• 222月

    SAECのトーンアーム「WE-407/23」のDINプラグの接触がいまひとつだったので、ACOUSTIC REVIVEの導通向上クリーナー「ECI-50」を購入しました。

    以前出ていたECI-100が容量が多すぎて使い切れないくらい入ってるというのもあってか、半分の容量になって登場したものです。
    それでも50cc入ってますから、この手の他の製品よりずいぶん多いですね。
    スプレー缶としてはかなり小柄ですけど。

    ナノダイヤモンドカーボン粒子をハイテクオイルに添加したものだそうで、見た目は無色透明です。
    綿棒もちょっぴり付属してますが、どんどん交換して使ったほうが良いだろうと思い、別途買ってきておきました。
    付属のものは細いので、実際の掃除にはコレくらいが良さそうですけどね。

    まずはトーンアーム周辺ということで、WE-407/23をプレーヤーから外したところ、DINプラグの欠片がポロッと。

    なにぶん年代物ですからこういうことも起きてしまいますねぇ。
    ピンそのものがグラつくようだったら、2年保証もありますし購入店に連絡しようかと思いましたが、単に欠けただけだったので接着剤でくっつけておきました。

    接点クリーニングしてる時はそれに集中してしまい、撮影を忘れ気味なので途中経過が上のような感じです。
    そもそも古いのでメッキの状態もそこそこですけど、だいぶキレイになりましたね。
    ECI-50自体でメッキが剥がれてしまうような心配は全くなく、その点では安心して使えます。
    ちなみに使い方としてはECI-50を良く振った後、端子にスプレーして、ECI-50を付けた綿棒で拭くというのを丁寧にやっていきました。
    汚れていると綿棒が黒くなったり茶色く(!)なったりするので、そういう場合はすぐに交換するようにしました。
    なお清掃時は機材の電源を必ず切っておくように注意書きがされています。

    塗布後12時間くらいでさらに安定するとのことですが、とりあえず少し待ってる間にヘッドシェル周辺もリードワイヤを外し、キレイにして聴いてみました。
    まず肝心の接触不良は起こらなくなりました。
    逆にプレーヤー本体のアースのほうがやや不安定だったので、本体のアース端子を追加で清掃したら、さらに安定度が増したようです。
    音色としては清掃当初はやや軽い印象がありましたが、翌日以降、しっかり腰の据わった安定した音になりました。
    正直、リード線を交換するよりも効果は高かった感じで、むやみに機材を買い換えるよりまずはちゃんと接点クリーニングすべきだなと感じた次第です。

    こうなると、あとは調子に乗ってスピーカーターミナルも清掃です。
    こちらも古い機材ゆえ、やはり汚れが蓄積していました。
    スピーカーケーブルのほうは新しいですが、そこもパワーアンプの端子も全部ひととおりクリーニングです。
    こちらも最初は高域がシャキッと伸び過ぎなくらいになりましたが、今は安定して「引っ掛かりのない音」で鳴ってくれています。
    雰囲気としてはケーブルの純度が高いものを導入した時のような感覚がありますね。

    さらにその後、電源プラグやXLRケーブルなどもクリーニングしていきました。
    前述しましたが、特に電源プラグは必ず通電をオフにするよう、気をつけないといけません。
    壁コンセントから抜いておくのがいちばん安心ですし、壁コンセントの清掃はブレーカーを落とすか、一度外してクリーニングするのが良いでしょう。
    また、清掃後も長時間放置する必要はありませんが、しばらくは通電しないほうが良いと思われます。

    効果がいちばん高かったのはプリアンプのC-280LのPRE OUTで、これはもうとっても汚れていてビックリでした。
    ここだけで綿棒3本(両側で6回)使ったほどです。
    全般に古い機器、ケーブルは特にクリーニングをやっておくべきですし、効果も大きくなると思います。
    こちらも高域のキラキラした感じがしばらく出ていましたが、今は落ち着いています。

