• 1912月

    RATOCからDAC搭載のポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB02AK」が来年1月下旬に発売予定だとか。

    少し前にキット系の製品を出したくらいで以前に比べて少し動きが少ないなぁと思っていた矢先の発表でした。
    それだけに時間をしっかりかけて新たなステージに入った製品という感じですね。
    まず、DACにESSの「ES9018K2M」を採用しているそうで、高級モデルでも使われるES9018のモバイル向けです。
    本来はDSDまで対応したチップですが、本機はUSB-DAC機能は持たず同軸と光デジタル入力のみですから、24bit/192kHzまでの対応とのこと。
    参考出品された際もAstell&Kernのブースで展示されてたらしく、デジタル出力を持つDAPと組み合わせて使うことを想定してるんでしょうね。
    iOS機器との相性はイマイチということになりますが、そこは何か協同戦線みたいな体制があるのかもしれません。
    実際、今回の製品は「ラトックシステム株式会社が開発・製造し、株式会社アユートが販売します」となっていますし。

    ヘッドフォンアンプ部分は最近RATOCが力を入れているバランス接続を重視した内容になっています。
    アンバランスのステレオミニもありますがバランス出力も用意されています。
    問題はイヤフォン、ヘッドフォン側でまだバランス接続端子が統一されていないところでしょうか。
    RATOCは2.5mmモノラルミニミニ×2で行ってますが、他にも4ピンマイクロ、XLRなど様々ですからねぇ。

    やっぱり私としてはUSB-DDC機能が非搭載というのが寂しいですが、逆にこれからデジタル出力を持ったDAPが増えてくるなら組み合わせが面白くなってくるのかもしれません。
    どうせならLightning接続のポータブルDDCなんて出たら面白いかもしれませんね。

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    Filed under: Audio
    2013/12/19 7:00 pm | RATOC REX-KEB02AK はコメントを受け付けていません

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