219月
前回は著しく期限切れのネガフィルムを使ったので、イマイチ
性能がはっきりしなかったオリンパスのレンジファインダー機
「OLYMPUS ACE」ですが、今度は新しいフィルムで撮ってきました。
絞りが開放近くだと、程良い加減に周辺減光や収差が出ますね。
これがなかなか味わい深い感じで、好きです。
もちろん、少し絞れば、シャープな画像が得られます。
コントラストもしっかりしていて、良いレンズだと思います。
できれば、交換用の35mmのレンズも欲しいところですが、レア過ぎて
お目にかかれませんねぇ。
レンズシャッター機でレンズ交換ができるというのも、かなり
珍しいモデルですが、あまり大げさな感じでなく、コンパクトに
仕上がってるのも良いところだなぁと感じます。
他の作例もいつものように下のページに追加しておきました。
よろしければご覧くださいませ。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_ace.htm
189月
最近のデジカメは、顔検出が一通り普及したので、次はスマイルショット
なるものが流行の兆しみたいで。
SONYの「DSC-T200」や「DSC-T70」、それにオリンパスの「μ1200」などに
搭載されてるようです。

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SONYのほうは背面のタッチパネル液晶も駆使して、主役を選び、
シャッターを押しておくと、笑顔がセルフタイマーのトリガーみたいな
役目を果たしてくれるようで、なかなか面白いアイデアではあります。
オリンパスは3枚連写ということで、ちょっと自信なさげかも。(^^;
ただ、笑顔も良いですが、やっぱり失敗写真を減らしたい、というのも
あるんじゃないかなぁと。
実は以前、こういった顔認識の研究をしてたことがあるんですが、
撮った写真が正面を向いてないとか、まばたきしちゃってた、
なんてこと、結構ありますよね。
顔の向き検出はもう大体確立された技術かと思います。
まばたきについても顔を検出していれば、あとは部位検出で
わりと簡単にできると思うんですけどね。
逆に顔検出で良く耳にするご意見が、「猫や犬に対応してほしい」
ということなんですが、これが意外と難題なんです。
人間とは検出のベースがまるで違いますし、特に犬の場合は犬種で
顔の形状も大きく異なるんですよね。
あと、毛が認識ミスを起こす要因にもなりやすいです。
ただ、特定の犬種やネコちゃんに絞って学習させれば精度は
上がりそうですから、「マイペット登録」とかで認識させるというのは
手かもしれません。
さて、こういった機能を次に搭載してくるのは、どこのメーカー
でしょうね?
119月
先日ゲットしたオリンパスのハーフカメラ「PEN S2.8」の試し撮りの
ネガが出来上がりました。
でも、結果はオーバーインフで、無限遠がちゃんと出ていませんでした。
近距離だと被写界深度で、まぁ大丈夫な絵もありましたけど。
意外と絞り込まずに撮ったので、それも災いした面があります。
晴れていて、絞らざるを得なかったシーンは結構、平気です。
再度、トレーシングペーパーとルーペで調整しましたが、結構
シビアに追い込むのは難しいものですね。
今度は少しだけ絞り気味で撮ることにして、テスト用にずれ幅が
判るような写真を撮って、再挑戦しようかと思います。
ただ、ピントさえ合えば、描写は古いカメラとは思えないほどです。
Pen D2よりも立体感のある描写のように感じました。
他の作例も少しだけ下のページに置きましたので、よろしければ
ご覧くださいませ。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_pens28.htm
069月
先日、本屋さんで田中長徳さんの著書「名機礼讃」の1と2を
見つけたので、ゲットしてきました。
長徳さんが愛用されているカメラについて、その「銘機」ぶりを
紹介するエッセイですが、時折、ウィーン時代の話などを
織り交ぜながら、堅苦しくない語り口で書かれているので、
楽しく読めます。
ちなみに、買ってから知ったのですが、なんと2から11年ぶりに
銘機礼讃の3巻目が出るんだそうで。
これには私の好きなWERRAの記事も載るそうなので、今から
楽しみです。
私もWERRAの交換レンズが欲しいんだけど、あれはかなりレア
ですよねぇ。
私がもし「銘機」を挙げるとしたら、どんな機種だろうなぁ。
とりあえず所有機種で5つ挙げるなら、こんな感じかな。
MINOLTA XD
OLYMPUS OM-2N
PENTAX LX
BESELER TOPCON SUPER D
Leotax K
基準としては、ふと触りたくなる、フィルムを入れてあげたくなる
カメラって感じですね。
あと、ファインダーを覗くだけでワクワクするカメラ、仕上がりが
期待以上に仕上がるカメラってところでしょうか。
そういう意味で、上の5台は決してメジャーではない機種も多いですが、
どれも素晴らしい「銘機」だと感じます。
029月
ジャンクコーナーで、オリンパスのハーフカメラ「PEN S2.8」を
救出してきました。
実画像サイズ |
640 x 432 ( 42 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
NIKON D70 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
1100 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/30 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
50.0 mm (75 mm) |
全 Exif 情報表示… |
上の写真ではまあまあキレイになっていますが、最初はもう
かわいそうなくらいの汚さでした。
おまけに、レンズ群が外れてしまって、無限遠が出てない状態に
なっていました。
仕方ないので、バルブにして、OM用のフォーカススクリーンを
ピントグラス代わりに無限合わせをしました。
たぶん、これで大丈夫だとは思いますが、撮影してみないと
確実かどうかはわからないところですねぇ。
シャッターや絞りは問題ありません。
まぁ、元々、露出計のないカメラなので、シンプルな作りですからね。
モルトを貼り替えて、修理完了です。
ハーフなので、なかなか撮り終えるまでが大変ですが、無限遠の
確認のためにも、早めにテストしたいなぁと思っています。
ちなみに、いっしょにペトリハーフ7もゲットしたんですが、
こちらはシャッターが切れない状態でした。
それは分解ですぐに治りましたが、フィルムカウンタが戻らないし、
露出計も振れません。
軍艦部を開けてみると、フィルムカウンタに露出計をファインダーで
確認させるためのプリズムがひっかかってました。(^^;
あとは露出計だけなんですが、電圧を掛けてみるとメーターは
振れます。
でも、セレンのほうは電圧が出ていないようです。
あと、絞りも引っかかり気味で、元に戻らなかったりするんですよねぇ。
ちょっとこちらは単体では修復不可能かも。
ニコイチでもすれば、治るかもしれませんけど、珍しい個体だし、
そう都合の良いものは、なかなか手に入らないでしょうねぇ。
228月
先日、ジャンクでゲットしたオリンパスのレンズ交換式レンジ
ファインダー機「OLYMPUS ACE」の現像が仕上がってきました。
カメラのフィルム送り部分がかなり不調で、何度か修理を試みて
最終的に重要なギアを別のジャンクなオリンパスのカメラから
移植することで、うまく動くようになりました。
それでも不安が残ったので、とりあえず先日ゲットした消費期限の
不明なコニカのフィルムを装填しました。
上の写真では特に問題なく写ってるように見えますが、実際の
ネガはかなり焼けが入ってました。
Photoshopの色補正でやっと見られる状態になってる感じです。
とはいえ、カメラのほうはフィルムをちゃんと送ってくれていますし、
動作に問題はなさそうです。
やや二重像が薄いのが欠点ではありますが、次回はもう少し
まともなフィルムを詰めて撮ってあげたいと思います。
いつものように他の作例も下のページに少しだけ置いてありますので
よろしければご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_ace.htm