    ECI-50の効果ももちろん非常に素晴らしいですが、「そんな高いのは使えない」という方は無水エタノールでも良いですからクリーニングする価値はあると思います。
    逆にヘタなクリーニング液はメッキを痛めてしまったり、オイルが後々酸化してしまったりすることもありますから、その点ではECI-50は安心して使えるのではないかと感じているところです。
    かなりクリーニングしましたが残量はまだまだたくさんありますので、これからも愛用していくことになるでしょう。

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    2017/02/22 12:00 pm | No Comments
  • 212月

    BUFFALOのBluetoothキーボード「BSKBB13BK」をApple TV用に導入してみました。

    Bluetoothキーボードは他にもたしか持っていたはずですが、一般的なキーボードくらいの大きさですし、Magic Keyboardは純正で相性は良さそうですけど、それならMac miniのほうを替えたいですから、コンパクトかつ薄手のものが良いかなと。

    このキーボード自体はWindowsやMac、PS3などにも対応していますから、仮にApple TVで操作性がイマイチでも使いまわしが効くというのも導入の理由になりました。
    ペアリング自体はApple TVの設定画面からやればカンタンで、テレビ画面にペアリング用の文字列(数字4桁)が出てくるので、それをキーボードから入力するだけです。
    あとは電源を入れればペアリングされますし、長時間放置してると自動でキーボードがスリープされます。

    で使い勝手なんですが、Apple TVのキーボード対応がまだまだ暫定的という感じでして、漢字変換の切り替え一つもイマイチ感が…。
    ファンクションキーも使えて、F3でアプリ切り替え、F4でホーム画面、F7で巻き戻し、F8が再生/一時停止、F9が早送りといった具合ですが、シールでも貼っておかないと忘れますね。
    また、F11とF12に音量も割り当てられています。

    ただキーボードのほうは期待通りの感じで、液晶テレビの前にSiriリモコンといっしょに並べて置いておいても全く邪魔にならず、たまにしか使わなくても一応ある安心感、という感じで置いてあります。
    キーストロークなどは決して良いとは言えませんが、Magic Keyboardもお世辞にも良いわけではないですし、導入目的にはピッタリのキーボードだったかなと思っています。

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    2017/02/21 12:00 pm | No Comments
  • 202月

    ACOUSTIC REVIVEのオーディオ用多目的消磁器「RD-3」をお借りしました。

    ディスク消磁器はACOUSTIC REVIVEさんの原点とも言える製品で、これはその3代目のモデルです。
    昔はカセットデッキのヘッド、私も機械式腕時計の消磁器を持っていますが、原理的にはそれと同じで交流磁界を発生させ、それを徐々に弱めることで上に載せた物の消磁をおこなうものです。

    ヘッドイレーサーやディマグネタイザーは自分で距離を離したり近づけたりする必要がありますが、RD-3はカンタンで電源を入れてボタンを押すだけでそれと同等の処理を自動でやってくれます。

    あとはそれをCDやDVDにやって効果があるのか?というのが昔から議論が分かれるところですが、今回もそこの理論的な部分には触れません。
    前回のRIO-5IIでもそうでしたが、オーディオの場合はリスナーのコンディションも含めて実際に体感する音楽が全て、だと思いますし、結果としてどう感じたかをレポートしたいと考えています。
    そもそも「デジタルだから音は変わらない」という方には縁のない製品でしょうし。

    まずは私の先入観を取り除く意味もあり、リビングでいつもツマが聴いているCDを持って上がり、RIO-5II、RD-3の順で両方「処理」してみました。
    その後、私は何も触れず、そのまま2Fに上がりましたが、2階まで微かに漏れてくる音がすでに違うようです。
    リビングは小音量再生なので、音量こそ違いますがリビングに置いてあるピアノを弾いている時のような音色が漏れ聴こえてきます。
    あとでツマに感想を聞いたところ、「ゴミが取れたような感じ」という返事が返ってきました。

