MP3プレーヤーの老舗「Rio」ブランドが9月末で販売活動を終了し、事業から
撤退するんだそうで。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050826/rio.htm
iPod以外は、どこのメーカーも価格競争などで苦しんでるようですものね。
Rioは、このところ地味なイメージがあったんで、撤退も仕方ないのかも。
先日、近所の電器やさんでも20GB HDDの「Rio Karma」が14800円とかで
売られてましたし、今後はさらに処分特価が相次ぐかも。
MP3プレーヤーだけに限らないですけど、最近のこういった電子機器の場合、
ハードウェア以上にソフトの出来が重要ということに、まだちゃんと気付いてない
メーカーが多い気がしますね。
iPodの成功なんか、まさにiTunesのおかげといって良い面もあるのではないかと。
プレイステーションもそうだったのに、最近のSONYはPSPといい、MP3機器も
いまいちそこがずれてるのはないか、とか考えさせられたニュースでした。
コメント
こんにちわ。突然失礼します。
私の昔の友人に「マカーの伝道師」がいて(笑、
彼が予言した事はここ数年現実になり、
私も彼の影響を受けて、預言者もどきと化してます(笑
彼が4年前、まだMac OS 9.1が主流の時代、iTunesなんてマカーしか使ってなかった時代に、
「iTunesがWindowsに対応すれば、アップルは馬鹿売れするんだけどなー。」
と言ったことが、今でも記憶に残ってます。
さて、ここ数年のシリコンオーディオの進化は、
確かに目を見張るものがありますが、
やはり全ての面で「単一のソフトが持つ機能の豊富さや使いやすさ」においては、
iTunesを超えるソフトウェアがないのが現状ですね。
私の中で今回のrio撤退のニュースは、
「虫食い林檎から飛び出した虫が他の林檎もどきを食い始めた」とたとえております(笑
そして、皮肉にも
「iTunes&iPodという巨人に押しつぶされたRioという悲しきパイオニア」
「大衆が使っているiTunes&iPodに嫌気が差した」といった理由で、
iTunes離れを起こして(少なくともジュークボックスとして)、
Rio Karmaを中古で買ってしまいました。
少なくともKarmaやRMM(Rio Music Manager)を使うようになってからは、
手持ちのCD音源から圧縮して普段聴くオーディオフォーマットとして、
ogg vorbisオンリーになってしまって、
mp3やaacやatrac3やwmaとはおさらばという状態になり、
まぁ今となっては、個人で満足できるものなら何でも(どんなフォーマットでも)良いのかなと。
それよりも、「売れる物がどんどん進化して(iPod)、一部のユーザーが求めるような
高機能な物(Karma)やブランド(Rio)が淘汰される時代」なんだなと一人思いふけってます。
Karmaは良いのですが、RMMのジュークボックスの使い勝手の無さが、何とも泣けてきます。
Rio DJというItunesでいうスマートプレイリストが、まだRMMの良さを保っている訳ですが。
本当、ユーザーが求める完璧なブランド・商品って、ないんだなーと。
次世代ゲーム機の3社の仕様を見ても、つくづく「資本主義社会の公平な競争」を
感じる今日この頃です。
「おたくではアレをオッケーにして、そのかわりうちではコレは妥協するから。」
『それなら、いいでしょう。うちはアレを主力にしますから!』というような、
メーカー同士の談合が行われているのが目に浮かびますね。
長文で失礼しましたm(_ _)m
birdwatcherさん、コメントありがとうございます。
Rio Karma、先日、近所のお店で処分特価になってるのを見かけました。
容量も多いし、高機能でサイズもデザインも良さそうなのに、惜しいですね。
今は淘汰の時期ですけど、一般への普及がもっと進めば、高級機種とか、初心者向けなど、バリエーションがまた増え始める時も来るかもしれませんね。