• 0312月

    先日、こちらもいつものジャンクコーナー(こっちはカゴ)で、リコーの銀塩コンパクト「HI-COLOR 35」をゲットしてきました。

    こちらはいつものワンコイン(正確にはツーコイン)で、シャッターが切れることは店頭で確認できました。
    ちなみにこの機種、オートハーフと似た機構なので、ゼンマイを巻くにはフィルムが入ってないとダメなんですが、フィルム送りのギアを指で押さえておけば、シャッターチャージ可能なのです。

    しかし、当然不具合はありまして、まずはヘリコイドが固着していました。
    なにか特殊な仕掛けでもあるのか?と思ったのですが、単純に固まっていただけで、まずはグイッと回して、あとはグリースをちょっと入れてあげて復活です。

    もうひとつは露出計が動いてません。
    電池は本体上部の星みたいな絵の部分に入れるんですけど、まずはここが開かないところから始まります。
    こういう固着はいつものようにゴム(印鑑用のゴムマットを愛用してます)で、ここもグイッと。
    電池は入ってませんでしたが、LR44を入れてみますが、やっぱり不動。
    内部配線っぽい気もしますが、分解すると結構大変ですしねぇ。
    シャッタースピードと絞りは手動でも指定できるので、とりあえずはこのままでも良いかな。

    あとはオートハーフと同じく、フィルム室に大量に使われてるボロボロのモルトを補修して完成です。
    このモルトも習字の下敷き(裏にゴムが貼ってあるやつが使いやすい)を切って代用してます。
    ゼンマイはまだまだ元気でフルに巻いたら14枚くらいまでいけますし、一応これでいつでも撮影可能になりました。

    1968年発売のカメラで、私と同い年です。
    この頃のリコーは今のGRみたいな路線ではなく、どちらかというと大衆路線だったのですが、RICOH 35mm F2.8もなかなか優秀なようです。
    当時のリコーのレンズはOEMが多く、富岡光学やズノーあたりがあったような記憶があります。
    このレンズがそれらなのかはちょっとわかりませんけどね。

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    Filed under: OurCamera
    2011/12/03 7:00 pm | RICOH HI-COLOR 35 はコメントを受け付けていません

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