• 277月

    ブログネタがすっかりオーディオに偏ってたりSNS経由で新製品などの情報を知ることも多い昨今ですが、まだまだ公式な情報となるとメーカーサイトさんやニュースサイト、大手のブロガーさん経由のほうが精度が高いのは変わりありません。
    そこで昔は、はてなアンテナ、その後はLivedoor Readerが活躍してくれていたのですけど、Live Dwango Readerに引き継がれ、そして8/31で終了というニュースが。

    幸い、エクスポート機能はありますので、そこからOPML形式で出力し、さらにご親切にも他のRSSフィードリーダーの紹介もされてたので、いちばん上にあったInoreaderにインポートさせてみました。

    1日ほど経過してなんとなく重くなってきている気もするので、同様に引っ越してきた方々も多いのかもしれませんね。
    重い場合はミラーサイトの「jp.inoreader.com」をと薦められて試してみましたが、まだそちらはうまく動いてないようでしたので、今のところは本家を使っています。

    表示形式がいろいろあったり、かなり高機能ですけど記事自体は基本的にサイトに伺って拝見するので、軽快なLive Dwango Readerが恋しい気もしますが、時代も変わってきつつありますから仕方ないところですね。
    いざとなったら「いぬリンク相当」みたいに、簡易なものを自分で実装しちゃうのも手かなとは思いますが、そもそも登録されてるサイト数も少ないよなぁというのに気づきました。
    この程度なら巡回フォルダでも作って見て回っても大したことないのかも…。
    ま、せっかく移行したので当面はInoreaderを使ってみたいと思います。

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    2017/07/27 12:00 pm | No Comments
  • 267月

    台湾のオーディオアクセサリーメーカー「TELOS Audio Design」の国内輸入代理店にトップウイングサイバーサウンドグループが決まったというのは少し前にニュースで流れましたが、アースノイズ低減器「Grounding Noise Reducer」の受注販売が開始したそうで。

    この製品、グラウンディング・ノイズ・レデューサーとかアクティヴ・アースなどいろんな呼び方がされていますが、一般的な分類で言うと仮想アースということになりますね。
    しかしその仕組みは非常に巧みかつ精巧なもので、2つの独立したCPUを装備し、それぞれでアースの基準電位を計算・生成するというものです。
    巷の仮想アースは私が自作したものも含め、仮想的な地面を作ってそれをアースに見立てる形ですから、ホンモノのアースと同等の効果を出すのはなかなか難しいものがあります。
    それでもある程度アース電位を安定させる効果はあると思いますが、複数の機材をつなぐとなるとさらに厄介で、仮想アースの効果よりもアースループが生まれてしまうマイナス要因すら発生しかねません。
    TELOSの製品ページではコレを「大洋に浮かぶ船」と喩えていますが、まさに的を射た表現で、大地と呼ぶにはか弱いものですし、さらに複数の人間が船に乗って動き回れば船もグラグラです。

    仕組みは大掛かりでも使い方はわりとカンタンで、付属のアースケーブルで各機器と本機を繋ぐだけです。
    機器にアース端子があればそこで良いですし、ない場合はRCAやXLR、USB端子に繋ぐ形です。
    付属ケーブルはYラグ-RCA端子が3本、Yラグどうしのものが3本なので、XLRやUSBは別注する必要がありそうですけどね。
    前述のようにCPUは2つ独立していますから、左側と右側のそれぞれ3個のアース端子は完全に分離されていると考えて良いようです。
    これでアナログ機器とデジタル機器のアースを分離することもできますし、アースループを避けることもできるはずです。

    あとはお値段のみが課題でして、予想実売価格は60万円前後とのこと。
    クリーン電源でもアースはどうにもなりませんし、庭に穴を掘って…といっても必ず良質なアースが取れるという保証はありません。
    もちろん機器によってはあまりアースの影響を受けにくいものもありますが、気に入った機材がそうでないケースもあるでしょうし、そのための投資とすれば他に代えがたいケースもあるのではないかと。