    その後、私も自室で試してみましたが、やはりクリアで明瞭になり前に出てくるように感じます。
    処理前と処理後では、音のキレが違って情報量が増えているような感覚です。
    ただ、RIO-5II以上にディスクによる効き具合の差があり、かえって物足りなくなってしまうようなディスクもありました。
    やはり少し時間が経ったものや中古で購入したもので効果が大きいようですし、帯磁してるかしてないか、レーベルの印刷方法の違いなどで効果が違うのではないかと推測します。

    ちなみにACOUSTIC REVIVEを多用して録音されている、さだまさしさんの「第二楽章」ではギターの音色が生っぽくなり、元の録音の意図したサウンドがより明確に分かったような気がします。
    RIO-5IIとRD-3の「処理」の順序ですが、個人的には先にRIO-5II、後でRD-3のほうが良いような印象でした。
    RIO-5IIは空間的な広がりの改善、RD-3は解像度の向上で、互いに補完し合うコンビと言えるでしょう。
    個人的な好みとしては、使用しているオーディオ機器との相性もあるかもしれませんが、RIO-5IIのほうがどちらかと言えば好みのようです。

    RD-3については名称からすでに「多目的消磁器」と名乗ってありますし、ケーブルなどでも試してみようかと考えています。
    またリッピング速度やエラーレートなども計測してみようかなと思っていますが、個人的にはもっと感性の部分で受け入れるべき製品なのかなと感じているところです。

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    2017/02/20 12:00 pm | No Comments
  • 192月

    第2回MJオーディオフェスティバルが3/12に損保会館で開催されるそうで。

    そもそも第1回があったのを知らなかったんですが、MJ誌を立ち読み(失礼)して見つけました。
    去年は入場料が1000円(パンフレットを要購入)だったようですが、今回は特に記載が見当たりません。
    特典で来場記念CD「MJオーディオテクニカルディスクVol.8」も配布されたようなので、それもあっての入場料だったのかな?
    言ってみたら有料だった…というのはちょっとイヤですからねぇ。

    損保会館というとアナログオーディオフェアの会場にもなってたところで、場所はまあまあという感じですが部屋が分かれてるし、そういう点では使いやすいのでしょうね。
    開催時間は午前11時から午後6時までだそうです。

    他のオーディオ系イベントとはだいぶ毛色が違って、2Fの大ホールを自作オーディオ機器の「自作機大試聴会」に割り当ててるところが、さすが「無線と実験」だなと。
    大ホールで他の方の自信作を聴きつつ、ホール内のマーケットゾーンで機器やパーツも購入できるようです。
    別の階の部屋では試聴イベントや同誌選出の「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」の受賞機の展示、メーカーのブースなどが配置されるとのことで、出展企業情報も掲載されています。
    ただ一般のイベントとはメーカーの傾向もだいぶ違うので、MJをいつも読んでいるような方のほうが合うイベントかもしれないですね。

    なお詳細は現在発売中の3月号に掲載されてますので、行かれる方は購入されておくほうが良いかと。
    クリーン電源の特集記事が載っていて、これがなかなか興味深かったですよ。

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    2017/02/19 12:00 pm | No Comments
  • 182月

    ACOUSTIC REVIVEのマイナスイオン発生器「RIO-5II」をお借りしました。

    「マイナスイオン」というだけで拒絶反応を示す方もきっと多いと思いますが、ここではあえてその是非については触れません。
    製品の仕掛けとしてはトルマリンをハロゲンランプで温め、普段はそのまま、CDやDVDを「処理」する場合はファンを稼働させるものです。

    上が火鉢の網みたいになってましてココにCDを載せ、両面「処理」するわけです。

    電源ボタンを入れてからハロゲンランプが温まるまでに10〜15分くらいかかるようで、その後に使うほうが良いようです。
    ひとまずいちばん良く聴いている手嶌葵さんの「La Vie En Rose」をセットして試してみることにしました。

