• 1612月

    冬場になってLINNのパワーアンプ「LK140」のトランスからブーンという唸り音が気になるようになりました。

    トランス唸りの原因としてはAC電源へのDC波の混入が原因の場合が多いそうで、まさにうちの場合もそれかと。
    LK140の機材固有の問題ではなく、以前もmicromegaでもトランス唸りはあって、どうも暖房器具などを多用する時期になるとひどくなるようです。
    自分の家の中の暖房器具はTDKのノイズフィルターで自作した電源タップを経るようにして対策していますが、古いビルですから周囲の影響もしっかり受けているのでしょう。
    もちろん設計上配慮されていれば唸りにくくなるんですけど、海外製アンプはむき出しのトロイダルトランスですからねぇ。

    ということでダメ元でとりあえず色々と対処方法を検討してみました。
    まずは外側からネジで留めてあるトランスのネジの緩みを締めましたが、これは筐体に振動が伝わってむしろ逆効果でした。
    留めてあるのはまさにそのネジだけで、筐体の底板に共鳴して耳障りなんでしょうね。

    そこでまずは元々のゴム足から先日スピーカーから退いた真鍮円錐スパイクとinakustikのスパイク受けをLK140の足にしてみました。
    トランス唸り対策だけでなくインシュレーターとしての効果も期待して…だったわけですが、効果としてはむしろそちらの音への影響のほうが大きかったですね。
    スピーカーはともかくとして電子機器の足回りで音が変わるというのもかなり説明が付きづらいんですけど、音像が締まった印象です。
    アンプといえどスピーカーからの振動を受けているわけで、それで部品が振動することで音に変化が出るんでしょうか。

    そうなるとあとはもう内部ですから回復してトランス部分を指先でコツンと弾いてみると、なにやら唸り音に似た響きの音が聴こえてきます。
    ただ、音はどうもトランスや筐体とは別のところから聴こえてきていて、それを辿って行くとなんと電解コンデンサーでした。
    大きいコンデンサーだとステイ金具が付いていたり、足元をグルーガンなどで固めてあったりするんですけど、LK140はコンデンサーの足だけで立ってるようです…。

    本来ならグルーガンや結束バンドなどで固定しちゃうのが良いのでしょうが、それもちょっと手を加え過ぎだと思い、とりあえずコンデンサーの上面に制振ゴムを貼り付けることに。
    これも防爆弁を塞ぐことになるのでちょっと気が引ける部分もあるんですが、上カバーに少し両面テープを貼って取り付けることにしました。

    あとは一時的にプリアンプ側に移動させていた仮想アースをLK140に移して、当面の対策は完了です。
    厳密に言えばまだトランス自体は唸ってますが、トランスが唸っても実際のリスニングポジションでそれが耳につくことがなくなったのは何よりです。
    さらに対処するとすれば、DCサプレッサーを自作することでしょうか。
    パワーディストリビューターの前段に装着したら面白そうだなぁと思いますが、それなりに部品調達と電子工作が必要なのが…。
    できればキット販売とかがあれば良いのですけどね。

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    Filed under: Audio
    2013/12/16 12:00 pm | 4 Comments

4 Responses

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  • shigechan Says:

    今日は。

    ケミコンが劣化して容量抜けしてる可能性は無いですか? 長年トランスの振動に晒されていたら劣化している可能性はあるのではと思います。
    同一スペックのケミコンなら新しい部品の方が小さい可能性があるので、隙間へクッション性のある物を詰めてからインシュロックで止めるのが良いと思います。

    更にトランスですが、これはプレートのような物に載っているんでしょうか? そうならば”セルダンパー”や”ポロンミニパット”などを使ってラバーダンプすれば良くなると思います。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    1998年発売のモデルですからもう15年経っていますし、劣化の可能性は否定出来ないでしょう。
    ただ、今もコンデンサの間に微妙な隙間があるので詰め物をすることはできそうです。

    トランスは底板に太めのネジ一本で留めてあるだけのようです。
    ポロンミニパッドを検索したら、shigechanさんのレビューに行き当たりました。
    今のところ耳障りなレベルは脱しましたが、さらにひどくなるようならトランスの下の制振を考えてみたいと思います。
    情報、大変ありがとうございます。

  • shigechan Says:

    ドモドモ(^^)

    いや寒いですね! 明日は雨とか雪とか言ってますが、勤務先は横浜の北部で川沿いですから雪が降るかも・・・。

    パワーアンプ電源部のケミコンは常時それなりの充放電を繰り返していますし、更に振動が加わると良くないと考えました。

    ポロンミニパット(商品の表記はパットになっているんですよね)は直径の大きなソフトタイプが振動抑制によく効きます。インクジェットプリンターの振動や騒音を押さえ込み、プリンターを載せているラックの揺れまで無くなりました。ちなみに”東急ハンズ”が安いようです。
    それにしてもMacBSさんの所はカメラとオーディオ機材の宝庫になってきましたね(^^)

    話は変わりますが、寝るときにiPodで使って居たソニーのイヤホン:MDR-888が故障し、初めてSUREのイヤホンを買いました。SE535-J-Vと言う機種ですが純正のケーブルはちょっと硬いと聞いていたので、オヤイデの交換ケーブルも購入しましたので、その内レビューします。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。
    こちらも山間部は雪のところもあるみたいです。

    振動に関しては筐体の外側に制振ゴムを使ったこともありましたが、自身が振動源だと唸り音低減にも音質的にもかえって逆効果でした。

    カメラは相変わらずですが、オーディオのほうは適宜処分もしているのでそう増えてないかも。
    独身時代はスピーカーが11台なんてこともあったので、それに比べれば少ないくらいです。

    それにしてもSE535は羨ましいです。
    うちも紗羅の就寝前用にSE215が良いかなぁと思ってるところです。