    その効果も気になるところでしょうが、すでに噂は耳にしていて仮想アースを発売しているメーカーさんでも驚くほどだとか。
    また、試聴会も以下の日程で予定されているそうですし、お近くの方は冷やかし半分(?)で試聴しに出かけてみるのも良いかもしれません。

    7月22日 椿オーディオ(静岡県浜松市)※終了
    7月23日 すみやサウンドギャラリー(静岡県静岡市)※終了
    8月19日 オタイオーディオ(愛知県北名古屋市)
    8月20日 ノムラ無線(愛知県名古屋市)
    9月02日 オーディオサトー(栃木県宇都宮市)
    9月03日 オーディオ南海水戸店(茨城県水戸市)
    9月30日 のだや郡山店(福島県福島市)
    10月14日 のだや宇都宮店(栃木県宇都宮市)

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    2017/07/26 12:00 pm | No Comments
  • 257月

    Accuphaseの非売品SACDハイブリッド盤「Special Sound Selection 2」を手に入れてみました。

    本来はイベントなどで無料配布されることがあるものだそうで、たしか最新盤が3だったと記憶しています。
    2は基本的にオクタヴィア・レコードから出ているSACDの抜粋といった感じになっています。
    前半2/3はクラシック、後半1/3くらいがジャズで菅野邦彦氏が録音を手がけたオーディオ・ラボの音源が入っていて、こちらのほうが貴重かな。

    最初聴いた時はなんとなく曇った感覚がありましたが、そういえばRD-3で処理するのを忘れてたのを思い出して消磁したらスッキリしました。

    全体的にEXTONのデモディスク的な構成ですが、全般にリミッタやマスタリングで弄った感が弱めな印象があります。
    実際、私も所有しているアシュケナージ指揮の威風堂々のSACDと聴き比べても低音のパワフルさに差がありました。
    他にもパイプオルガンのアルバムも先日譲渡していただいた中にあるはずなので、今度チェックしてみたいところです。

    菅野氏の録音したものも初めて聴きましたが、古いものながら鮮度があってクラシックの現代的な雰囲気との対比が面白いですね。
    あまりオーディオチェックCDのようなものは聴かないのですが、これはサンプラー的な意味合いとしても良くチョイスされていますし、各曲が安易な抜粋ではなくて、きちんと一楽章を収録してありますから、全体的な調整を確認するのに使いやすいディスクだと思います。
    いっそのこと市販したら良いのに…と思いますし、普段はプレミアが付いて取引されてるのであまり積極的にはオススメできないですけどね。

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    2017/07/25 12:00 pm | No Comments
  • 247月

    BELLDREAMのスタビライザー「STB-340A」を入手してみました。

    当初はすでに2つ持っているし、340gとやや軽めなのでダイレクトドライブをお使いの方のほうが合ってるのかなと思って見送っていたのですが、ちょうどそのタイミングで期間限定ポイントが付与されたのでそれならば…とゲットした次第です。
    水準器が装備されていて水平を確認しやすいというのも手に入れようと思った理由でしたが、肝心の水準器に結構目立つキズが…。

    そのくらいは腕時計のプラ風防で慣れたものよ、とサンエーパールを取り出し磨いたのは良いものの、ちょっとやり過ぎて先まで削ってしまいました。
    最初は注意して避けながら拭いてたんですが、線をまたいだ外周にも傷があったので消えたら消えた時だ!と開き直ったのが敗因ですね。

    それでも傷自体はすっかり目立たなくなりました。
    線はとりあえず手持ちの太いマッキーで描きましたが、さすがにこれは太すぎですねぇ。
    あとで細手のマッキーを買ってきて描きなおして、まぁそこそこ目立たなくなったから自分で使うには良いでしょう。

