• 0811月

    LUXMANからMQA対応のCDプレーヤー「D-03X」が12月下旬に発売予定だそうで。

    ROHMのMUS-ICを搭載したD-10Xのほうが話題だと思いますが、あえてそれといっしょに出してきたこちらを取り上げてみたのはある意味、好対照だなと感じたからです。
    まず、DACは非常にオーソドックスにPCM1795をデュアルで積むという形です。
    LUXMANは昔もフルエンシーをやってみたり、意外と新しいことに積極的なところがあると思いますし、おそらくMUS-ICは完成度も高いのだろうと思いますが、差別化もあるでしょうから、このクラスには「普通のDAC」を積んできたのでしょう。

    またお値段もあるとは思いますが、SACDには対応させない形でありながら、MQA-CDに対応させているというのも面白いところです。
    D-10XはMQA-CDにも対応していますし、将来的にはMQA-CDがもっと普及すると見込んだのでしょうか。
    USB入力では32bit/384kHzのPCM、11.2MHzまでのDSDに対応しているわけですから、トランスポート以外はSACDに十分対応しているわけで、そこであえて「CD専用メカ」を選んだというのも興味深いです。
    そもそもD-05uの後継という位置づけのようですから、言い方を変えれば「SACDを切った」とも言えるかなと。
    お値段的にD-05u(350,000円)よりかなり下げて268,000円に設定したかったというのもあるでしょうし、SACDはメカだけでなく、将来的には複合チップの問題も抱えているというのもあるのかも、などと深読みしてしまいました。

    DSDに関してはUSBのみで対応する形となりますが、ここもBulk Pet転送のサポートなどデジタルセンター(古臭い呼び方)的なところをしっかり押さえてあります。
    同社は相変わらず内部写真は公開していないので、D-10Xとどれくらい差があるのかが良く分かりませんけど、「ディスクも聴きたい」といったニーズであればかなり良い選択肢にはなってきそうです。
    あとはもう聴いてみないことには分からないわけではありますが、そもそも選択肢がなければ候補になることもないわけで、あえてD-10Xという「全部入り」といっしょに発表してくれたことはありがたいかなと感じた次第です。

    Filed under: Audio
    2019/11/08 1:00 pm | No Comments

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