• 2510月

    SANSUIのプリメインアンプ「AU-D707G Extra」を追加してみました。

    少し前にAU-D607Fを入れたばかりですし、同じメーカーの歴代モデルを追いかけるような導入が増えています。
    メイン側で大きく替えたいニーズがないので、ついついこういう形になってしまうんでしょう。
    AU-D607Fからすると世代的に2つ新しく、707シリーズということでひとつ上のグレードとなります。
    1983年発売ですから、まさに私がオーディオを始めた当時の「新製品」でもあります。
    この頃は良くカタログを集めていたものです。

    サイドウッドが付いた分、本体自体の幅は狭くなっているようでもありますが、たしかこの頃のモデルはこのサイドウッド自体に基板が固定されていたりしたのではなかったかな?
    D607Fは上部カバー自体が木製ですし、装飾というよりも非磁性体にしたいという思いもあったのかも。

    銅メッキシャーシもなかなか印象的です。
    今回は整備済みのものを導入したので内部を開腹していませんが、山水には珍しくトロイダルトランスを使っているというのも珍しいところです。
    一応DCオフセットだけはスピーカー端子で計測しましたが、電源投入当初で18mVくらいとほぼ問題ないでしょう。
    607でもう慣れましたから調整しても良いですけど当面はそのままで様子見する予定です。

    ちなみにこの機種発売当時の私はLUXMAN使いで、山水だとAU-X11に憧れていた記憶があり、907のほうを気にしていたので707の印象はちょっと薄いです。
    台数としては607が断トツ売れたでしょうし、707は中間的でちょっとマイナーだったかもしれません。

    もうひとつ面白いポイントとしてはMCトランスを内蔵しているというところでしょう。
    907がMCトランス搭載なのは覚えていましたが、707もそうだったのですね。
    ちなみにAU-D707F EXTRAまではヘッドアンプで、707G以降からX DECADEまではMCトランス、そしてα707からはヘッドアンプに戻っています。

    肝心の音ですが、607Fもかなり良い印象でしたけれどもさらに一段と本格的に鳴りが良いなと感じます。
    特にフォノの鳴りっぷりがとても良くて、これはやはりMCトランスも効いているのでしょう。
    ZYX Ultimate 100で試したのもあってか、プリメインアンプのやや簡易的になりがちなヘッドアンプよりはMCトランスのほうが駆動しやすいというのもあるのかもしれません。
    低域の押しもしっかりで芯がありますし、MCトランスで気になりがちな印象のハムノイズも少なくてS/Nがとても良いのが印象的でした。

    CDのほうはフォノほど際立った違いではないものの、DCD-1650AR直とDC-81経由の差がかなり顕著に出るあたり、よりハイファイ寄りになったということなのでしょう。
    トロイダルトランスのせいか、ややサンスイ色は薄めな感じがします。
    スピーカーはKLHですので構成としては当時でも中級クラスですけれど、良い意味で期待を裏切る品位で鳴ってくれます。
    サブと言いつつ、これなら気軽に音楽を楽しむだけでなく、オーディオシステムとしてもなかなか十分な手応えを感じられます。
    こうなると907も多少気になってきますけれども、AU-D907X DECADEは昔持っていたことですし、ひとまず707で満足かなというところです。

    Filed under: Audio
    2021/10/25 2:00 pm | No Comments

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.