WireWorldの電源タップ「TUNDRA」をゲットしてみました。
高級ケーブル揃いの同社ですが、このTUNDRAは意外なほど廉価で、それだけに作りも結構安っぽいんですよね。
それでちょっと躊躇していましたが、紗羅のほうの電源周りを強化したいのと、やっぱりワイヤワールドは好みにハマるのでは?ということでお試し感覚で。
コンセントの一つに欠けがありますが、なにせ6口ありますから、これまでのORBからの乗り換えでは余裕もあり、そこは使わないようにしておきました。
そのうち、開腹してみてコンセントが交換可能かも調べてみたいところですが。
接続はこれまで通り、デジタル・回転系を主体に、以下の機材をつなぎました。
・安定化電源
・ATOLL DAC100
・MICRO MR-611
・SONY CDP-557ESD
まずはATOLLから軽く鳴らしてみると、だいぶ軽快な感じになっていて、高域の伸びが良いですね。
透明感が上がり、歪みが減った印象があります。
ORBは正直イマイチ改善効果が私の環境では体感が薄かったのですが、タップ前後の電源ケーブルがWireWorldということもあって、こっちのほうが相性が良い面もあるのかも。
気を良くして、SONY CDP-557ESDもShelterからこちらに移動させてみました。
こちらも静寂感が上がり、歪みが減ったように感じますし、なにより「上品になった」という印象が強くあります。
他にも例えば、女性ボーカルのキュートさが表現されるようになったりと、些細な機微が現れやすくなったように感じられます。
さらに、ATOLLでも尖った感じが減り、耳障りな印象が薄まりました。
一音一音の分離が良いからか、バックボーカルが明瞭になりましたし、低域がドンと出るような場合に、同時に出る中高域が濁らないのが印象的です。
全般に音の出方が素直なのは作りがシンプルだから、というのもあるのかも。
で、逆にこれまで使っていたORBの電源タップは紗羅のシステムのほうに移動させました。
こちらはオーディオテクニカの相当古いタップを使ってたので、安全性向上にもなってるでしょう。
タップまでの電源ケーブルはこれまでのWireWorldではなく、ACOUSTIC REVIVEのPOWER MAX-5000にしました。
このケーブルの効果もあってか、こちらも純度が高まって、高域の冴えが出てきました。
電源タップごときでこんなに違うの?と、私でも思うんですけどねぇ。
ということで、私のほうは以下の様な構成となりました。
[ デスクトップシステム ]
パソコン: Apple Mac mini
USB-DDC: JAVS X-DDC(電源:第一電波工業 GSV500)
USB-DAC: ALO audio The Key
DAC: ATOLL DAC-100
CDP: SONY CDP-557ESD
Record Player: MICRO MR-611
Cartrdge: SUMIKO Pearl,GRACE F-8L etc
Phono Eq: Creek OBH-18
Pre Amp: LINN MAJIK-IL
Power Amp: LINN LK140(低域側), LINN MAJIK-IL(高域側)
Speaker: DALI Royal Menuet II
電源タップ: Shelter, WireWorld TUNDRAUSBターミネーター: ACOUSTIC REVIVE RUT-1
USBケーブル: ACOUSTIC REVIVE USB-1.0PLS
デジタルケーブル: CHORD Signature Digital(DDC), Acoustic Revive COX-1.0tripleC-FM(CDP-ATOLL)
音声ケーブル: Atlas Equator MKIII(CDP), QED Qunex SS(ADP-EQ), QED Reference Audio Evolution(EQ-pre), ACOUSTIC REVIVE LINE-1.0R-tripleC-FM(ATOLL-pre), CHORD Chameleon Silver Plus(pre-LK140), CHORD Cobra Plus(LK140-MAJIK), SONY OFC(The Key)
スピーカーケーブル: QED Signature Revelation(高域側),CHORD Epic Twin(低域側)
電源ケーブル: ACOUSTIC REVIVE POWER STANDARD-tripleC-FM(Shelter), WIREWORLD aurora3(TUNDRA), WIREWORLD electra3(ATOLL), ACOUSTIC REVIVE POWER STANDARD-tripleC-FM(MAJIK-IL), Accuphase APL-1(LK140)
この構成、たまにこうやって書いておかないと、自分でもどうなってたか分からなくなっちゃうんですよね。
相変わらず機材に比してアクセサリにコストを割きすぎなんですけど、機材は秋以降ちょっと環境の変化もあるかもしれないので、それ以後に考えたいなと思ってるところです。
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