• 092月

    CQ出版から「完全ディジタル! ダイレクトUSBヘッドホン組み立てキット」と銘打った「DNHR001TGKIT」が2/12発売予定だそうで。

    先日のポタ研に出展されていたそうですが、24bit/96kHzまで対応のUSB-DAC搭載のヘッドフォンを自作できるキットとのこと。
    ただそれだけならすでにRATOCからもREX-UHPB1が出ていたりであまり目新しさがないのですが、実はこれ、Dnoteを採用したデジタルユニットを積んでいるのがウリみたいです。
    DnoteというとONKYOやクラリオンなどが積極的に取り組んでいたかと思いますが、ヘッドフォンというのは面白いですね。
    今回のキットではオーディオICにDnote7Uが採用されているとのことで、ユニット自体は40mm径のものだそうです。
    このICの仕様なのかはわかりませんが、24bit/48kHzと96kHzに対応となっていて、44.1kHzが未対応っぽいのがやや気になりますが。

    また、見た目はちょっとイマイチなんですけど、ハウジングにはSATOLEXという文字も見えます。
    調べてみるとこのブランド、昔からヘッドフォンを出していたそうで、どうやらホシデンの関連企業のようです。
    当のホシデンも2012年くらいにDnoteを採用したスピーカーやヘッドホンを参考展示していたようですし、これの実用化バージョンといったところでしょうか。
    Dnoteは省電力も良さの一つなので、Bluetoothでバッテリー内蔵も良かった気もしますけど、USBバスパワーでパワフルというメリットもありそうです。

    キットの難易度は詳細がまだ分かりませんが、AV Watchに載っている写真を見る限り、基板はほぼ完成しているようなので、配線など少量のハンダ付け程度で完成するのではないかと。
    キット自体にも当然マニュアルは付いてくるそうですが、2/18発売の「トラ技エレキ工房 No.4」がまさにこのキットについて取り上げたものになるようですから、これも必需品といった感じでしょうか。
    結構高価なキットなので、この本もいっしょに付けたら良いのになぁとは思いますけどね。

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    Filed under: Audio
    2014/02/09 7:00 pm | SATOLEX DNHR001TGKIT はコメントを受け付けていません

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