バルナックタイプのフィルム装填

先日、Leotaxをゲットして、初めて裏蓋の開かないタイプの
カメラを手にしたわけですが、想像していた以上にフィルムの装填に
手間取りました。

噂に聞いていたテレフォンカードを使ったセットも、隙間が小さく
なかなかおもったようにフィルムが奥まで入ってくれません。

コツとしては、カードをしっかり奥まで差し込んでおき、フィルムを
カードに沿わせるように入れながら、フィルムと差し替えるような
感覚で入れると良いようです。
ただ、確実に慣れが必要ですね。

正式なセットの仕方は、フィルムをカットして入れる、という方法
なのだそうです。
でも、これはきれいに切るのが大変ですよねぇ。

で、もうひとつの方法が意外にも一番簡単でした。
それは、シャッターのバルブを利用して、レンズ側からフィルムを
奥にセットする方法です。

レンズを外す必要がありますが、フィルムをある程度差し込んだら、
圧版を少し押すようにしてフィルムを指でスライドさせれば、
わりと簡単にセットできました。

最後の方法だと道具も要りませんし、これが一番良さそうです。
まぁ、いずれにしても、何度か使って練習しておこうと思います。

コメント

  1. Agas より:

    多少面倒でもフィルムをカットしてから詰めた方が。
    確かに圧板を押しながら入れるのは簡単なんですが、
    それだと中でフィルムが切れる場合があるので
    後々、中にフィルムのカスが溜まって故障の原因に…

    と言う事で、
    ウチのバルナックはフィルムを切ってから詰めてます^_^;

  2. MacBS より:

    Agasさん、コメントありがとうございます。

    やっぱり王道はフィルムカットなんですね。
    ただ、下手くそな私がやったら、余計にフィルムが
    途中でちぎれてしまいそうで、ちょっとこわいです。
    なにか治具でも用意すべきかもしれませんね。

    とりあえず、今は2本目をセットしちゃいました。
    1本目はスキャン中なので、近日中に載せたいと思います。

  3. matsumo より:

    MacBSさん、こんにちわ

    私は全く経験がありませんが、バルナック型のカメラにフィルムを入れるのは、結構難しそうですね。考えてみると、裏蓋部分の圧板との隙間にフィルムを入れねばならないのですね。多分、結構、硬いのでしょうね。

    そう言えば、大昔のフィルムは最初の細い部分がかなり長くて、それが現在の短いものになった時の売り文句が、「長さは変わらないので、撮影可能枚数が増えました」との記憶があります。多分、以前は36枚撮りで36枚か37枚だったのでしょうが、現在は、手動巻き上げの一眼レフでしたら、39枚は撮影可能ですね。

  4. MacBS より:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    扱うまでは、まぁなんとかなるだろうと
    思っていたのですが、思った以上に手こずりました。
    でも、一度コツが掴めれば、あとはそれほど問題ない
    ですけれど。

    硬いというよりも、フィルムレールの上部の部分が
    ひっかかるんですよね。
    正直、あの装填の構造はかなり無理があるように
    感じますが、ライカはなかなか「改良」しなかったですからねぇ。

    フィルムについては、私は結構、空送りをするので、
    規定枚数+1~2枚くらいですね。
    古いカメラほど、撮れる枚数が少なくなる傾向が
    あるような気がします。
    あと、カメラによっては最後まで巻き上げ過ぎると
    パーフォレーションが切れることがありますしね。

    そもそも36枚撮りをほとんど使わないのは
    カメラの台数が多すぎるせいでしょう。(笑)

  5. warabie より:

    お早うございます、お邪魔致します。

    たしか、専用のフィルムカットガイドが市販されていたと
    うすぼんやりと記憶していますが、、、。
    ちょっと自信が無いですが。

    自分もカメラを開けた状態で2K、閉じて3k、確実に空打をするのでさほどベロが短くなった恩恵は受けません/汗。

    切らずに装填するのは本当によくなさそうです。
    ライカの修理専門店、フォトメンテナンスヤスダ、のワンポイントアドバイスでも紹介されています。
    (テレカを使ったさいのほうですが)
    こちらの9)項目目です。

    http://www2u.biglobe.ne.jp/~M-yasuda/newpage3.htm

  6. MacBS より:

    warabieさん、コメントありがとうございます。

    ライカ純正のフィルムカッターガイドはablonという
    名称みたいですね。
    ただ、お値段も1万円以上するようで…。(^^;

    きちんとカットしないで、ささくれができたりすると
    かえってフィルム切断の原因になるようですから、
    ちゃんとした治具がなければ、私の現在の方法のほうが
    安心かも!?とか思ってしまいます。

    巻き上げの確認はしっかりしておかないと、
    巻き戻す時になって、あらまぁ!ということに
    なりかねませんものね。

    とりあえずテレカ法だけは避けておこうと思います。

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