• 0912月

    もうだいぶ前になりますが、finalのハイブリッドイヤホン「MAKE2」をゲットしました。

    紗羅にE5000をプレゼントし、私がE4000を使う形だったわけですが、他のシリーズはどんな感じなんだろう?と。
    finalユーザーには多いパターン(?)ですよね。
    MAKEシリーズはそもそもクラウドファンディングで資金調達するところから始まったわけですが、現在はダイレクトストアで一般発売されています。
    特徴はなんといっても自分でカスタマイズができるという点です。
    シリーズ最上位のMAKE1は77通り、MAKE2,3は847通り以上の組み合わせにカスタマイズできます。

    そのためのドライバ等の工具も付属していまして、これで音導管A(10種類11パターン)、音導管B(6種類7パターン)、ドライバーホルダー(10種類11パターン)を自由に組み合わせられるというわけです。

    シリーズ3モデルで筐体やケーブルが異なるのは他のfinalのモデルに近いですが、MAKE2は「ステンレス筐体ガンメタリック仕上」でケーブルはE4000相当のものかと思います。
    またドライバ構成もモデルで異なり、MAKE2はBA型ドライバーが1基、ダイナミック型ドライバーが1基というハイブリッドです。

    シリーズの中からMAKE2を選んだのはユニット構成がヘッドホンの「PANDORA HOPE IV」に近い構成なので、音傾向も近いのではないかと思ったからです。
    ケーブルは紗羅のE5000でシルバーコートケーブルが優秀なのは分かっていましたが、そこはPLENUE Sで使うことが多いですから、ひとまずALO audio Tinselの3.5mm4極に交換する形なら良いかなと。

    とはいえ、最初は動作確認も兼ねてノーマルケーブルで聴いてみました。
    エージングもまだ十分な段階ではありませんが、E5000の深遠な描写に冴えのある高域が加わった感じで狙い通りの音傾向です。
    もちろんヘッドホンとはやはり多少違って、イヤホンのそれではありますし、低域はもうちょっと出ても良いかなとは思いますが、そこはまさにチューニングできる部分ですし、エージングが進むにつれて伸びてきています。

    色々聴き直したくなるところがPANDORA HOPE IVにやっぱり近いなと思いますし、ピアノが美しく際立つところも同様ですね。
    ただし、BAは広がりを演出する方向では使われておらず、どちらかといえば帯域ごとに割り振られた感じなのは多少異なるかもしれません。

    チューニングもやってみたい気持ちはありますが、まずは十分にエージングしたいということで、先にケーブルをTinselにするところから始めました。
    Tinselのほうがさらに低域は細手になる傾向はありますが、高域は歪みが少なく広がりもあるものです。
    余韻の描写がさらに細かく出てきて、現代的でハイレゾの良さも引き立ちますが、CD音源でも全く同じようにいろんな音が溢れてくるのが不思議な感覚です。
    BAとダイナミックをバランス良く用いることで音数が増えるのと、細かな音のニュアンスが引き出されてくるからだと思います。

    その代わり、リバーブや息遣いなどが結構明瞭にバレるところがあります。
    ここはSONOROUS IIIにやや似ていますが、別にモニタ的に穿り出す感じではなく、自然と聴き取れるような雰囲気なので細かいところが気になったり、尖った印象ではありません。
    そうやってエージングが進んでくると、音に広がりが出始め、カナル型とは思えないような、あらぬ方向から音が飛んでくる感じがますます強まってきています。
    まさにPANDORA HOPE IVのそれに近づいてきてくれているようで、さらなる進化が楽しみです。
    時間的にはまだまだエージングに掛けたほうが良いとは思いますが、落ち着いたら今度はリケーブル(?)、そしてカスタマイズと長く楽しめるイヤホンになってくれると思います。

    Filed under: Audio
    2018/12/09 12:00 pm | final MAKE2 はコメントを受け付けていません

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