• 147月

    厳しくなる一方の銀塩環境ですが、富士フイルムがネオパンSSなどのモノクロ関連製品の生産終了を発表したようで。

    生産が終了するのはモノクロフィルムの「ネオパンSS」、手軽な自家現像キットの「ダークレス」、バライタ印画紙の「レンブラントV G2」とのこと。
    個人的にはネオパンSSは最後まで残ると思っていたので、正直ビックリしました。
    製造工程うんぬん以前に需要が少なすぎたのでしょうねぇ。
    1952年に出たブランドで、ある意味、富士フイルムを象徴する製品だと思っていたので、ちょっとショックかも。
    なお、生産終了後は代替品として「ネオパン100 ACROS」をとのことで、たしかに粒状性とか性能面ではこっちでも良いのですけどねぇ。
    さらにモノクロ用の処理薬品も今年の9月から3割程度値上げされるそうです。

    そしてフィルムカメラ本体にもその手は及んでいて、NATURA CLASSICA、CLEAR SHOT M、そして、KLASSE Wのシルバーも生産終了だとか。
    KLASSE SとKLASSE Wのブラックは残るので、かろうじてフィルムカメラの灯は消えないようですが、このペースだと来年あたりには35mm、中版で1〜2品種のフィルムを残すだけ、という形にもなりかねないかも。

    まずは手持ちのフィルムだけでも良いので、もう少し使う頻度を上げようかな。
    富士フイルムもそうですけど、カメラ店さんのDPEもなるべく残って欲しいですしね。

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    Filed under: FilmPhoto
    2012/07/14 7:00 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • SKY ONE Says:

    結果、キタムラとかのモノクロ現像料金にも跳ね返るんでしょうねぇ

  • MacBS Says:

    SKY ONEさん、コメントありがとうございます。

    現像してくれるだけ助かると思うしかないんでしょうね。
    そのうち、国内で数カ所だけでしか扱えない、なんてことになるかもしれません。