    まずは処理前の状態を確認するのにRIO-5IIの電源を入れておいて、聴いてみたのですがすでになんとなくいつもの音が違うような気がします。
    いつもより余韻がキレイに伸びていますし、なにやら空気が澄んで純度が上がったような印象を受けました。

    そしてレーベル面、読み込み面と両面「処理」し、正直あまり期待もなく鳴らしてみたところ、一曲目の一音目から「え?ウソでしょ?」と驚きました。
    もう聴き飽きたに近いくらい聴いてきたディスクからの再生音がスピーカーを離れ、前方の空間にふわっと広がります。
    エアリーなボーカルも素晴らしいですし、理屈はもう別にして驚いてしまいました。

    その後、何枚かディスクを「処理」してみましたが、効果が高いものと、ほとんど効果が感じられないものがありました。
    全般的には良く聴き込んだディスクで効きが良いようですし、わりと最近買ったものなどでは変化が少ないようです。
    ハイレゾ音源のようにデータ量そのものに変化があるわけはないですから、元々の音質によるでしょうし、CDに収録されている以上のものは出てこないということでしょう。
    なお、ごく一部のディスクでは上面のセット部分がやや小さめで、ディスクがストンと網の上に載らないケースがありました。

    また最初にもチラッと触れましたが、「処理」だけでなく電源を入れてあるだけでも変化が感じられます。
    試しに音楽を聴いている途中でスイッチを切ってみたのですが、フェードアウトするように音の広がりが減っていきます。
    それもスーッと減るのではなく、多少ムラがありながら徐々に減っていく感じを受けます。
    点灯時の、あたかも目の前での演奏しているようなライブ感が減り、ごく普通にスピーカーからの再生音になる感覚とでも言いましょうか。

    正直、理屈は全く分かりませんが、たとえプラシーボ効果だったとしても、音楽への集中度合いやリスニング時のリラックス効果には確実につながっているのだと思います。
    率直に言えば、「私だって信じられないよ!」というのが本音でして、上のように自分を言い聞かせてみても、それでもなお「いや、もっと違う何かが効いている気がする」と感じられます。

    これと対をなすディスク消磁器「RD-3」もお借りしていますので、次回はそちらについてレビューしてみようと思います。
    また、ディスク以外の小物への効果がないかも試してみようかと考えているところです。

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    2017/02/18 12:00 pm | 2 Comments
  • 172月

    AccuphaseからCDプレーヤー「DP-430」が3月上旬に登場予定だそうで。

    DP-410の後継に位置づけられるので、SACD再生機能こそないものの、USB入力を含めたDACが強化されているようです。
    DP-410はPCM1796搭載で24bit/192kHzまでのPCMのみの対応でしたが、今回はAK4490EQを積んで32bit/384kHz、11.2MHzまでのDSD(ASIOの場合。DoPは5.6MHzまで)に対応します。
    そういう意味ではドライブが対応してないだけでSACD相当以上のDACは積んでることになりますね。

    MDSも健在で、片ch辺り2基のAK4490EQを使って4個並列としています。
    他社がディスクリートやDSPで来てますし、今後はまたそっちに復活させてくるかもしれませんが、エントリークラスでは順当な選択でしょうか。
    ただDP-410もそうですが、内部を見ると「基板はこれだけ?」と思ってしまうのは仕方ないところでしょうか。
    今回のDP-430はまだ分かりませんが、電源部やUSB-DDCを強化・分離するとかするか、もしくは少しコンパクトにしても良いのかなと思ってしまいます。

    なお、今回はANCC(Accuphase Noise and Distortion Cancelling Circuit)なるものを搭載してるんだとか。
    AAVAもそうですけど、昔のAccuphaseは「なんとか回路」みたいな宣伝文句は多用しなかったんですけどねぇ。
    効果はもちろんあって、しっかり仕上げてくるんだと思いますけど、ちょっと方向性が変わってきたのかなと感じます。
    設計者も若手に移行しているようですが、それ自体は悪いことではないと思いますけどね。
    ちなみにトランスポート部はDP-410を踏襲してるそうで、むしろそっちが今後の課題になってきそうな気もします。