    キズ消しの話が先行しましたが、スタビライザー自体は2009年に出たもので、アルミニウム製の比較的軽量(340g)のものです。
    水準器は取り外せて感度も精度も良いもので、わりと良い具合に水平が出せると思っていましたが、やはりこの大きさでは限界があるようです。

    普段はサンワの大型水準器をターンテーブルに載せて測っていますが、STB-340Aの水準器を信じて合わせたらかなり誤差が生じていました。
    ストロボスコープはまだ試してませんが、本来はレコードもスタビライザーも載せた状態で速度を測るのが理想ですから、その点でも理にかなっていると言えるでしょう。

    大きさは直径が85mm、高さが33mmでやや大きめで、直径に関してはレーベルを結構塞ぐ形になるので、カートリッジ形状によっては内周でちょっと危ないかもしれません。
    とりあえずAccuphase AC-2では問題ありませんでした。

    ちなみに手持ちの3つは今回のSTB-340A(アルミ,340g)、MICRO ST-10(真鍮,1kg)、山本音響工芸 RS-1(砲金に銀メッキ,380g)です。
    大きさは大きいですがいちばん軽量ということになりますね。
    音もそれに伴ってマイクロのに比べると軽めな感じはありますが、音に広がりがあり自然な音場が再現される気もします。
    マイクロと比較試聴してみると、マイクロのほうがやや金属的な響きが乗る部分があり重量感も出ますが、俯瞰で聴いてみると音像がやや平面的になる傾向はあります。
    ただ盤面の共振はマイクロのほうがターンテーブルと素材が異なることもあるせいか、少ないような気もします。
    どちらが良いかはディスクによって評価が分かれるところですが、ベルドリームのほうが現代的なサウンドになりますね。
    重量で抑え込むのではなく、制動、制振している印象があるのは底面のウレタン?のような素材も関係しているのかもしれません。

    スタビライザーの効用については賛否両論あって、載せないほうが開放的な音になるという意見も耳にします。
    この辺りはプレーヤーやターンテーブルの材質、重量、ターンテーブルシートの素材など、様々な要因が絡んでくるので一概には言えないような印象です。
    あくまでも私感ですが、ダイレクトドライブの場合はモーターへの負荷も大きくなりますし、シャフトにも長期的に良くない影響があると思いますから、あまり重いスタビライザーは使わないのが賢明でしょう。
    また他に大きく変化する要素の多いアナログ再生の中ではスタビライザーの効果は少なめだと思いますし、別の場所にボトルネックがある場合、特に効果が分かりにくいケースが多いのではないかと思われます。

    うちの場合はディスクのサクションシステムの関係でターンテーブルシートが使えないですし、ベルトドライブということもあってそれなりの効果は発揮できているようです。
    それにしてもスタビライザーでも年代による音傾向に違いがあるというのは面白い発見でした。
    ベルドリームのも2009年発売ですからそんなに新しいわけでもありませんが、うまく3つのスタビライザーを使い分けながらアナログ再生を楽しみたいところです。

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    2017/07/24 12:00 pm | No Comments
  • 237月

    SPECのインシュレーターが思ったよりも良くて、その流れでリアルサウンドプロセッサーも気になっていました。
    リアルサウンドプロセッサーと言っても一体何のことやら?という方が多いと思いますが、要はスピーカーの逆起電力を吸収低減する箱(かなり適当な説明)です。
    逆起電力だけの問題であれば、バイワイヤリングでも改善するのでは?と思い立ち、まずは手持ちのスピーカーケーブルで試してみることにしました。

    Accuphase A-45からB&W Matrix 802 Series 2間の接続はこれまでQED Genesisを使い、中高域と低域の間は同じGenesisで出来たジャンパーを使用していました。
    理由としてはGenesisがそれなりに高価なこと、それにA-45のスピーカー端子が1系統しかない点を考慮してのシングルワイヤーでした。

