• 318月

    みんぽすさんから「FinePix REAL 3D W3」といっしょにお借りしたデジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」も遅ればせながらレビューしてみようかと。

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    このフォトフレーム、旧モデルの「FinePix REAL 3D W1」とほぼ同時に発売されたモデルで、そういう意味では一世代古いものになります。
    ただ、デジカメほど世代交代の頻度が高くないでしょうから、まだまだ現役というわけです。

    うちにはトランセンドのデジタルフォトフレーム「PF730」がありますので、まずはこれと比べてみました。

    こちらは8型(PF730は7インチ)で大きさはやや違いますが、同じ800x600pixelのLCDです。
    比べてみてまず感じたのは、画像がかなり明るいということですね。
    店頭でのデモ表示を想定しているからか、やや派手目な設定であるのは、テレビの初期設定と同じなんでしょう。
    もちろん、設定で調整可能なので、画質調整で以下の設定に変更しました。

    モニタ明るさ -2
    コントラスト -1
    トーン +1
    カラー -1
    ガンマ 0

    参考までにこの設定で、トランセンドとFinePix REAL 3D V1の表示を比較した写真を載せておきます。
    (直接、フォトフレームの表示を撮影したものなので、あくまで参考程度に。)

    まずはトランセンドのPF730から。

    次はFinePix REAL 3D V1です。

    トランセンドの地味さと比べると、上の調整をした後でもまだテレビっぽいと言いますか、ちょっと主張が強い印象はあります。
    フォトフレームの設置場所によっても違うでしょうから、そこは環境次第かも。
    窓辺など明るい場所に設置して、写真をしっかり見たい時だけ使うというような用途に適しているのかもしれません。
    そもそも製品カテゴリーとしても「フォトフレーム」ではなく、「3Dビューワー」となっていますしね。

    そして、このフォトフレームの最大の特徴はなんといっても3D表示です。
    さすがにこれは写真で紹介できるものでもないので、簡単に感じた点を書いてみます。
    8.0型という画面の大きさもあって、3D感はかなり強烈に味わえます。
    ちょっとちらつきがあるので、目が疲れたり、3D酔いっぽい症状が出ることもありますが、慣れてくると感動のほうが大きいです。
    FinePix REAL 3D W3の液晶でも3D表示されますが、臨場感は比べものにならないです。

    内蔵メモリは512MBと、やや少なめなので、撮影が終わったSDカードをそのままフォトフレームに挿して見る、という使い方がベストかと。
    ただ、この使い方ですと、お気に入りの写真を選んで入れておくというのはちょっと面倒になります。
    閲覧用のSDカードを作っておけば良いのでしょうが、それもコピーがちょっと面倒ですし…。

    そういう意味では、フォトフレーム自体がUSBサブディスプレイになったら良いのかも。
    それなら、パソコンに入ってる画像をそのままサブディスプレイ側で表示、なんてこともできるんじゃないかと。
    似たような機能を持ったものに挑戦者の「RockVision 3D」というのもあるようですし、将来的にはこういう仕掛けもぜひ実現してほしいところです。

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    Filed under: Mono Fellows
    2011/08/31 7:31 pm | FinePix REAL 3D V1 レビュー はコメントを受け付けていません

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