした事情で、BL-99Vからしばらく置き換えて使うことになりましたが、ベルトやバキュームユニットがないこともあってか、S/Nの良さが際立ちます。
    どのカートリッジを装着してもDL-103っぽくなる気はしますけど、かなり良い勝負をしてくれます。
    ACOUSTIC REVIVEさんのトーンアームケーブルとマグネットフローティングインシュレーターも投入してますから、その恩恵もかなりあるとは思いますけどね。

    あとはプリアンプをMMポジションにすると当初ハムが出て原因究明にちょっと手間取ったくらいでしょうか。
    結果的にはターンテーブル側のアースもやはりちゃんと取らないとダメだったのと、コンセントの極性を逆にしたら消えました。
    プリアンプとターンテーブルの双方をクリーン電源から取った時にだけ起きるので、ちょっと原因究明に苦労しましたけどね。

    それにしてもACサーボモータのダイレクトドライブというのはなかなか良いチョイスだと思うのですが、現行モデルにないのはちょっとさびしいところです。
    50Hz/60Hzを意識しなくてはいけないですし、今となってはアピールしづらいのでしょうね。
    なお軽量のターンテーブルなので本来はスタビライザーも軽いものを使うか未使用が望ましいのでしょうけど、吸着に慣れた身としては反りがイヤなので、マイクロの重いスタビライザーを載せて頑張って動いてもらってます。
    今でも交換用のテーブルマットも手に入るようですが、状態も悪くなさそうだし、そのまま使おうかな。
    あとはウッドケースが変色していますけど、そこもまぁ気にせずに使っていけば良いでしょう。

    それにしてもちょうど良いタイミングで来てくれましたし、しばらくの間、メインの座に据えて使おうと思います。

    Filed under: Audio
    2017/03/18 12:00 pm | No Comments
  • 173月

    QEDからハイエンドとなる新しいスピーカーケーブル「Supremus」が近々発売になるようで。

    うちも先日、同社のGenesisを導入したばかりですが、もうアレもずいぶん長いこと最上位の座をキープしてきましたから、そろそろ世代交代の時期でしょう。
    このSupremusは21年かけて妥協することなく開発されたとのことで、実際にずっと開発してきたかどうかは別にしても、かなりの拘りが入っていそうですし、これからのQEDのスピーカーケーブルの方向性を示すものでもあるでしょう。

    さてケーブルの構造ですが、まずは抵抗を可能な限り低くするため、断面積を大きく取ってあるようで6.16mm2と、Genesisの5.50mm2以上の太さになっています。
    キャパシタンスも48pF/m(Genesis:76pF/m)、インダクタンスも0.49μH/m(Genesis:0.46µH/m)と総じて上を行く特性となっているようです。
    形状としても途中経路はプラスとマイナスが同じシースに包まれていて、ケーブルの端で分かれてそこに金属製のキャップみたいなのが付くところも似ています。
    バナナプラグはAirlocは継承されていますが、これまでのからグレードアップしてロジウムメッキされた高級感のあるものになっています。
    ピンを動かすことで、バナナの先が開いてロックするタイプのものになっています。

    シールドや内部のケーブル構造はどちらかと言うとRevelationに近いような印象もあります。
    AireCoreテクノロジーが採用されてますので真ん中に中空の絶縁体を大小合わせて6つほど入れて、その周囲を16本の導体が囲む形です。
    それぞれの導体はセラミックエナメルコーティングで絶縁されているそうで、導体自体は銀メッキの5N銅です。
    また、今までやっていなかったと思いますが、-142℃での低温処理もされているようですね。

    気になるのはお値段ですが、いつも購入しているFutureshop.co.ukでは21,875円/mと、さすがのお値段になっています。
    2mペアでプラグも付けてもらいますと125,419円(送料別)と、さすがにこのお値段だと手が出ないかも。
    国内価格はおそらく最低でもその1.5倍くらいにはなるでしょう。
    参考までにGenesisですと6,563円/mで、同じ2mペアでも35,000円です。
    うちではGenesisからのリプレースはちょっと厳しいかなとは思いますが、できるなら一度は聴いてみたい気もするところです。

    Filed under: Audio
    2017/03/17 12:00 pm | No Comments