    A-45にはGenesisをバナナで繋いでいますから、まずは直挿しで細めの線から試してみることに。
    とりあえずスピーカー側にバナナプラグが付けたままの状態だったZonotoneがあったので、これからお試しです。
    これまでもスピーカー側は低域端子にGenesisを繋いでいてたすき掛けはしてませんから、中高域側にZonotoneを足した形です。
    この段階でも音にはかなりの変化が見られましたし、アンプ側で直挿しに繋いでもバナナの刺さり具合にはさほど問題ないことが分かったので、それならばとCHORD Clearwayを投入してみます。

    今回も中高域側に使いましたが、Clearwayらしい艶のあるサウンドになり、CDの女性ボーカルなどは雰囲気の良いものになりました。
    ただ、SACDでオーケストラを聴いてみると、音像が甘く音離れが悪いのが気にかかります。
    正直、Clearwayって名前の印象とは違って、ちょっとぼやける傾向があるように思うんですよね。

    そこでリベンジで、Genesis導入前に使っていたQED Ruby Evolutionを引っ張り出してきます。
    こちらもスピーカー側にバナナが付けたままだったのでこれをそのまま使い、今度はRuby Evolutionを低域にして、Genesisを中高域に移動させました。

    さきほどと同じSACDを聴いてみますと、Rubyの低域番長ぶりが遺憾なく発揮されて分厚いサウンドになっています。
    やや長さが短めなのでGenesisと長さが揃わないのと、やはりAIRLOCとは接続具合が違うのもあって、場合によってはAIRLOC付き(アンプ側はYラグ)で発注しようかと思いましたが、しばらく様子見することに。

    後日、レコードのほうでそのまま聴いていたのですが、どうも違和感を覚えます。
    最初はカートリッジを変更したせいかな?とか、PE-16導入でプレーヤーの水平が狂った影響だろうか?などと試行錯誤していたのですが、ふとバイワイヤリングにしたのを思い出しました。
    冷静に聴いてみると、低域の量は以前以上にしっかりあるのですが、ボワついていてキレが失われていたんですね。
    Rubyも非常に良いケーブルですし、バイワイヤリングによる効果も出ているのですけど、ケーブルが異なることやGenesisとの格差などが影響したのでしょうか。
    やはりバイワイヤリングは同じ長さで同じケーブルが望ましいようで、それを実現するにはちょっとコストも掛かりすぎますし、そこまでするならSPECのリアルサウンドプロセッサーも視野に入ってきてしまいます。

    そんなこんなを考慮した結果、当初のシングルワイヤー+ジャンパーに戻すことにしました。
    そもそも、システムとしてはもう手を入れるところがあまりなくなってきている、というのも事実ですね。
    もちろん上を見ればキリがないのですけど、主だった機材は手に入れた以上、それなりの年数はしっかり使ってあげたいですし、そろそろオーディオも聴く方面に集中するようにしていこうかなと思っています。
    時間的余裕もちょっと足りなくなっていて、機材をいじってると音楽をゆっくり楽しむ時間も減ってしまうというのも大きな要因の一つです。
    ま、そんなことを言いながらも結局、アクセサリ類を足したりするとは思いますが、まぁ大枠での方針ということで…。

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    2017/07/23 12:00 pm | No Comments
  • 227月

    ACOUSTIC REVIVEのRCA入力端子用ショートピン防振プラグ「SIP-8Q」を手に入れてみました。

    元々はクォーツレゾネーター「QR-8」を試してみたかった、というのがキッカケでした。
    クォーツレゾネーターはRMF-1の上部にも使われていますし、コンセントプレート「CB-1DB」やRR-888にも送ってもらった際に既に貼り付けてあって、その効果はすでに体感済みでしたから、他所でも使ってみたいなと。

    調べてみるとSIP-8Qにはこのクォーツレゾネーターが8個付属していて、しかもお値段もそれほど違わないということでそれならショートピンも良いよね、ということになった次第です。

