• 019月

    オンゾウ・ラボのスタイラスクリーナーが思った以上に使い勝手が良くて活躍していますが、それに関連してか偶然見つけた同社のヘッドシェル「CAMEO」をゲットしてみました。

    調べてみたものの、全く情報がなく、せいぜい現行のCALLASというのが見つかる程度です。
    こちらはヘッドシェル本体に導電性の高剛性高分子複合プラスチック、カートリッジ取り付けベースにゼリー状の素材が使われていて、ゼロダストに似ていますね。
    表記の仕方などを見る限り、今回のCAMEOはずいぶん昔のものだろうと推測されます。

    今回のものも高剛性高分子複合材と書かれていますので、その部分はほぼ共通なのでしょう。
    日本プランニングさんはプラスチック加工が専業みたいですし、それを活かしての製品化なのだと思われます。
    それにしても漢字で「音像」と書かれていたり、ヘッドシェルに名前のとおりカメオが付いてたりする辺りはなかなかにアンティークな雰囲気ですね。

    最初ちょっと躊躇したのは指掛けと言いますか、ヘッドシェルの持ち手部分が一体構造なので持ちにくいかなぁと。
    ただわざわざ外して使っている方もいらっしゃいますし、意外と摘めばそうでもない感じです。

    それでも実際にカートリッジを取り付けるまではしばらく放置してしまったのは、この部分がカートリッジを誤って破損させないかといったところで大丈夫かなぁという心配があったのかもしれません。
    どのカートリッジに使おうかというのも少し悩みましたが、最近、MA-505で出番の増えているAccuphase AC-1がGraceの古いものですし、コレにしました。

    取り付け具合とか精度などは非常に良く、使いやすいです。
    取り付け穴はきっちりヘッドシェル側にネジが切られていますから、オフセットはある程度妥協する形にはなります。

    リード線も余っているMy Sonic Labを使おうかとも思いましたが、せっかく短めのOFCのものが付属しているのでそちらを使いましたが、コレは長さがやや中途半端で取り回しやすいとは言えませんでした。
    後述しますけども、音質面では素直で良いリード線でしたけどね。
    ちなみにネジもかなり多様な長さのものが用意されていますが、こちらは樹脂製ではなく、アルミ製だと思われます。

    早速、MA-505に装着して水平等の調整をしておきました。
    重量は以前のGraceよりは軽いものの、純正のウェイトのみでは対応できなかったのでサブウェイトも併用しています。

    音はとにかく素直で、ヘッドシェルの音色もやっぱりずいぶん乗っていたのだなと感じます。
    癖が少ないという点ではZYXのような風合いになり、余計な響きが減っているのが体感できます。
    とりわけ楽器の位置が明瞭になって、余分なケレン味が削ぎ落とされたような感じがしますね。

    AC-1はアルミ系のカンチレバーで元々もそんなにクセが強いほうではないと思いますから、ちょっと高域が強い印象のあるAC-2とか、Audio-technicaなどと組み合わせると良いかも。
    おそらくカートリッジによってはややおとなしくなり過ぎる傾向が出ることもあるかもしれません。

    現行のCALLASはずいぶんなお値段ですし、そもそもほとんど見かけることすらないと思いますが、プラスチック系の素材を複合するのは意外と良さそうです。
    もうちょっと手軽に試せるようにスペーサーなどがラインナップされていると面白いのかなとも感じました。

    Filed under: Audio
    2019/09/01 12:00 pm | ONZOW HEADSHELL CAMEO はコメントを受け付けていません

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