マウントアダプタの無限調整

GF1は相変わらずFD用のマウントアダプタのみで遊んでいますが、このアダプタのオーバーインフがちょっと大きすぎるので、調整してみることにしました。

大体、マウントアダプタはどんなレンズでも無限遠が確実に出るように、フランジバックの差よりも若干短めに仕上げてあることがほとんどです。
MFレンズではヘリコイドの突き当たりが無限大というパターンが多いですからね。
そのため、マウントアダプタ使用の状態でヘリコイドの突き当たりまで回すと、無限遠を過ぎて「オーバーインフ」になってしまうというわけです。

ただ、今使っているマウントアダプタはちょっとそれがひどすぎて、ヘタすると10mくらいの指標で無限遠になってしまうレンズも。
さすがにそれだと使いづらいので、今回の調整と相成ったわけです。

説明の写真は撮り忘れたのですが、上の写真のレンズ側のマウント金具を外して、そのすぐ下にスペーサー(といってもただの紙を丸く切ったもの)を挟んだだけです。
コピー用紙を2枚重ねにしたところで、ほぼ良い感じに。
まだ突き当たりまでいくと多少オーバーインフですが、少し絞ってあればそれでもOKくらいの感じです。

早速、FD 100mm F2.8を付けて試してきましたが、遠い被写体へのピント合わせがだいぶスピーディーにできるようになったかも。
レンズ性能もフランジバックが合ってるほうがきちんと出ますしね。

もう一枚はおまけで、New FD 50mm F1.4で。

とりあえず手持ちのFDレンズはほぼ試したなぁ。
あとは旧FDの50mm F1.4 S.S.C IIと135mmくらいといったところでしょうか。
広角の弱さは否めませんが、そこはいずれ純正レンズをと思っています。

コメント

  1. matsumo より:

    MacBSさん、こんにちわ

    なるほど、簡単にアダプターの厚みを増やすことができるのですね! それにしても、マイクロフォーサーズって、本当にCCDがむき出しなのですね。フィルム式一眼レフカメラのようにシャッター幕みたいのが前にあるのかと思っていました。これだと、デジ一眼レフよりもかなりゴミが着きやすいような気がします。

    それにしても、GF-1の中古って、最近は1万円台で購入できるそうですが、私は古い人間なので、やはり、ファインダーが付いたものが欲しいです。これだと、倍位になってしまうようですが。

  2. MacBS より:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    マウントアダプタごとに構造が違うはずなので、フランジバック調整できないケースもあるかもしれません。
    ちなみにうちのはディスカバーフォトのアダプタです。

    マイクロフォーサーズも当然フォーカルプレーンシャッターはありますが、プレビューの関係もあってか、ふだんはCCDがむき出しです。
    ごみについてはオリンパスのダストリダクションシステムが非常に優秀なので、今のところ問題ないようです。

    あと、EVFでよろしければ、G1やGH1が安いですよ。

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