    導入に際してACOUSTIC REVIVEさんに使い方を相談したところ、付属のfo.Qシールはショートピンには使わないほうが良いはず、とのことだったので、クォーツレゾネーターだけを貼って準備しました。

    まずは念のため、ECI-50でクリーニングしておいて、パワーアンプのRCA入力端子に装着です。
    ちなみにメイン機材ではUSB-DACのHD-7Aとフォノ入力を除くと、あとは全てXLRでの接続となっています。

    パワーアンプは中を清掃した時に構造的にRCA入力のほうがオマケ的扱いだなと感じていて、ショートピンを挿しておけばノイズ混入が防げそうかなとは思っていました。
    実際に試してみるとその効果は予想以上で、聴き慣れたCDでも音源のノイズが浮き立って聴こえてきます。
    ポータブル機器にてヘッドフォンで聴けば判る程度の残留ノイズなんですが、スピーカーから普通の聴取音量で聴き取れるというのはそれだけシステム側のS/Nが向上した証でしょう。
    もちろんシステム側のノイズが減ったことで音楽の質感もより純度が増していて、ボーカルがスクッと浮き上がってくるのに驚かされました。
    音場には精度が出るようになりましたし、音像は奥行きが増したように感じられます。

    ショートピンは昔からフォノ入力などで使ってきていて有用さは分かってるつもりではありましたが、コレだけ違うとはさすがに予想外でした。
    最近の機材は単純な機械スイッチではなく、ロジックリレーでHot/Coldともに切り替えてあったりするので、端子保護くらいに考えていたのですが、これは考えを改めないとならないでしょう。
    ショートピンだけでなくクォーツレゾネーターの効果が出ているという部分も大きいのでしょうね。

    そこで次はプリアンプのLINE-1に追加してみました。
    プリアンプはラックに入っていて写真が撮りづらい(挿すのも一苦労…)ので画像がありませんが、端からPHONO、CD(HD-7A)と連なっていて、その隣という場所です。
    これでさらにボーカルが明瞭になりましたし、今度は重心が下がり、音の厚みが増してC-280Lの良い部分が高まったようです。
    鮮度も上がってプリの存在感が良い意味で薄まり、ダイレクト感が高まりました。

    それではと調子に乗ってLINE-2にも追加してみると、今度は余韻の改善が見られます。
    ここまで音源はCD(XLR端子を使用)で、ちょうどCD,LINE-1,LINE-2の真下くらいにXLR端子があるので影響を受けやすいのでしょう。
    そうなるとPHONOでも効果を高めたいですから、これまでCDに挿していたHD-7AをLINE-1に移して、CDとLINE-2にSIP-8Qを挿す形に変更です。
    こうすればPHONOの近くにもショートピンが来ますし、HD-7Aは両側から挟み込まれた形になりますからね。
    で、まずはCDから確認しますと、微妙に違いがあって、この配置のほうが音がスッキリしたようです。
    CDPでの効果としてはLINE-1とLINE-2に挿したほうが若干有利かな?とも思われます。

    しかし、レコードを聴いてみますとやはりこの配置で正解だったということが分かりました。
    確実にS/Nが改善していて、喩えればテレビで背景の黒さが違うような違いが出ています。
    重心の低さや低域の沈み込みが最近ちょっと不足しがちで「ナゼだろう?」と思っていたのですが、どうやらHD-7Aを隣に繋いでから(特に今のインターコネクトケーブルに変更してから…)そうなっていたようです。

    さらにCDに戻してみますと、レコードと比較したことでダンピングファクターの向上が再認識できました。
    これは主にパワーアンプでの使用が功を奏している気もしますが、低域がだぶつかずグッと沈み込みますし、ともすれば曖昧になりがちな最低域の音階や音色、階調が明瞭で多彩になっています。
    高域側もトゲがなく、音量を上げても全くうるさくないですし、ノイズの少ない音源では曲間の静寂が素晴らしいものになり、静けさが音楽以外の雑念を吸い込んでいくような気配すら感じさせます。
    機材を意識させず音楽にのめり込む空間を作り出してくれる感覚はヒッコリーボードにも近いものがあり、これはお気に入りのオーディオアクセサリーの筆頭候補になりそうです。

