• 132月

    みんぽすさんからお借りしたPHIATONのノイズキャンセリングイヤホン「PS20NC」を出張のお供に持って行ってみました。

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    ノイズキャンセル機能があるということで、移動中のバスや飛行機、電車などで効果を発揮するだろうという目論見だったのですが、ほぼ思ったとおりの効果を発揮してくれました。
    「外部騒音を95%遮断」という謳い文句ですが、さすがに飛行機の騒音をすっかり消し去ることはできませんが、ずいぶん快適な騒音具合になってくれます。

    乗ったのは行きも帰りもJALでしたが、聴いたのは手持ちのオーディオ機器ではなく、機内放送でした。
    PS20NCには「航空機対応デユアルプラグ変換アダプター」が付属しますが、今回はこれを持って行きませんでした。
    乗った機体は行きがMD-81のクラスJ、帰りが737-800の普通席だったのですが、どちらもアダプタ無しで聴くことができました。
    機体によってはデュアルモノになってるものもあるので、その際には付属のアダプタが必要なのでしょうね。

    離陸後、シートベルトサインが消えてからノイズキャンセルをオンにしましたが、通常の使用と同様に低音域を中心に騒音が少なくなります。
    風切り音みたいな帯域は消えませんが、それでも放送がずいぶん聴きやすくなります。
    ただ、騒音が非常に大きい場合、騒音を減らすだけでなく、元音源の音量も上がる気がしました。
    測定機器で確認したわけではないので、あくまで体感上ですが、もしかすると元音源も補助増幅することで相対的なSN比を高めているのかもしれません。
    実際、アンプが貧弱なiPhoneではバスや電車内で、音圧感がしっかり整う感覚がありましたから、二次アンプ的な効果もあるような気がします。

    また、バッテリーですが、付属の乾電池で20時間くらい聴いてみましたが、電池が切れることはありませんでした。
    もし電池がなくなったとしても、EverPlay機能があるので、ノイズキャンセルはできないものの、そのまま聴き続けることができて便利です。

    また、機内放送の音質ですが、これはむしろ放送側の音質に左右されます。
    言い換えれば、機内放送の音質のあらがはっきりわかってしまいますね。
    JALでいうと通常放送は音質が結構悪く、JALスペシャルは音質がそこそこ良いというのがわかりました。

    あと、離着陸時に自分のイヤホンを使用していると客室乗務員さんに確認されることが多いです。
    その際は「機内放送です」と伝えれば問題ありません。
    もちろん、ノイズキャンセリングはオフにしなくちゃダメですけどね。

    出張時に機内放送を聴くためにわざわざ持ち歩くことは少ないかもしれませんが、海外旅行では乗ってる時間も長いので、かなり有用かも。
    また、無音のままでもアクティブな「耳栓」になってくれるので、機内で静かな環境を確保できる点も無視できないメリットだと感じました。

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    Filed under: Mono Fellows
    2011/02/13 9:00 am | PS20NCを飛行機で使う はコメントを受け付けていません

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