• 126月

    少し前にゲットしたRollei 35ですが、試し撮りをしていたら、フィルムを
    半分ほど撮ったところで、巻き上げレバーが空回りするようになって
    しまいました。

    諦めてフィルムを途中で巻き戻した後、軍艦部を開けてみたら、
    巻き上げレバーの力を伝えているプラスティック製のギアが欠けていました。

    かなり力が加わる部分だし、レバー直下のギアは金属なので、力負け
    したんですねぇ。
    ギアを修復しようと、ハンダごてを使って歯を作ってみたりしましたが、
    やはり強度が不足して、すぐに欠けてしまいます。

    調べてみると、ドイツ製のものは、ここが金属でできているみたいです。
    やはり、シンガポール製はコストダウンされているんですねぇ。

    その後、同様の症状が起きた方はいらっしゃらないかと調べてみると、
    「プラリペア」というもので歯車を修復された方がいらっしゃるようです。


    PL16B プラリペア ブラック

    これも強度面の心配はありますが、試してみる価値はあるかもしれません。
    ほんとは、部品だけ調達できればベストなのですが、メーカーでの修理は
    すでに終了しています。
    修理やさんなどでは部品を確保してあるかもしれないから、聞いてみるべきかなぁ。

    ただ、コスト面の問題もあるし、それなら、SL35のレンズでもゲットしたほうが
    良いかなぁと思ってしまいます。


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    とはいえ、貴重なカメラ資源でもありますし、できれば修理したいと思って
    いますが、さて、どうなりますやら…。

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    Filed under: FilmPhoto
    2009/06/12 7:42 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • matsumo Says:

    MacBSさん、こんにちわ

    プラリペアは「アクリル粉末+ピリジンを含んだ溶剤」で成り立っているもので、アクリル粉末を少しとり、そこに溶剤を加えてから、それを塗ると、1時間位するとほぼ固まるものです。

    この接着剤、PDA「ヒューレット・パッカード:HP200LX」の持病である「ヒンジ切断」(上蓋部のヒンジが破断されてしまいます)の修理によく使われるもので、私も2台、これを使って修理し、現在でも使える状態になっています。と言うことで、プラスチックだと、結構、よく接着し、また、結構、丈夫なものです。ただし、歯車のように接着面が小さなものはわかりませんが。なお、乾いてからは、ナイフ等で削ることができますので、整形は可能です。また、ピリジン系の溶剤ですので、部屋がかなり臭くなります。

  • MacBS Says:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    プラリペアで修理されている情報は結構拝見しました。
    歯車も力がさほどかからなければ問題ないかと。
    整形もできるのは良い感じですね。

    この修理にかかわらず便利そうなので、ひとつ持っておこうかと思います。