    ややネガティブな書き方になりましたが、単体DACも他社を含めてなかなか良いものがないわけで、USB入力だけでなく、同軸(24bit/192kHzまで)、光(24bit/96kHzまで)もあるので、むしろそちらの用途を主体に考えると魅力も増すかも。
    お値段はDP-410から据え置きの33万円(税別)だそうですし、最新のDACをお探しの方には良い選択肢になるかと思います。

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    2017/02/17 12:00 pm | No Comments
  • 162月

    ACOUSTIC REVIVEの電源コンディショナー「RPC-1」をお借りしました。

    赤外線マウスの発案者のアイデアを具現化したものだそうですが、外観はヒッコリーの箱から極太の電源ケーブルが出ている「謎の箱」状態です。
    コンデンサや抵抗、通常のノイズフィルタなどは搭載されておらず、コイルが使用されていることは記載されていますが、それ以上の詳細は不明です。

    技術的な解説をしても仕方ないと思いますし、今回は「何処に設置するか」という点に絞ってレビューしてみたいと思います。
    うちのシステムにはすでにAccuphaseのクリーン電源「PS-500」が導入されていますので、それとどう組み合わせるか、というのがポイントになるかと思います。

    まずは素直にクリーン電源に挿してみました。
    RPC-1の電源ケーブルは箱から直接生えていて、長さも短めで極太ということもあり、取り回しはややしづらいところがあります。
    最初は上の写真のようにクリーン電源の上に置きましたが、さすがにこれはどちらにとっても良くないと判断し、すぐ横にスペースをむりやり作って配置しました。
    できればIECコネクタで電源ケーブルを交換可能にするか、1m程度の長さだとうれしい気もしますが、この太いケーブル(おそらく単線)がコンディショナーとしての性能に貢献している部分もあるのかもしれません。

    こんな具合でクリーン電源につないでみると、いつになく静けさを感じる澄んだ空気感です。
    変な喩えですが、森の中のような澄んだ空間で聴いているような、そんな印象を受けたのは、暗雑音やノイズが減って、ザワザワした感じが減ったからでしょうか。
    クリーン電源でよく言われる音痩せはそれほど強く感じたことはありませんが、ややシャープになり過ぎるところがあったのですが、そうしたトゲトゲしさが消失しつつ、楽器それぞれの音が重なり合わずしっかり分離する良さはさらに引き立っています。

    ただ、CDプレーヤーのクリーン電源接続時に発生するクリーン電源のトランスの唸りは、RPC-1を接続しても発生してしまいます。
    またPS-500の歪み率表示にも目立った変化は見受けられないようです。
    変な喩えばかりで恐縮ですが、クリーン電源がシャンプーだとしたら、RPC-1はリンス・コンディショナーといったところでしょう。

    ここで一旦、RPC-1を完全に外してみました。
    正直取り付けた時よりも外した時のほうが差は顕著で、中高域のキツさが顕著に出ています。
    ハードドームツイーターの付帯音のような感じの音傾向が乗っている雰囲気です。

    次にオーディオ用の壁コンに直挿ししてある電源タップに挿してみました。
    こちらもクリーン電源に使った場合と効果は似ていますが、中高域のキツさは残っています。
    どうやらクリーン電源に接続している機器にまではRPC-1の影響が及びづらいような印象です。

    今度は全く発想を転換して、ノイズ源となっているであろう一般機器用のコンセント周りの電源タップに配置してみました。
    この状態なら安心して、音楽を聴きながら抜き差しすることもできますし。
    音楽を聴きながら、RPC-1を抜くとすぐに音楽が騒がしくなって、微妙に音量が上がったような感じです。
    逆に聴きながら挿すと、少し間があって徐々にスッキリしてきて、シャキッとクリアになっていきます。
    音傾向としてはオーディオ用壁コンとはまた違った効果の方向性で、透明感と分離の良さが出るようです。
    こちらだと一種のノイズフィルタ的な働きをしているのだと思われます。

