• 167月

    iBasso DX90もだいぶ古くなってきたし、そろそろ代替のDAPをと考えていたのですが、色々検討した結果がなぜかPono Playerとなりました。

    当初はCHORD Mojoが接続できるもので…と考えていましたし、もうちょっと新しいものを候補に挙げていたのですが、Bluetooth対応だったり、結局同軸ケーブルなりが買い替えだったりでいまひとつコレ!というのがなかったんですよね。
    またCHORD MojoにALO audio Rxという三段重ねも気楽さには欠けるところもあり、もっと気軽に聴けるものにしようと路線変更して選びました。

    Pono Playerといえばニール・ヤング氏が手がけ、Ayre監修で作られたもので、当時は憧れたものです。
    奇しくもiBasso DX90とは同じES9018K2Mを使ったものですが、据え置き機と同様、DACチップで音が決まるほど単純ではなく、まるで別物の音がしています。

    Pono自体はすでにサービスが実質停止したような状態になっていますし、後継として予定されていた上位モデルも世にでることがないまま終わりそうな雰囲気です。
    噂では当初はAyreではなく、MERIDIANと組んで今で言うところのMQAを使った配信を検討していたらしいですね。
    それだとまた違った未来があったのかもしれませんけど、個人的には普通にFLACのほうが嬉しいです。
    その後のファームウェア更新でDSDにも対応していますが、内蔵メモリはかなり遅いですし、ライブラリのスキャンも相当時間がかかる辺りは覚悟して使う必要はあります。
    なおファームウェアは最新の1.0.6になっていました。

    最初に困ったのは、これまでiBasso DX90で使っていたmicroSDXCカード(TOSHIBAの64GB)を挿してもライブラリのスキャンが一向に終わらないという問題でした。
    exFATも大丈夫という情報だったのですが、相性でもあるのでしょうか。
    カードの空き容量も20%くらいあったほうが良いらしいですし、そういう部分も万人受けするようなDAPでは決してありません。
    とりあえず内蔵メモリに入れて動作確認した後、手持ちの16GB(FAT32)も試したところ、こちらは問題なく認識してくれました。
    念のため、Sandiskの64GBも追加注文してありますけど、こちらはまだ届いていません。

    操作系や画面は評判よりは悪くなく、レスポンスも見た目も悪くないのかなと。
    まぁiBasso DX90も似たようなものなので、それと比べて、という話になりますが。
    音はもう不満が一切ない感じでして、多少ケレン味みたいな味付けはありますが、音の広がりを若干強調しながらもバランスの良い鳴り方をしてくれます。
    試しにSENNHEISER HD600やHD598も鳴らしてみましたが、普通にバリッと鳴ってくれますし、据え置きのLUXMAN P-1より良い面もあるほどです。
    実際にはHD25-1 IIがいちばん相性が良い(密閉型なのでリビングでも使いやすい点も含めて)ようで、音の厚みもガシッと実体感のあるものでジャズやクラシックなどもこぢんまりまとまらず、スピーカーで聴く感覚にだいぶ近い印象で楽しめるようになりました。

    独特の形状も最初はどうかな?と思ったのですが、想像以上に持ちやすく感じるのはガラケーっぽいサイズ感だからでしょうか。
    3.5mm3極x2のりケーブルを使えばバランス駆動もできるので、それも試してみたいとは思いますが、今のところは普通に使いやすい通常モードでも良いかなと。

    バッテリーのヘタリもちょっと心配ですが、公称の8時間はどうかな?とは思いますけど、6時間くらいは大丈夫そうです。
    むしろ充電時間が長い気はしますけどね。
    今からこれを買うのをオススメできるか?と言われるとちょっと躊躇するところはありますが、やっぱりポータブルもアナログ部や作り込み次第だなというのは体感できる一台ではないかと。
    少なくとも私には相性の良いDAPだったので、できるだけ長く動いてくれると良いなと願っています。

    Filed under: Audio
    2018/07/16 2:00 pm | Pono Player はコメントを受け付けていません

Comments are closed.