    ここまでで3組6本を使いましたから、残り2本はリビングで使う予定でしたけど、まずはお試しでDP-77とHD-7Aの同軸デジタル入力に挿してみました。
    こちらもかなり期待していましたが、変化は先程までに比べるとやや少なめです。
    感覚的にはジッターが減ったような印象なので、アナログ系とは効き方の方向性が違うのかもしれません。
    機材によって違いはあろうかと思いますが、個人的にはアナログ部に使ったほうが好みの変化をしてくれる気がします。

    ということで残り2本はRD-3で消磁処理した上でリビングのパワーアンプに。
    こちらもメイン機材と全く同じ方向性の変化をしてくれて、紗羅もその効果に驚いてました。
    ちなみに先日プリアンプに入れたヒッコリーボードとどちらが効いた?と聞いてみたところ、それはさすがにヒッコリーボードの方だそうです。
    下のプリアンプ「C-200L」は端子も多いし、C-280Lもまだまだ挿してない端子がありますがとりあえずはこの配置でしょう。
    折を見て追加できる機会があればまた足してみたいと思いますが、それだけの禁断症状が出そうになるアイテムかと思います。

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    2017/07/22 12:00 pm | No Comments
  • 217月

    Apple謹製のOSが一斉にマイナーアップデートがかかりました。
    うちはMacが5台、iPhoneが現行3台、さらにApple Watch、Apple TVとあるので、なかなかの作業量です。

    まず、macOS Sierra 10.12.6はとりあえず私のiMacとMacBook Proで更新しました。
    共にファイルサイズは1.1GBですが、iMacのほうは3回くらい再起動がかかっていました。
    普段はMuteConを入れているので起動音は鳴りませんが、2回は起動音も鳴っていましたね。
    古い機種は鳴って新しいのは鳴らないという状態は不揃いだし、次のOS辺りで解消できないものでしょうか。
    そもそも起動音の有無や音量くらいシステム環境設定で指定させてくれれば良いと思いますけど、MuteConが長く生き残ったのもAppleが頑なに対応しなかったからですけどね。
    なお起動後はiCloudの再設定はなく、クラッシュレポート送信の確認が出た程度であっさりしたものでした。

    iOS 10.3.3はiPhone 7だけiTunes経由で先にやってみました。
    ファイルサイズは2.42GBと相変わらずの大きさですが、これがいちばんあっさり終わる感じです。
    macOSもiOSもセキュリティや不具合修正が主体のようなので、何処が変わったのかすら分かりませんけどね。

    watchOS 3.2.3は反対にかなり時間がかかりました。
    iPhoneでダウンロードしますし、Apple Watchはアップデートの間、充電器にセットしておかないとダメなのも面倒です。
    Apple Watchを所有している方ならおそらく他のApple製品もアップデート対象でしょうから、まずはそちらを先にやって時間のある時にApple Watchのアップデートをすることをオススメします。

    ここまでやって、もしやtvOSもと思ったらやっぱり10.2.2が出ていました。
    正直、アップデートの時くらいしか立ち上げない状態になってるのが勿体ないですね。
    これもWebブラウザが載ればだいぶ違ってくると思うのですが…。

    そんなわけでどれもあまり嬉しいアップデートではありませんが、セキュリティも絡むものですし、今のところ不具合はなさそうなので早めに更新したほうが良いかと思います。
    それでもなるべく時間に余裕を持って、バックアップできるなら実施しておいたほうが安心かと思います。

