PHILIPS EG1000、2台目

PHILIPSのMCヘッドアンプ「EG1000」の2台目を導入してみました。

少し前にEG1000を追加してみて思いのほか良かったのと、JC-1ACがやはり本調子とは言えず、それならJC-1ACで昔流行っていたモノラル使いをこのEG1000でやってみるのも面白いのではないかなと。

今回の個体も「電源入りました」くらいのものだったので、DCオフセットを確認して動作も問題ないことを確認しました。
内部もこれといった問題はなさそうですし、1台目にあったDIPスイッチの接触不良もありませんでした。

そういうわけで、一連の動作確認を終えたらモノラル使いを試してみます。
それぞれ左右別々に入出力する形で、アースはフォノイコライザのKRELL PAM-3のほうに結線するのを主体とし、そこからヘッドアンプに戻すケースとつながないケースで試しました。
元々、EG1000はJC-1ACのようにフロートの擬似バランスみたいな受け方のようなので、GND落とさなくてもハムは出ず、むしろ筐体の置き場所の影響のほうが大きいのですけどね。

モノラル使いでまず感じたのはセパレーションの良さです。
当たり前といえばそれまでなんですが、カートリッジにYAMAHA MC-1xを使ったこともあってとりわけカートリッジのセパレーションの良さがそのまま出たような印象です。
音の濃さは少し薄まってスッキリしたような印象も受けますが、悪影響というよりは混変調が減ったのかなという感じがします。
個体差による左右差もほぼ感じられず、安定して動作してくれていて、もう他のヘッドアンプは不要かなと思うほどです。

ハムに関しては縦積みしているのでやはり多少拾っている部分はありますけど、ヘッドホンで無茶に音量を上げてやっと聞き取れる程度ですから気にしすぎなくても良いでしょう。
一応、使っていないチャンネルはショートピンを挿して対策はしておきました。

ヘッドアンプはSONY HA-55、YAMAHA HA-1、Mark Levinson JC-1ACとありますが、EG1000から変えてみても良いかなと思うのは案外、SONY HA-55かな。
HA-55は性能面で優位というより楽しく聴ける要素があるからです。
JC-1ACは切れ味の鋭さという点では未練がないわけではないですけど、状態が悪いと結局は安心して聴けないですからねぇ。

だいぶMCヘッドアンプの旅をしてきましたが、どうやらこの辺りで落ち着きそうな気はしています。
PAM-3だってMCは受けられますし、Accuphase C-280Lも持っていますから、どう考えても持ちすぎですしね。

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