• 056月

    SAECから出たPC Triple C採用の切り売り電源ケーブル「AC-6000」を出張時に見てこようと書いたばかりでしたが、完成品のケーブル「PL-7000」と「PL-5800」が6/10発売だそうで。

    上位のPL-7000のほうはケーブルの送り出し側には「振動防止装置」を装備してるんだとか。
    これの全容がイマイチ良くわからないんですし、そもそも「送り出し側」というのが何処を指してるのかが不明ですけど、プラグの付け根のところかなぁ?
    どちらもフルテック製のプラグだそうですが、PL-7000のほうが高そうなプラグだというのはよく分かりますが。
    見た目の違いではPL-7000のほうはIECインレット寄りの部分にSAECロゴの付いたコブみたいなのが付いています。
    でもここはどう考えても「送り出し側」ではないでしょうし、これの中身も記載は見当たりません。

    お値段はPL-7000が1.5mで60,000円、PL-5800がIEC 320プラグで34,500円となかなかのものです。
    ケーブル自体の外径は共にφ13mmと同じみたいで、3芯、綿糸介在、絶縁体は半硬質PVCで銅箔シールド、そしてシースは非鉛軟質PVCとカーボン含侵ポリウレタン編組チューブと同じように見えます。
    ただ、カスタマイズ可能な長さで言うと、PL-7000が4,000円/0.5m、PL-5800は3,500円/0.5mと、微妙に違うんですよね。
    網組チューブは別として、中身はAC-6000と同じなのかもちょっと分かりませんでした。

    価格面でいえば今の私なら自作しちゃったほうが面白いかな、とも思いますけど、実際に電源ケーブルやプラグを組み替えてみると手間云々以前に結構組み合わせでのバランス取りが大変なんですよね。
    それに音質面でプラグ側の占める割合も思った以上に高いように感じます。
    あえて切り売りを先行させておいて、満を持して完成品を持ってきたところからすると、新素材のPC Triple Cを使いこなした組み合わせに仕上がったからかな?とも深読みしますけど、どうでしょうか?

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    Filed under: Audio
    2014/06/05 12:00 pm | SAEC PL-7000 はコメントを受け付けていません

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