    Filed under: Mac
    2017/07/21 12:00 pm | No Comments
  • 207月

    TwitterのフォロワーさんがSONYのPCMレコーダー「PCM-D100」を導入されていらしたので、この機会に電源でどのくらい違いが出るか調べてみることにしました。

    ちなみにこれまではピアノ録音ではeneloopなどの充電池、レコード録音などLINE INを使う場合はトランス式のACアダプタ「AC-E60L」を使用していました。

    また録音モードも当初はS/N100dBモードを使っていたものの、生録やレコードでは予期せぬレベルオーバーが起きやすいのでデジタルリミッターをOnにしています。
    ちなみにS/N100dBモードとデジタルリミッターは排他利用(双方とも二つのADCを12dBのレベル差で使う仕掛けのため)です。

    電源による違いを耳で比べるのも良いですが、やはり客観的に評価したほうが良いだろうということで残留ノイズを比べてみることにしました。
    録音レベルを最大まで上げ、プリアンプ「C-280L」のREC OUTからQED Performance J2Pで繋いだ状態で録音したファイルを周波数解析する形を取りました。
    まずはその結果をまとめて貼っておきましょう。

    まずは上の4つですが、左がACアダプタ、右が充電池を使って録音したものです。
    また上の段はデジタルリミッターOn、下の段がS/N100dBモードをOnにして録音した結果です。
    いずれも約10秒ほど録音された24bit/192kHzのWAVファイルをパソコンに取り込み、Audacityを使って解析しています。
    そのままでは残留ノイズレベルが低すぎて解析できませんでしたから、Audacity側で40dB増幅した後、解析した形です。

    Audacityの解析の問題で10Hz以下はあてにならなかったり縦ゲージが合わせられなくてやや見づらいのが申し訳ないですが、ACアダプタと充電池の違いは思った以上に少ない印象です。
    厳密に見るとACアダプタのほうは50Hzやその高調波ノイズが入り込んでいる様子が伺えますが、充電池でも多少は見受けられますので、プリアンプやケーブル経由で混入している可能性もあります。
    そもそもピークでも-114dBくらいのS/Nが確保できているようですから、全く問題ないレベルでしょう。

    ノイズだけの観点でいえば、ACアダプタと充電池の差より、S/N100dBモードの効果の高さが際立ちます。
    DSDでは使えないとか、デジタルリミッターとは併用できないので録音レベルがシビアになる、などの欠点はありますが、これだけ差があればS/N100dBモードは積極的に活用すべきでしょう。
    デフォルトでOnにしても良いくらいですが、実際の生録ではリミッターのほうが需要が高いのと、2つのADCのリニアリティなども考慮した結果でしょうか。

    また、下の2つのグラフはオマケでして、REC OUTをオンにしてフォノ(左下)とCD(右下)の残留ノイズを記録してみたものです。
    さすがにフォノイコライザーでMCヘッドアンプのゲイン26dBとなると他よりノイズは圧倒的に多いですが、それでもC-280LのカタログスペックであるS/N78dBは確保できているようです。
    CDの場合も定格115dBを満たしているように思われますし、こちらになるとPCM-D100もS/N100dBモード必須かなという印象もあります。

    具体的な音質については正直、ちょっと聴いた感じでは有意な差は感じられませんでした。
    あえて言えばモニター時のヘッドフォンアンプについてはACアダプタのほうが力強さがあるかな?といった程度です。
    ただこれもトランス式のACアダプタを使った場合ですので、スイッチング方式の付属ACアダプタだとだいぶ違う結果になるかもしれません。
    トランス式のACアダプタがもう少し入手しやすい状態だと良いのですが、まだ売ってるお店はあるものの、結構なプレミアが付いているのが難点ですねぇ。
    ただアルカリ電池使用でも24bit/192kHzをモニターしながら録音しても約10時間保ちますし、一般的には充電池使用が良いのではないかと思います。

    Filed under: Audio
    2017/07/20 12:00 pm | No Comments