みんぽすさんにお借りしたシグマの中望遠マクロレンズ
「70mm F2.8 EX DG MACRO」と手持ちのマクロレンズで撮影比較をしてみました。
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この時期ですから、近所に咲いていた梅を被写体にしてみました。
上が70mm、下が50mmで、どちらもプログラムモードでの撮影です。
画角が違いますから完全に同じ構図にはできませんでしたが、なんとなく
傾向の違いは見ていただけるかと。
70mmのほうが被写界深度が浅いのは当然ではありますが、それを加味しても
50mmに比べて先が細く、繊細なボケを生み出してくれていますね。
70mmはズミルックス、50mmはズミクロン的な印象といえば、カメラ好きな方には
わかっていただけるかも。
ただ、70mmのほうは何故か露出がオーバーに寄る傾向がありました。
Gタイプになったことでマルチセグメント測光の効きに違いが出たりしてるのかな?
もう少し引きの画でも比較してみましょう。
こちらも上が70mmです。
こちらは背景のボケに違いがかなり出ています。
絞りをコントロールすれば50mmでも似た雰囲気にすることはできますが、
やはりボケの柔らかさや滑らかさは70mmのほうが良好な印象です。
ただ、APSで使うと換算105mm相当になりますから、撮影自体の難易度は
かなり上がる傾向がありました。
どうしてもブレやすくなりますし、手ぶれ補正が欲しくなったというのが
正直なところです。
その点では、本体内手ぶれ補正の効くPENTAXやSONYで使うのが良いのかも。
モデルチェンジすることがあれば、ぜひOS内蔵に進化してくれたらうれしいですね。
あと、現行モデルはカメラ本体側のモーターでAF駆動されています。
ですから、NikonのエントリークラスだとAFが使えないという問題もあります。
ここもHSMを搭載してほしい部分ではありますが、中望遠クラスのマクロでは
AFが効きづらい場面も結構あるので、MFでの操作フィーリングも重要視して
ほしいところです。
その部分では現行のレンズはフォーカスリングの手がかりも良く、前玉も
回転しませんから、使い勝手はAFメインで設計された最近のレンズとしては
かなり良好な部類だと思います。
次回は比較にこだわらず、通常焦点域も含め、スナップレンズとしての実力を
レポートする予定です。
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交換レンズ(ニコン用)シグマ MACRO 70mmF2.8 EX DG ニコンマウント
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