ペトリの一眼レフ「Petri V6」の試し撮りのネガが仕上がってきました。
正直、ペトリというと「廉価版」というイメージがあったのですが、
写りのほうは全くそんなことはなく、なかなか優秀なものです。
前半は「EE Auto petri 55mm F1.7」を使いましたが、こちらは
発色がやや淡く、線の細い上品な描写をしてくれました。
カメラのほうは、途中1枚だけ絞り機構がうまく動かず、露出アンダーな
写真が撮れてしまいましたが、それ以降は問題なく動いてくれました。
シャッタースピードが1/500秒までというのは、確かにちょっと遅い
ですが、レンズが開放からでも結構使えるので助かった感じです。
ただ、ちょっと前ピンになる傾向があるようで、これはマウントに
少しぐらつきがあるせいかもしれません。
後半は「C.C Auto petri 55mm F2」にフードを付けての撮影でした。
少し絞ったこともあって、描写もシャープになっているように思います。
フィルムには期限切れのKodak GOLD 100を使ったんですが、
発色が独特の雰囲気がありますね。
Agfa Vistaのような感じという印象が、個人的にはあります。
意外と出物が少なく、状態が良いものだと、ちょっと当時の価格を
超えちゃうような値付けのものも多々tありますが、確かに独特の
魅力のあるカメラ&レンズだと感じました。
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