    再びクリーン電源経由の電源タップに戻してみましたが、うちの環境ではクリーン電源につなぐのがもっとも効果が明瞭のようです。
    電源アクセサリにありがちな「改善しましたよ!」という押し付け感がなく、よりナチュラルな音色になることでリラックスして音楽を楽しむことができるようになります。
    よりオーディオマニア的な解釈でいえば、クリーン電源の性能を一段向上させてくれ、クセを消してくれる方向性の改善が期待できます。

    ここまでわりと早々にチェックしていったのですが、どうも試用していってる感じだと実際には数日エージングが必要なようで、徐々に馴染んできているような気がします。
    その辺りは後日、それぞれの機材をクリーン電源経由にすべきか否か、「RPC-1 vs PS-500」といった感じでレビューしてみたいと思っています。
    ただ、今回の結論としては、クリーン電源持ってる人はRPC-1をソレに、お持ちでない方はノイズ源の近くに付けるのが効果的、なのかなと感じた次第です。

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    2017/02/16 12:00 pm | No Comments
  • 152月

    MC20SのリードワイヤーをCello Strings製に交換してなかなかの改善をしてくれたこともあり、調子に乗って「もっと良くならないかな?」と、ortofonの純銀製リードワイヤー「LW-800S」を導入してみました。

    メーカーサイトの記載によると、「純銀線素線φ0.1mm 15本、純銀素線0.24mm 3本」を撚ったものとのことですが、箱には「0.26mm純銀線3本、0.10mm銀メッキ銅線16本」と書かれていて食い違っています。
    そもそも箱の記載が正しいのであれば「純銀線」ではないですよねぇ…。

    端子部分はロジウムメッキですし、針圧調整が必要なくらい、ワイヤーとしては太さがありますが、撚り具合などはちょっとイマイチかなぁという気もしつつ、装着してみました。
    ちなみに長さは他のリード線より若干短いような気もします。

    取り付け自体はortofonのカートリッジのピン配置が素直にまっすぐ引くだけですし、太さもほぼ適切でやりやすいリード線でした。

    交換してしばらくはエージングが必要かな?と思いつつ、ファーストインプレッションとしては、落ち着いていて銀からイメージするようなキラキラした感じは皆無だなと。
    高域もギラつかず透明感もあるし、市販品だけにクセは少ないなと思って数枚聴いていきました。
    たしかにまとまりがありますし臨場感は増して、クラシックやライブ録音との相性は良いと感じます。

    ただ、エージングが進むにつれてぼんやりして冴えない気がしてきて、どうもナローレンジになってしまったように感じます。
    ちょっと語弊があるかもしれませんが、MC20SがDL-103になってしまったような感覚です。
    同じオルトフォンどうしですし、相性が良さそうなものなのですが…。

    結局我慢できず、Cello Stringsに戻してしまいました。
    戻すと「そう、コレコレ!」というサウンドが戻ってきて、スカッと抜けるような爽やかさとバシッとくるパルシヴさを併せ持つMC20Sのピックアップした音を、802の堂々とした音場で展開してくれます。
    ortofonのシェルリードは以前もPC-tripleCのを入手したことがありますが、素材は違えど音傾向はどうも似ているようです。
    良く言えば、より正確に安定した再現力を引き出す傾向だと思いますし、Celloのほうはやや雰囲気で「どうだ!」と押してくる感じはあるように思いますが、価格や市販品への期待はちょっと裏切られた感が拭えません。
    カートリッジとの相性や好みで選ぶと良いかもしれないですし、今度、DL-103で試してみる予定です。(と言いつつ放置中…。)

    ちなみにその後、某氏にご相談したところ、KS-Remastaさんをオススメしていただきました。
    最初に相談しておけば良かったですね…。
    そちらはまだ導入していないのですが、MC20Sと相性の良さそうなものを情報収集してみようと思います。

    Filed under: Audio
    2017/02/15 12:00 pm | No Comments