• 205月

    ラックスマンからAB級プリメインアンプ「L-507uXII」が6月下旬に発売されるそうで。

    L-507uX」の後継だそうで、これは2012年発売ですから5年周期というのはなかなか良いタイミングかなという気がします。
    前回は3パラになったのと信号経路の見直しをしたのが改良点でしたが、今回も3パラは継続で、後者の信号経路の見直しがさらに強化されて「ビーラインコンストラクション」なるものが採用されています。
    これはミツバチの最短ルート探索にちなんだ名前のようで、いわゆる巡回セールスマン問題ですね。
    「巡回セールスマン回路」じゃ、何かを売りつけられそうだからこういう名前になったんでしょう。
    なにかそれに関連した解法を持った基板設計をやったのか、それともイメージ的なものかは定かではありませんが、入力から出力までをなるべく短くした、というのは間違いないでしょうね。
    ルートだけでなく、内部配線も独自のOFCワイヤーが採用されているそうです。

    残念ながら内部写真がないので、実際にどういう流れになってるのかが分からないのがちょっと残念です…。
    ただ背面写真を見ると、入力端子が上部に、スピーカー端子が本体下部に配置されていて、サービスコンセントがなくなった点を除けばL-507uXに類似の端子配置となっています。

    もちろんそれ以外にもODNFがバージョン4.0になっていたり、LECUAが新しいLECUA1000を搭載していたりと、着実なステップアップをしてあります。
    重量も23.9kgから25kgと重くなっていますが、コンデンサ容量は変わってないようですし、消費電力も変化はないみたいです。
    インシュレータはグラデーション鋳鉄製と記載がありますが、前モデルにはそれがないのでその違いもあるのかもしれません。
    お値段は48万円と決して安くはありませんが、保証体制も強化されていますし、そういう意味では安心感のあるプリメインアンプとして人気が出そうだなと思います。

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    Filed under: Audio
    2017/05/20 12:00 pm | LUXMAN L-507uXII はコメントを受け付けていません

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